憲法の良いとこ発見しませんか?


by sasakitosio

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624日付東京新聞朝刊27面に、「本音のコラム」という欄がある。

 筆者は、文筆家・師岡カリーマ氏だ。

 今日はこの筆者に学ぶことにした。

 まず筆者は、「米国のヘイリー国連大使は先日、国連人権理事会がキューバやベネズエラなどの人権侵害常習国を加盟国として許容しながら、イスラエルばかりを批判するのは不公平だとして、理事会離脱も検討すると警告した。

 米国のイスラエルびいきにはもう誰も驚かないが、キューバやイランを引き合いに出して「イスラエルより悪い」と言うのは説得力に欠ける」と切り出した。

 続けて筆者は、「占領地におけるイスラエル人入植地の建設は、国際法に反して続けられている。国際人権機関アムネスティによれば、過去50年間に接収されたパレスチナ人所有地は10万ヘクタールを超え、破壊された建物は入植地建設目的だけでも5万軒に上る。

 民間人の殺害、拘束、拷問も横行しているという。

 パレスチナ人のオリーブ農園に放火するなど、占領地住民に対する入植者の横暴は日常茶飯事だ。

 当局は、やはり違法である分離壁などあらゆる手段をもってその入植者を守る。

 平和的な抗議デモをやめさせるため、軍が夜中に村人の幼い子供を連行する映像は日本でも放送された。

 軍の狙撃手に射殺された5歳の少女が「テロリストに見えた」わけがない」と指摘した。

 最後に筆者は、「他国の人権侵害をあげれば枚挙に暇がなく、矮小化すべきではない。

 だが「他と比べてイスラエルの人権侵害は大してひどくない」と言うのは「パレスチナ人は人じゃない」と言うのと同じことだ」として締めくくった。

 読んで勉強になった。

 「占領地におけるイスラエル人入植地の建設は、国際法に反して続けられている」とのこと、

 「国際人権機関アムネスティによれば、過去50年間に接収されたパレスチナ人所有地は10ヘクタールを超え、破壊された建物は5万軒に上る」とのこと、

 「当局は、やはり違法である分離壁などあらゆる手段をを持ってその入植者を守る」とのこと、

 「平和的な抗議デモをやめさせるため、軍が夜中に村人の幼い子供を連行する映像は日本でも放映された」とのこと、

 等々を知ることができた。

 過日、エルサレム一人歩きの旅をした。

 三大聖地に敬虔な祈りをささげてきた。神殿の丘では「あなたはムスリムですか」と聞かれ、聖墳墓教会では「神父さんがにっこり」と微笑んでくれた。

 分離壁もすぐ傍らを、死海へ向かう送迎車の中から見た。壁の高さに驚いた。

 街中では、機関銃を肩にかけた兵士があちこちにいた。

 出かける前一年かけて、徹底的に調査したつもりだったが、エルサレムがいまだ占領地だったことに、全く気が付かなかった。数おおく訪れた外国の街で、世界のどこよりも、いつでも戦争のできる国だ、と感じただけだった。

 戦前の日本の満州国も、きっと今のイスラエルの入植地建設と同じようなことをしていたのではないか、と思った。そして、それは恨みつらみの「歴史」を積み重ねている、ような気がした。

 占領は、先住民の意思を無視し、先住民の住居や生産手段の強奪だ、と言うことを改めて知った。

 


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by sasakitosio | 2017-06-25 07:27 | 東京新聞を読んで | Trackback

623日付東京新聞朝刊25面に、「本音のコラム」という欄がある。 筆者は、作家で元外務省主任分析官・佐藤優氏だ。

 今日はこの筆者に学ぶことにした。

 まず筆者は、「15日、北方領土の国後島に到着した日本人講師ら4人が、所持していた教材などをロシア税関に没収された。

 筆者が外務省に働いていた1998年に、北方4島の日本化のために重要な事業として日本語講師の派遣を始めた。従来、認められていた事実上、無制限の荷物の持ち込みに関して、現地の税関が突然、規則を厳格に適用した。

 国後島の税関のみの判断で、このような運用の変化が行われるはずはない。

 モスクワ税関庁が「日本人の北方領土入域に際して規則を厳格に適用せよ」という訓令を現地に送ったはずだ。」と切り出した。

 続けて筆者は、「外務省がロシア外務省にいくら抗議しても、ロシア外務省は「国後島はわが国の領土であり、日本人がロシアの税関規則に従うのは当然のことだ」と抗議を拒絶するに決まっている。

 対抗手段を日本政府は持たない。

 筆者が外務省にいたならば、外務省職員を国後島に常駐させ、地元の税関職員やFSB(連邦保安庁=秘密警察)傘下にある国境警備隊員と個人的信頼関係を構築させる。そうすれば、モスクワが「税関規則を厳格に適用せよ」と指令しても、現地は無視する。」と教えてくれる。

最後に筆者は、「モスクワと異なり、北方領土では出先の役人の裁量権がとても大きい。

 だから国後島に常駐する外務省職員の腕が良ければ、入国管理や通関で生じる問題の大半を解決することができる。」として締めくくった。

 読んで勉強になった。

 「15日、北方領土の国後島に到着した日本人講師ら4人が、所持していた教材などをロシア税関に没収された」とのこと、

 「従来認められていた事実上、無制限の荷物の持込みに関して、現地の税関が突然、規制を厳格に適用した」とのこと、

 「モスクワと異なり、北方領土では出先の役人の裁量権がとても大きい」とのこと、等々を初めて知ることができた。

 筆者の元外務省主任分析官としての経歴から、「国後島に外務省職員を国後島に常駐させ、地元の税関職員やFSB(連邦保安庁=秘密警察)傘下にある国境警備隊員と個人的信頼関係を構築させる。そうすれば、モスクワが「税関規則を厳格に適用せよ」と指令しても、現地は無視する」との指摘は、説得力がある。 さっそく、外務省は筆者の提案を実践したらいいのに、と思った。

 


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by sasakitosio | 2017-06-24 06:50 | 東京新聞を読んで | Trackback
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毎日の手賀沼散歩。入りの柏公園7時20分。講談の六月公演が終わったので、また朝の手賀沼散歩を開始。機場公園の林の中で、ハグロトンボが一匹、目に前の金木犀の小枝にとまった。スマートフォンを構えても、逃げない。

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by sasakitosio | 2017-06-23 19:46 | 手賀沼をたのしむ | Trackback

6月22日付東京新聞朝刊25面に、「本音のコラム」という欄がある。

筆者は、法政大教授・竹田茂夫氏だ。

 今日は、この筆者に学ぶことにした。

 まず筆者は、「先週のロンドン高層アパート火災は英国の現在を映し出す事故で、選挙での労働党善戦に加えて、1980年代以降の新自由主義からの反転につながるはずだ。

 悲惨な火災で露呈したのは規制緩和の負の効果だが、格差や人種間の軋轢等も複雑な背景をなす。」と切り出した。

 続けて筆者は、「火災にあったアパートはケンジントン地区の北部貧困地域にあり、約120世帯の多くは移民や難民の家族だが、同区南部の高級住宅街には億ションが立ち並ぶ。

 2010年に政権についた保守党は公営住宅の民営化や地上げを進める一方で、専門家の勧告やアパート住民の不安の声に耳を傾けずに、最低限の安全規制さえ怠ってきたことが事故後に暴露されている。

 「規制を一つ設ければ、二つ廃止」という標語は規制緩和の危うい自己目的化を意味する。

 2015年の山手線の電化柱倒壊(大惨事の一歩手前)や福知山線事故は民営化・外注化と競争圧力で安全性より収益性を重視した結果であり、運輸の規制緩和のあげく昨年の軽井沢バス事故で学生らが犠牲になったのだ。」と指摘した。

 最後に筆者は、「規制緩和の大義のために加計学園問題を公正に議論したと言い張る戦略特別会議の経済学者は、背後の政治力学に踊らされるピエロなのか。

 不要な規制に対置すべきは市場原理ではなく、政策過程の透明性だ。」として締めくくった。

 読んで勉強になった。

 「2015年山手線の電化柱倒壊(大事故の一歩手前)や福知山線事故は、民営化・外注化と競争圧力で安全性より収益性を重視した結果」との指摘、

 「運輸の規制緩和のあげく昨年の軽井沢バス事故で学生らが犠牲になった」との指摘、

 「不要な規制に対置すべきは市場原理ではなく、政策過程の透明性だ」との指摘、等々はよく理解できた。

 そうえで、規制緩和の負の結果責任は、誰がどのようにとるべきなのか?
 政策立案者、制度構築者が無責任でいて、事業者経営者、現場責任者がマスコミの前で深々と頭を下げるで、いいのだろうか?

 


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by sasakitosio | 2017-06-23 06:33 | 東京新聞を読んで | Trackback
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マコモタケが田んぼに突然現れた。そんな感じの発見でした。しろかき後の水田に、イネには似ているが、イネよりも大きな植物が植えられた。数日後に、下の看板というか、お知らせ版(A3ぐらいの)が出されて、はじめてマコモタケと知りました。掲示板によりますと、草丈は2メートルにもなるとのこと、毎日の手賀沼散歩にまた新しい楽しみが一つ増えた。

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by sasakitosio | 2017-06-22 17:09 | 手賀沼をたのしむ | Trackback

6月21日付東京新聞朝刊23面に、「本音のコラム」という欄がある。

 筆者は、文芸評論家・斉藤美奈子氏だ。

 今日は、この筆者に学ぶことにした。

 まず筆者は、「萩生田光一官房副長官がご立腹である。加計学園をめぐる新文書がお気に障ったらしい。

 「文科省の一担当者」による「伝聞」、

 「不確実な情報を混在させて作った個人メモ」、

 「直属の上司である高等教育局長のチェックを受けていない」などと氏は文書の正当性を否定。

 こうなると、かねて「文書が実在したとしても、その紙が正しいかどうかは次の話だ」と語っていたのも予防線に思えてくる。」と切り出した。

 続けて筆者は、「文書をスクープしたのは19日夜のNHK「クローズアップ現代+」だった。

 報道を受けて調べたら確認できたというのだから、文書は元々あったのだ。義家弘介文部科学副大臣は先週、文書のリークは「国家公務員法違反になる可能性がある」と脅かしたが、脅しに屈しなかった人がいたのだね。

 では、萩生田氏がいうように彼が「具体的な調整を行うとか、指示を出すことはありえない」のだろうか。

 獣医学部の新設に否定的だった文科省が加計学園に便宜を図るメリットはどう考えても薄い。

 一方、落選中に加計学園系大学の客員教授だった萩生田氏には十分メリット、ではなくても恩義があるはずだ。」と指摘した。

最後に筆者は、「文科省が萩生田氏に謝罪したっていうのも変な話。

松野博一文科相は「萩生田氏の発言でない内容も含まれている」と述べたが、じゃあ萩生田発言も含まれているわけよね。」として締めくくった。 

 読んで勉強になったし、腹が立った。

 政府の高官・国会議員がヤクザまがいの居直り発言、居直り強盗的態度、普通の国民が発言者の人間性にあきれているのではなかろうか?

 また、「文書をスクープしたのは19日夜のNHK「クローズアップ現代+」だった」とのこと、

 「獣医学部の新設に否定的だった文科省が加計学園に便宜を図るメリットはどう考えても薄い」とのこと、

 「一方、落選中に加計学園系大学の客員教授だった萩生田氏には十分なメリット、ではなくとも恩義があるはずだ」とのこと、等々を知ることができた。

 筆者の指摘で考える限り、状況証拠は完璧ではないか、萩生田氏よじたばたするな!!と言いたくなる。

 


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by sasakitosio | 2017-06-22 06:22 | 東京新聞を読んで | Trackback

6月20日付東京新聞社説に、「内閣支持率急落」のことが載った。

 今日はこの社説を学習することにした。

 まず社説は、「内閣支持率が急落した。「共謀罪」法の成立を急いだ強引な国会運営や、学校法人「森友」「加計」両学園の問題に対する国民の怒りの表れに他ならない。安倍政権は、侮ってはいけない。

 安倍晋三首相の記者会見で表明した「率直な反省」が、内閣支持率急落の深刻さを物語る。

 通常国会閉会にあたって報道各社が行った世論調査の結果が出そろった。

 共同通信社の全国電話世論調査では、内閣支持率は44.9%と5月の前回に比べて10.5ポイントの急落である。

 調査主体にかかわらず、傾向にかわりはない。

 政権不信がより高まったとみて間違いないだろう。」と切り出した。

 続けて社説は、「内閣支持率が、なぜここに来て急落したのか。

 その理由の一つは強引な国会運営である。

 安倍政権がテロ対策に必要と主張した改正組織犯罪処罰法は「共謀罪」の趣旨を盛り込み、一般市民の内心に踏み込んで処罰する危うい内容と指摘される。

 懸念が払しょくされていないにもかかわらず与党は参院法務委員会での審議を打ち切り、本会議で直接採決する「中間報告」というやり方で成立を強行した。

 共同通信の調査では、委員会採決の省略について67.7%が「よくなかった」と答えた。

 首相は会見で「国会での審議、指摘を踏まえながら適正に運用する」と述べたが、強引な国会運営を反省するのはもちろん、改正法の危険性を深く認識して、審議をやり直すべきではないか。

 もう一つの理由は「森友」への国有地払い下げや「加計」の獣医学部計画で、公平・公正であるべき行政判断が「首相の意向」や忖度によって歪められたとの疑いが払拭されない事である。

 「加計」をめぐる政府の説明には73.8%が「納得できない」と答え、「森友」問題でも、安倍政権に「問題があると思う」は57.1%と半数を超えた。」と教えてくれる。

 最後に社説は、「首相は会見で「真摯に説明責任を果たしていく。国民から信頼が得られるよう丁寧に説明する努力を積み重ねていく」と述べたが、首相と近しい人ばかりが優遇される政権のあり方への不信の深さを、世論調査は物語る。

 安倍内閣を支持する理由で最も多いのは「ほかに適当な人がいない」の46.1%だ。

 なお40%を超える支持率も内実は消極的理由にすぎない。国会や政権運営を強引に進めても、これからも国民が大目に見てくれると思ったら見当違い、である。」として締めくくった。

 読んで勉強になった。

 「委員会採決の省略について67.7%が「よくなかった」と答えた」とのこと、

 「「加計」をめぐる政府の説明には73.8%が「納得できない」と答えた」とのこと、

 「「森友」の問題でも、安倍政権に「問題があると思う」57.1%と半数を超えた」とのこと、

 等々を勘案すると、まだまだ支持率は高すぎるような気がする。数字のマジックに騙されているような気もしないでもない。

 また、「安倍内閣を支持する理由で最も多いのは「ほかに適当な人がいない」の46.1%だ」とのことは、政権内にも、野党側にも、国民から将来を託される「人」が見当たらないということか?

 かねがね思うことだが、攻める野党側に、地球的視野に立った「人類の繁栄と平和と友好」実現の「理想と実践」の指針が枯渇していることに、日本が混沌の状況から脱出できない最大の原因があるのではないかと?


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by sasakitosio | 2017-06-21 07:51 | 東京新聞を読んで | Trackback

6月20日付東京新聞朝刊25面に、「本音のコラム」という欄がある。

 筆者は、ルポライター・鎌田慧氏だ。

 今日はこの筆者に学ぶことにした。

 まず筆者は、「安倍内閣の支持率は、共同通信の世論調査で44%、朝日新聞41%、毎日新聞36%と急落している。加計問題で「納得できない」は、共同通信で73%、共謀罪については81%の人が「十分に説明していない」と批判している。」と切り出した。

 続けて筆者は、「国会も終わって「あぁ、逃げ切った、そのうち忘れるさ」と安倍さんは高を括っているかもしれない。

 しかし森友学園問題では「私と妻が関係あるなら、議員も首相も辞める」と大見得を切ったあと、、昭恵夫人の関係大ありが証明され、加計学園問題で40年来の「腹心の友」(これまた大げさな)が優遇されたのは明らかだ。

 政局的には逃げ果たせても、人間的にはいかがなものか。

 世界の中心・日本の偉大な首相を任じているなら、もっと野党と大胆に討論してほしい。

 ところが国会では不機嫌で奇策奇襲を専らとし、あたかも夫婦と腹心番頭さんとが共謀、ゲリラ商法に徹しているように、すばしっこくて油断できない。」と指摘した。

 最後に筆者は、「それでいて、人を見たらテロリストと思え、の悪法を強行採決。 秘密法、安保関連法、共謀罪を備え、いよいよ憲法九条を改変、戦争参加の野望を隠さなくなった。

 市民が民主主義、個人の尊厳を大事にしたいと願っているのに、内閣が片っ端から踏みにじっている。このままでは命にかかわる。もう我慢できない、の意見が強まってきた。」として締めくくった。

 読んで勉強になった。

 「安倍内閣の支持率は、共同通信の調査で44%、朝日新聞で41%、毎日新聞36%と急落している」とのことを知り、毎日新聞の36%でも高すぎると、思った。

 また、共同通信の内閣支持率44%に、加計問題で「納得できない73%」をみると、無条件で安倍内閣を支持しているのは11%強(41%の27%に)ならないか?

 さらに共謀罪については81%のひとが「十分に説明していない」と批判を見ると、無条件で安倍内閣を支持しているのは7%強(41%の19%に)ならないか?

 英国の下院選挙で、メイ首相の演説の後に、「うそつき、うそつき」と言葉が入ったソングが流行ったと仄聞したが、日本はどうか?

 都議選では自民党の候補から、安倍首相と並んだ「ポスター」はだめとの「声」が聞こえるらしいが?

 安倍首相と自公政権を反省させる特効薬は、支持率低下なのだが?

 まだまだ、内閣支持率は高すぎるのではないかなあ?


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by sasakitosio | 2017-06-21 07:05 | 東京新聞を読んで | Trackback

6月18日付朝日新聞朝刊3面に、「日曜に想う」という欄がある。筆者は、編集委員・福島申二氏だ。今日はこの筆者に学ぶことにした。

 まず筆者は、「梅雨入りの雨にぬれる長崎の浦上天主堂で、胴体を失って頭部だけが残った二つにマリア像を見た。

 同じ祭壇に安置された聖母はそれぞれに、20世紀に起きたむごい戦禍を私たちに伝える。

 長崎の原爆投下と、スペインのゲルニカへの無差別爆撃である。

 かって、浦上天主堂の正面祭壇には美しい寄席木造りのマリア像が置かれたいた。

 しかしあの日、爆心地から500メートルにあった天主堂は一瞬のうちに壊滅する。

 秋になって復員してきた一人の神父が、廃墟のがれきから奇跡のようにマリアの頭部を見つけた。かき抱くように持ち帰って大切にしたのが、今では知る人も増えた「被被爆のマリア」である。

 ゲルニカ空爆は、原爆より8年前の1937年4月26日に起きた。民衆を標的にした空からの無差別殺戮の先駆けとされ、ピカソが怒りの絵筆をとった対策でも知られる。

 ここでも破壊された教会から焼け残ったマリア像の頭部が見つかり、長く大切に保管されてきた。

似た過去を持つ二つのマリアは、互いの都市の人々を平和交流で結んだ。

 原爆投下から70年の一昨年には、先方から長崎にマリアのレプリカが送られて教会の祭壇に安置された。ゲルニカに始まる非人道の行き着いた先が原爆投下だったことを思えば、焦土に残った二つのマリアは、偶然とはいえ何かの意思が働いたかのように思われてならない。」と切り出した。

 続けて筆者は、「この4月、ゲルニカは空爆から80年を迎えた。今度は長崎からの巡礼団が被爆マリアのレプリカを携えて追悼行事に出席した。

 マリアのほおは黒く焼け焦げ、水晶の両眼は失われて深い空洞となって、ひとたび見れば忘れがたい。

 「戦争の犠牲者や今も苦しむ人々に悲しげに寄り添い、もう争いはやめよと語りかけてくるお顔です」と、巡礼団を率いる高見三明大司教(71)は言う。

 自身も母親の胎内で被爆し、祖母ら身内が亡くなった。その高見さんが「被爆国の自覚がない。あまりにも」と言葉を強めるのが、核兵器禁止条約交渉への日本の不参加だ。

 3月末、国連議場の無人の日本政府代表席に、「あなたがここにいてほしい」と英語で書かれた嘆きの折り鶴が置かれたのを、ニュース写真などでご記憶のかたもあろう。

 日本政府の軍縮大使は核保有国に足並みをそろえるように、わざわざ核禁止条約への批判を強い調子で演説した上で議場から去って行った。

 いかにアメリカの「核の傘」を頼む立場にせよ、これで唯一の戦争被爆国として世界への役どころを捨ててしまったことになる。

日本は核保有国と非保有国の「橋渡し役」を目指してきたはずだった。

 この15日から再開された詰めの交渉会議にも日本の姿はない。

 長崎で原爆に遭い、7年前に90歳で他界した歌人竹山広さんの最晩年の一首が被爆者の失望を集約していないか。

 <原爆を知れるは広島と長崎にて日本という国にあらず>

 核廃絶への願いを込めて日本から世界に広まった折り鶴が、今、現実を言い訳に理想を退ける日本政府への嘆きとなって差し向けられている。」と指摘した。

 最後に筆者は、「ゲルニカの無差別空爆はドイツ軍によって行われた。その後パリを占領したナチスの将校がピカソのアトリエを検問にきて,机上にあった怒りの絵「ゲルニカ」の写真を指して聞いたという。

 「これを描いたのはあなたか」

 ピカソは答えた。

 「いや、君たちだ」

 そのドイツも第2次大戦後期に連合国軍の激しい都市爆撃を浴びた。全土の死者は60万人とも言われる。

 米軍の空爆に焦土と化した日本も、中国では無差別爆撃を繰り返した。加害も被害も、正義も悪も、いともたやすく反転する。

 そうした中で、ピカソが描いたように、おびただしい無辜の生が断ち切られてきた。

 昨今の国際情勢は不穏できな臭く、現実的という言葉が幅を利かせる時代である。

 こんな時こそ、現実につき従うばかりの僕になることを拒みたい。

 理念の羅針盤、それを見失うまいと思う。」として締めくくった。

 読んで勉強になった。

 筆者は「梅雨入りの雨にぬれる長崎の浦上天主堂で、胴体を失って頭部だけ残った二つのマリア像を見た」とのこと、

 「同じ祭壇に安置された聖母はそれぞれに、20世紀に起きたむごい戦禍を私たちに伝える。

長崎への原爆投下と、スペインのゲルニカへの無差別攻撃である」とのこと、

 ゲルニカは「ピカソが怒りの絵筆をとった大作でも知られる」とのこと、

 「原爆投下から70年の一昨年は、先方から長崎にマリアのレプリカが贈られて教会の祭壇に安置された」とのこと、

 「この4月、ゲルニカが空爆から80年を迎えた。今度は長崎からの巡礼団が被爆マリアのレプリカを携えて追悼行事に出席した」とのこと、等々を知った。

 この二つのマリア像の惨禍と二つの教会の交流が、戦争のない世界への一歩となることを期待したい。ちなみに、ピカソのゲルニカは、新聞の記事で知って、2014年末から2015年正月にかけて、スペインへピカソのゲルニカを見に行ってきた。ピカソの直線的描写法が、苦痛にゆがむ馬の顔、人の顔をリアルに表わすことを、初めて知った。

 また、「核兵器禁止条約交渉への日本の不参加」を、高見さんが「被爆国の自覚がない。あまりにも」と言葉を強める「気持ち」は、よく理解できた。

 内村鑑三が「戦争ほど、人にとって最大罪悪はありましょうか」と言ったと聞いたが、戦争を罪悪と言い切れる「為政者」をどうやって誕生させるか、生きている限り追求し続けたい。

 


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by sasakitosio | 2017-06-20 15:18 | 朝日新聞を読んで | Trackback

6月19日付東京新聞朝刊21面に、「本音のコラム」という欄がある。

 筆者は、看護師・宮古あずさ氏だ。

 今日は、この筆者に学ぶことにした。

 まず筆者は、「さまざまな懸念を生んだ「共謀罪」は委員会採決を省略し、正規の審議過程を経ずに決まった。

 最後に決するのが多数決だとしても、そこに至るまでには、尽くすべき議論があるはずだ。

 「共謀罪」の議論は、決して「社会の安全か人権か」の単純な二者択一ではない。

 多くの人が「社会の安全も人権の尊重もどちらも大事」を前提として、「社会の安全が脅かされるリスク」と「人権が侵されるリスク」の問題だと、感覚的に分かっているように思う。」と切り出した。

 続けて筆者は、「私はと言えば「人権が侵されるリスク」を大きく見る立場。

 その上で、社会の安全を高める可能性を検討したい。最後まで「人権が侵されるリスク」を認めぬ政府の姿勢が残念でならない。

 今回の経過を数の暴力と感じる一方、しょせん政治は数。仕方がないと思う気持ちもなくはない。では少数派に何ができるか?

 改めて考えてしまった。」と教えてくれる。

 最後に筆者は、「米国の上院では、少数派が多数派から引き出すために、長い長い演説などの議事妨害が行われてきた。これらにならうなら、野党の議事引きのばしはまさに議事妨害。

 少数派がとりうる数少ない手段ともいえる。

 多数派による即決はいさめられるべきだ。

 「決められない国会」批判の果てに、今の国会があった。

 これが私たちの望んだものだろうか?

 私たちの「国会観」もまた、見直す必要がある。」として締めくくった。

 読んで勉強になった。

 「「共謀罪」の議論は、決して「社会の安全か人権か」の単純な二者択一ではない」との指摘、

 「社会の安全も人権の尊重もどちらも大事」を前提として、「「社会の安全が脅かされるリスク」と「人権が侵されるリスク」問題だ」との指摘、

 等々はよく理解できた。

 きのうの夕方、総理の記者会見をNHKのニュースで見た。うそつき総理の言い訳記者会見を聞いていて、反省の音は聞こえたが、心が全く見えなかった。

 心から反省してもらわないと、日本が危ない。  

 そのためには、革命も選挙もいらない!

 ただただ「支持率」を下げればいい!

 だから、マスメデアの内閣支持率の質問を受けた人は、総理の反省を後押しつもりで、不支持を表明してほしい!と思った。


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by sasakitosio | 2017-06-20 06:24 | 東京新聞を読んで | Trackback