憲法の良いとこ発見しませんか?


by sasakitosio

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 4月18日付東京新聞朝刊23面に、「本音のコラム」という欄がある。筆者は、文芸評論家・斉藤美奈子氏だ。

 今日は、この筆者に学ぶことにした。

 まず筆者は、「旧大蔵省の接待汚職事件が発覚したのは今から20年前、1998年だった。私たちが驚いたのは、接待にノーパンしゃぶしゃぶ店が使われていたことである。

 イメージがた落ち。大蔵省ってそんな組織だったのか。」と切り出した。

 続けて筆者は、「財務省のイメージは、今またがた落ちである。

 女性記者へのセクハラ疑惑は否定するも「お店の女性と言葉遊びを楽しむようなことはある」と述べた福田淳一次官。  
 次官の責任は問わず、当該の女性記者に名乗り出よと促した財務省。おそるべき人権意識の低さである。

 文書改ざん問題ですでに崖っぷちなのに、自ら崖下に飛び込むとは。

 このところ、この種の恥、いや差別の上塗りが後を絶たない。

 福田次官が「セクハラに該当する発言をしたという認識はない」のは、彼が「言葉遊び」の常習犯だったことをうかがわせるが、このような人が出世し、責任も問われない以上、財務省は伝統的にセクハラに甘い組織だと思われても仕方がないだろう(ノーパンしゃぶしゃぶの省だもん)。と指摘した。

 最後に筆者は、「土俵問題で批判の矢面に立たされた相撲協会は「ちびっこ相撲」への女子児童の参加を「安全面に配慮した」という理由で拒否した。

 これもまた差別の上塗り。伝統か差別かではない。「女性差別という伝統を」を彼らは守りたいのだ。反省の色がなさ過ぎる。あっちもこっちも同じ穴のムジナだよ。」として締めくくった。

 読んで勉強になった。

 「旧大蔵省の接待汚職事件が発覚したのは今から20年前、1998年だった。私たちが驚いたのは、接待にノーパンしゃぶしゃぶ店が使われていたことである」とのこと、

 「文書改ざん問題ですでに崖っぷちなのに、自ら崖下に飛び込むとは。このところ、この種の恥、いや差別の上塗りが後を絶たない」とのこと、

 「土俵問題で批判の矢面に立たされた相撲協会は「ちびっこ相撲」への女子児童の参加を「安全面に配慮した」という理由で拒否をした。これもまた差別の上塗り、伝統か差別かではない。「女性差別と言う伝統」を彼らはまもりたいのだ」とのこと、等々筆者の指摘で改めて考えさせられた。

 人間みな平等という意識の徹底を、男も女も、組織の上も下も、何時でも何処でも、図れないものだろうか?

 個体としての人間には「個人差」は避けようがない。その個人差を多様化として楽しむ文化をつくれないものか?

 社会に、人口が増えれば組織をつくって運営しなければならない。組織が機能するためには、上下の秩序をつける必要がある。組織の上下は、人間の価値の上下ではない。なのに、そこに勘違いの元があるような気がする。

 自分が年を取って、組織の地位を失った「人」を多く見るようになった。そして、感じるのは「 組織を離れた後に、組織での地位の低かった「人」が組織で地位の高かった「人」より、地域社会で生き生きと活躍している」ことであった。


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by sasakitosio | 2018-04-19 06:59 | 東京新聞を読んで | Trackback

 4月17日付東京新聞朝刊25面に、「本音のコラム」という欄がある。筆者は、ルポライター・鎌田慧氏だ。

 今日は、この筆者に学ぶことにした。

 まず筆者は、「トランプ米政権のシリアへのミサイル攻撃まで支持した安倍首相。渡米中は、リゾート地でゴルフ三昧とか。

 しかし、支持率は急落している26.7%(NNN調べ)。尻に火がついている状態で、命運尽きようとしている。」と切り出した。

 続けて筆者は、「加計問題。「首相の説明に信憑性がない」が66%。ウソつき、改竄首相として歴史に記憶されよう。

 共同通信の世論調査でも、女性の回答は「首相が信頼できない」が61.7%。泥船内閣である。

 自浄能力を欠いた政権党の危機は深まっている。

 妻が名誉校長を務めていた小学校が、ただ同然で国有地を入手。「腹心の友」が経営する大学が1校だけ、50年ぶりに認可された獣医学部の受け皿になった。それらに関する公文書は、改竄隠蔽。安倍首相は「ウミを出し切る」と官僚に責任を押し付けて、まるで他人ごとだが、ウミの発生源は本人自身なのだ。」と指摘した。

 最後に筆者は、「この驚天動地の二つの不祥事件は、安倍首相が首相でなかったら、発生していなかったのは自明の理である。

 まったく自省の足りない首相は取り巻きを引き立て、韓国の大統領のように行政をねじ曲げた。

 この汚れた両手で、世界に誇れる平和憲法が絞殺されるのは、あまりにも不幸だ。

 防衛予算は過去最高、増額した分は押し付けられた米製兵器の輸入に回される。

 この国はどこへ向かうのか、私たちの理知と怒りがまだ足りない。」として締めくくった。

 「加計問題。「首相説明に信憑性がない」が66%」とのこと、

 「共同通信の世論調査でも、女性の回答は「首相が信頼できない」が61.7%」とのこと、

 「安倍首相は「ウミを出し切る」と官僚に責任を押し付けて、まるで他人ごとだが、ウミの発生源は本人自身なのだ」との指摘、

 「まったく自省のたりない首相は取り巻きを引き立て、韓国の大統領のように行政をねじ曲げた」との指摘、

 「防衛費は過去最高、増額した分は押し付けられた米製兵器の輸入に回される」との指摘、等々はよく理解でき納得した。

 筆者は「私たちの理知と怒りがまだ足りない」と指摘する。たしかに、内閣や官僚の「居直り」を厳しくただす「システム作りの理知」が足りないかもしれないし、内閣や官僚の「居直りに対する怒り」が足りないのかもしれない。これも、社会の老化現象の表れか?
 今日の東京新聞朝刊25面で、16日夜、三等空佐が小西参議院議員に「お前は国民の敵だ」罵声を浴びせたとの記事を見て、驚いた。またその記事中で、陸自中央の左官の発言として「日報の探索の指示が不明確だったり、時間がない中で探索に追われている。隠蔽と言われ続けることに怒りをずっと感じている」が報じられた。
 自衛隊内で「怒り」がたまっていることを初めて知った。  しかもその矛先が「安倍内閣」でなく「野党の国会議員」に向かったことに違和感を感じた。  

 


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by sasakitosio | 2018-04-18 07:04 | 東京新聞を読んで | Trackback

4月16日付東京新聞朝刊21面に、「本音のコラム」という欄がある。 筆者は、看護師・宮古あずさ氏だ。

 今日は、この筆者に学ぶことにした。

 まず筆者は、「加計・森友問題を通して私は、不正への諦めを自覚した。根っこにあるのは、現状を受け入れ、適応する傾向、これは看護師には必要な性質という面があり、悪いとばかりも言いきれない。」と切り出した。

 続けて筆者は、「私は人の関係が難しいと感じた時は、相手への期待値を下げる努力をする。特に相手が長く生きた人であるほど、この傾向は顕著である。

 例えば、「男の医者を呼べ」と怒鳴る90代の男性に対し、男尊女卑を止めろと言ってもまず無理、罵声さえなければ良しとするほかない。

 しかし、これは看護師としてはよくとも、世の中を変えたいと願うには、弱い考え方ではないだろうか。

 人はそうそう変わらない。これは事実だと思う。しかし、政治状況を変えたいなら、特に今の政権を支えている人に、変わってもらわなくてはならない。」と指摘した。

 最後に筆者は、「最近、それが可能と考えられる報道を目にした。4月10日付のロイターによれば、トランプ大統領誕生を後押しした教育水準の高い高齢の白人有権者が、秋の中間選挙では共和党から民主党に変わる可能性が高まっているそうだ。

 政治による分断が深まっているのは日米とも同じ。この変化が日本にもと期待したい。投票先は、イデオロギーのみでは決まらない。

 自分も含め。今いさめるべきは妄信と狂信。批判票、という票を常に意識したい。」として締めくくった。

 読んで勉強になった。

 「人はそうそう変わらない。これは事実だと思う。しかし、政治の状況を変えたいなら、特に今の政権を支えている人に、変わってもらわなくてはならない」との指摘。

 「4月10日付のロイターによれば、トランプ大統領誕生を後押しした教育水準の高い高齢の白人有権者が、秋に中間選挙では共和党から民主党支持に変わる可能性が高まっているそうだ」とのこと、等々のことを知ることが出来、アメリカでの変化に期待したい。

 良くも悪くも、アメリカで起きたことが少し時間をおいて日本に上陸する「文化?」が過去に多かったから。

 「投票先は、必ずしもイデオロギーのみでは決まらない。自分も含め、諌めるべきは妄信と狂信。批判票という票を常に意識したい」との筆者の考えは賛成だ。ただ、選挙はちょこちょこないので、比較的多く目にする「支持率」を活用したい。政党、内閣、政策等々へ支持率に、どのように影響を与えることが出来るか、マスメデイアも有権者も真剣に考え、対策を取るべきではないか、と思った。

 

 


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by sasakitosio | 2018-04-17 06:36 | 東京新聞を読んで | Trackback

4月15日付東京新聞朝刊25面に、「本音のコラム」という欄がある。筆者は、法政大教授・山口二郎氏だ。

 今日はこの筆者に学ぶことにした。

 まず筆者は、「映画「チャーチル」を見た。第二次世界大戦の緒戦でドイツが優勢を極め、英政府内にも対独融和派がいた。これに対し、チャーチルがナチスと闘い抜くという決意を議会演説で訴え、議員や国民を鼓舞する場面が圧巻である。融和派の閣僚が、チャーチルは言葉を武器に変えたと述べたセリフも印象的だった。」と教えてくれる。

 続けて筆者は、「安倍首相もこの映画を見たそうだ。首相は、チャーチルとは真逆の意味で言葉を武器にしている。彼の発する言葉はことごとく国民をうんざりさせ、政治なんてこんなものと虚無的にさせる。

 国会で自分や下僚が嘘をついても、問題ないと強弁し続ければ国民もすぐに忘れると高をくくっているのだろう。

 チャーチルの「我々は絶対に屈服しない」という名言も,たぶん首相は我田引水で理解しているのだろう。チャーチルは民主主義を破壊するナチスと戦ったのに対し、首相は自ら民主主義を壊しているにも関わらず、足を引っ張る野党やマスコミに屈服しないという決意を新たにしたのではないか」と指摘した。

 最後に筆者は、「チャーチルは演説を行う直前、地下鉄に乗ってロンドン市民の声を直に聞いて、自由を守る決意を固めた。

 わが国の首相は市民の声など聞きたくないのだろう。

 ならば聞こえるまで声を上げるしかない。我々が虚無主義になれば、あちらの勝ちである。」として締めくくった。

 読んで勉強になった。

 筆者は「映画「チャーチル」を見た。」とのこと、

 「チャーチルがナチスと戦いぬくという決意を議会演説で訴え、議員や国民を鼓舞する場面が圧巻である」とのこと、

 「融和派の閣僚が、チャーチルは言葉を武器に変えたと述べたセリフも印象的だった」とのこと、等等を知ることが出来た。
 筆者に感動を与えた「チャーチル」の名演説の話を聞いて、過日テレビで「ヒトラーが演説を封印された」とのことをテレビで知って驚いた、事を思い出した。

 第二次大戦は、ヨーロッパで演説の名人が現れたタイミングであったのか。

 また、「安倍首相もこの映画を見たそうだ。<中略> 彼の発する言葉はことごとく国民をうんざりさせ、政治なんてこんなものと虚無的にさせると。」との指摘はその通りだ。

 そこには、ヒトラーやチャーチルのような、国民を鼓舞するような迫力は全くない。そのことは、日本国民とって幸運なのか、不運なのか。

 


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by sasakitosio | 2018-04-16 06:46 | 東京新聞を読んで | Trackback

4月14日付東京新聞朝刊25面に、「本音のコラム」という欄がある。筆者は、文筆家・師岡カリーマ氏だ。

 今日は、この筆者に学ぶことにした。

 まず筆者は、「学生時代、日本に遊びに来て温泉に連れて行かれた。驚いたのは7.8歳の男子が、母親と女湯に入っていたこと。

 もう異性に興味を持つ年頃だ。周囲の女性を一生懸命見ている。私も見られて不愉快だったが、女子も小学生のうちは父親と入浴すると説明され、そのおおらかさというか、垣根の低さに驚いた。

 ミニスカートで脚を開いて座る女子高生の無防備さも、そこに起因するのではという指摘もあった。」と切り出した。

 続けて筆者は、「鉄道の女性専用車両に抗議して集団で乗り込んだ男性の報道に触れ、思い出したのが温泉での経験だった。

 痴漢防止目的と知りながら、専用車両を「逆差別」と叫ぶ発想は一見不可解だが、あの年で女湯に入れてもらえた少年なら大人になって「おれも乗せろ」と言っても理解できる気がする。」と指摘した。

 最後に筆者は、「この女性車両、エジプトの地下鉄を参考にしたと聞いたことがある。あちらでは、男性が誤って女性車両に駆け込むと、女性客に怒鳴られるのは当然、そうでなくとも気の毒なほど動揺している。

 故意に乗るなど男の沽券にかかわると言うだろう。空いていれば一人か二人は男性が平然と乗っている日本の女性専用車両とは少々異なる。

 そのエジプトでも、痴漢は深刻な社会問題だ。

 女性の大半がヒジャブ(ムスリム女性のベール)を着用するにもかかわらず、である。女性の服装に責任転嫁するのは誤りだという証拠だ。」として締めくくった。

 読んで勉強になった。

 「学生時代、日本に遊びに来て温泉に連れて行かれた。驚いたのは7.8歳の男子が、母親と女湯にはいっていたこと。」とのこと、

 「女子も小学生のうちは父親と入浴すると説明され、そのおおらかさというか、垣根の低さに驚いた」とのこと、等々筆者の驚きを知ることが出来た。日本に生まれ日本に育ち、後期高齢者のなった者にとって、筆者の驚きは驚きだった。

 また、「この女性車両、エジプトの地下鉄を参考にしたときたことがある」とのこと。数年前、エジプト一人旅をした。ピラミッドの内外を探訪し、触りまくって来たが、それだけでは物足りず、地下鉄を使って「コブト教会」の探訪に出かけた。

 その時、カイロから出発の時は、女性ばかりが固まりでいたので、ウーマン、オンリーと尋ねる余裕があったが、帰りの地下鉄で急いで空いている乗車口から入ろうとすると、年配の女性から「手で払いのける」しぐさをされ、「なんじゃこれ」とむっと感じたことがあった。

 それが、エジプトの女性専用車両だったのだ。

 しかも、日本の女性専用車両のモデルらしいと知って、またビックリだ。


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by sasakitosio | 2018-04-15 07:36 | 東京新聞を読んで | Trackback
キンランその①

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                       キンランその②
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                        松葉雲ラン
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                        オオサカヅキ
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by sasakitosio | 2018-04-14 20:50 | 手賀沼をたのしむ | Trackback

 4月13日付東京新聞朝刊25面に、「本音のコラム」という欄がある。

 筆者は、作家で元外務省主任分析官・佐藤優氏だ。今日は、この筆者に学ぶことにした。

 まず筆者は、「官僚にとって重要な能力の一つが記憶力だ。特に各省庁の幹部となる官僚については、過去にあった出来事についてよく記憶しているというのが外務官僚あった経験に基づく筆者の認識だ。」と切り出した。

 続けて筆者は、「しかし、最近の官僚はそうでもないようだ。

 <学校法人「加計学園」の獣医学部新設計画を巡り、当時首相秘書官だった柳瀬唯夫経済産業審議官が愛媛県の担当者らに「本件は、首相案件」と述べたとされた文書が存在するとの一部報道に対し、柳瀬氏は10日、「自分の記憶の限りでは、愛媛県や今治市の方にお会いしたことはありません」と否定するコメントを発表した>(10日本紙電子版)

 同日の記者会見で、愛媛県の中村時弘知事は、職員の備忘録として「本件は、首相案件」と記載された文書が存在することを認めている。

 柳瀬氏におかれては、新聞に掲載されている愛媛県職員が作成した文書をよく読んで記憶を喚起していただきたい。」と指摘した。

 最後に筆者は、「ちなみに2002年の鈴木宗男事件に関連して東京地検特別捜部に呼び出された人たちが「記憶にない」と答えると検察官は「それならば思い出し方を教えてやろうか」と言って激しく訊問したという。

 こういう乱暴な物言いはしないが、柳瀬氏には職業的良心に基づき、真実を語る義務があると思う。」として締めくくった。

 読んで勉強になった。

 「官僚にとって重要な能力の一つが記憶力だ」とのこと、

 「柳瀬氏は10日「自分の記憶の限りでは、愛媛県や今治市の方にお会いしたことはありません」と否定するコメントを発表した」(10日本紙電子版)とのこと、

 「同日の記者会見で、愛媛県の中村時弘知事は、職員の備忘録として「本件は、首相案件」と記載された文書が存在することを認めている」とのこと、等々を知ることができた。

 本日の東京新聞の朝刊にも「柳瀬氏の国会招致容認」の見出しが躍っている。

 柳瀬氏に対しては、行った行為は「偏波行為」であったが、「犯罪行為」ではないのだから、事実経過を資料に基づき、そのまま発表すれば「気持ちがすっきり」するだろうに、と思った。

 また、県庁職員や市役所職員からしてみれば、数年来の懸案が「首相秘書官だった柳瀬唯夫経済産業省審議官」から「本件は、首相案件」と聞いた時の「欣喜雀躍、天にも昇る気持ち」が手に取るようにわかる。

 この問題が国会で時間と経費をかけて「審議」されなければならないこと自体が、民主主義の未熟であり、日本の政治の「なさけなさ」ではないか。


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by sasakitosio | 2018-04-14 07:00 | 東京新聞を読んで | Trackback

4月12日付東京新聞朝刊27面に、「本音のコラム」という欄がある。筆者は、日本総研上席主任研究員・河村小百合氏だ。

 今日は、この筆者に学ぶことにした。

 まず筆者は、「新しい職場に入ってみたら、厳しい業績評価と任期限定は自分たち新入りだけ。なのに隣室では成果は特に問われず、年功序列で定年まで昇給、――そんな職場なら逃げ出したくならないだろうか。

 5年前に国立大学教員の年俸制が導入されたのに、適用されたのはその後の新規採用のみで、全教員のごく一部。民間では業績評価は対象者全員に一斉に導入するのが普通。十分な効果が引き出せなくなるからだ。」と切り出した。

 続けて筆者は、「多くの国立大学では近年、この「年功序列」のもと給与制度改革なしに定年まで延長。これは民間ではまずありえない。

 運営費交付金が若手のポストに回らず、時代の流れに見合う講座編成が一層遅れるのも当然か。

 文科省技術・学術政策研究所の「NISTEP定点調査2016」で研究者から多かった回答は「シニア研究者と若手研究者で、成果主義の適用の仕方の違いや雇用面での格差が拡大」「若手研究者の危機的状況を見聞きした学生が研究職に希望を持ちにくく博士課程後記に進学しない」。

 国立大学法人の若手教員(40歳未満)数はこの2年で千人もへった。」と指摘した。

 最後に筆者は、「大学は次の時代の成長を生み出すエンジン。歴代のノーベル賞受賞者の研究もみな、若い時代のもの。意欲と志のある有能な若手に存分に力を発揮してもらえてこそ、研究業績も回復し、国も成長できるのだ。」として締めくくった。

 読んで勉強になった。

 「5年前に国立大学教員の年俸制が導入されたのはその後の新規採用のみで、全教員のごく一部。」とのこと、

「多くの国立大学では近年、この「年功序列」のもと給与制度改革なしに定年まで延長。」とのこと、

 「文部科学技術・学術政策研究所の「NISTEP定点調査2016」で研究者から多かった回答は「シニア研究者と若手研究者で、成果主義の適用の仕方の違いや雇用面で格差が拡大」「若手研究者の危機的状況を見聞きした学生が研究職に希望を持ちにくく博士課程後記に進学しない」」とのこと、

 「国立大学法人の若手教員(40歳未満)数はこの2年で千人も減った」とのこと、

 等々を知ることが出来た。

 若手研究者に夢と希望を持って研究していただき、シニアにも意欲と責任を持っていただき、全体として研究業績を上げ、結果として社会全体が豊かになる、そんな制度設計が出来ないものだろうか。

 「国立大学法人の若手教員(40歳未満)数はこの2年間で千人減った」とのことは、対策が急務であることを物語っている、と思った。

 

 


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by sasakitosio | 2018-04-13 06:57 | 東京新聞を読んで | Trackback

4月11日付東京新聞朝刊25面に、「本音のコラム」という欄がある。筆者は、文芸評論家・斉藤美奈子氏だ。

 今日は、この筆者に学ぶことにした。

まず筆者は、「高校時代、私はフェンシング部員だった。フェンシングにはフルーレ、エペ、サーブルの三種目があるのだが、当時の女子はフルーレだけ。他二種目に参加できないのは「決闘だから」という不可解な理由だった。ちなみに現在三種目とも女子の正式種目である。

 1896年の第一回アテネ五輪では全競技で女子の参加は認められていなかった。

 日本でも神社仏閣や富士山など霊山の多くが1872(明治5)年以前は女人禁制だった。

 スポーツでも宗教でも伝統芸能でも、時代の要請や社会の変化でルールは変わる。それが歴史の教えるところ。」と切り出した。

 続けて筆者は、「大相撲春巡業の土俵上で女性が救命に当たった件は土俵のルールを考え直す好機だった。これを緊急時の「例外措置」とする限り、問題は再燃し続ける。中川智子宝塚市長が「変革する勇気も大事でないか」と述べたのは当然だろう。

 とかいうと、じゃあ歌舞伎はどうだと反論する人がいるのだが、いいですか、これは女性を力士にさせろという話じゃないのだ。歌舞伎とて裏方の女性が舞台に乗ることまでは禁じてはいまい。」と指摘した。

 最後に筆者は、「「伝統だから」は合理的な理由がない証拠。救命の一件はルールを変更する大義になる。不祥事が続く相撲協会。この機会に差別をなくすのは、体質改善への第一歩になるはずだ。起死回生のチャンスである。英断を求めたい。」として締めくくった。

 読んで勉強になった。

 「1896年の第一回アテネ五輪では全競技で女子の参加は認められていなかった」とのこと、

 「大相撲春巡業の土俵上で女性が救命に当たった件は土俵のルールを考え直す好機だった」とのこ指摘、

 「「伝統だから」は合理的な理由がない証拠。救命の一件はルールを変更する大義になる」との指摘、等々をよく理解できた。

 平和の時代は、なぜか女性が似合う。

 アメリカの平和の女神像は、女性のようだし。いまどきは、女性を排除する理屈を探すのが難しいのではないか、とも思った。女性参加を前提に、ルールを変える知恵が必要なんじゃないか、と思った。


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by sasakitosio | 2018-04-12 06:22 | 東京新聞を読んで | Trackback

4月11日付東京新聞朝刊社説に、「加計学園の獣医学部新設での「優遇」疑惑の」ことが載った。

 今日はこの社説に学ぶことにした。

 まず社説は、「加計学園の獣医学部新設をめぐり、内閣府幹部が自ら学園側に「国家戦略特区の手法を使いたい」と提案したのは「加計ありき」を如実に物語るものだ。「優遇」疑惑は一段と深まった。

 このような出来レースまがいの行為が行われていたのでは「行政手続きが歪められた」(前川喜平・前文部科学省事務次官)との批判に、反論できるはずはあるまい。

 今回、焦点が当たった国家戦略特区は、国指導、トッププダウンでテーマや地域が決まるため、これまで恣意性や不透明さが指摘されていたものだ。

 小泉政権が導入した構造改革特区や菅政権の総合特区が自治体側の規制緩和要望を受けて検討するのとは対照的である。」と切り出した。

 続けて社説は、「愛媛県と今治市は2007年から14年まで計15回、構造改革特区で獣医学部開設を申請したが、毎回却下された。

 それが国家戦略特区になった途端、認められた格好である。その裏で、実は国家戦略特区を所管する内閣府の幹部が具体的なアドバイスを含めて戦略特区申請を提案していたというのである。

 政府関係者によれば、15年4月学校法人「加計学園」や愛媛県や今治市の担当者が内閣府で特区事業を担当する藤原豊・内閣府地方創生推進室次長(当時)と面談。

 藤原氏は「要請の内容は総理官邸からと聞いている」と発言したとされる。

 続いて一行は柳瀬唯夫・首相秘書官(当時)とも面会し、その際の記録文書の存在も明るみに出た。それに安倍晋三首相の秘書官が「本件は、首相案件」と語ったとの記録がある。

 昨年5月に文科省から流出した文書の「(早期開学は)総理のご意向」との内容と符合するものである。」と指摘した。

 最後に社説は、「柳瀬氏は新設に反対する日本獣医師会への対策や国家戦略特区でのカリキュラムの工夫といったことも指南した。

 これでは受験生にあらかじめ解答を教えるようなもので、出来レースもいいとこだ。

 新たにこれだけ疑惑の材料が加わった。

 それでも首相は「(獣医学部新設に)私が関与したと言った人は一人もいない」との言い逃れを続けるのか。41年来の友人である加計孝太郎・理事長を優遇する意向は本当になかったといえるのか。

 疑惑の解明には加計氏らの国会での証人喚問しかない。それを実現するのは首相をおいていない。逃げていては終わらないのだ。」として締めくくった。

 読んで勉強になった。

 「愛媛県と今治市は2007年から14年まで計15回、構造改革特区で獣医学部開設を申請したが、毎回却下されていた」とのこと、

 「政府関係者によれば、15年4月に学校法人「加計学園」や愛媛県、今治市の担当者が内閣府で特区事業を担当する藤原豊・内閣府地方創生推進室次長(当時)と面談。藤原氏は「要請の内容は総理官邸からと聞いている」と発言したとされる」とのこと、

 「続いて一行は柳瀬唯夫・首相秘書官(当時)とも面会し、その際の記録文書の存在も明るみに出た。それには安倍晋三首相秘書官が「本件は、首相案件」と語ったとの記載がある」とのこと、

 「柳瀬氏は新設に反対する日本獣医師会への対策や国家戦略特区でのカリキュラムの工夫といったことも指南した」とのこと、

 等々を知ることが出来た。

 「これでは受験生にあらかじめ解答を教えるようなもので、出来レースもいいとこだ」との社説の指摘は、そのとおりだ。

 ここまで来たら、普通はバッターアウトだよ!

 ところが現実は、何回ど真ん中のストライクがきても、バッターがストライクと認めないとストライクにならない、と同じだ。これでは、いつまでたっても試合が終わらない「試合」を見せられているようなもんだ???これこそ、究極の税金の無駄遣いジャン!!

 

 


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by sasakitosio | 2018-04-12 06:09 | 東京新聞を読んで | Trackback