選挙後の症状<選挙後「高市鬱」という言葉がネット上を飛び交っている。仕事にも家事にも身が入らない。ニュースを見たくない。体調が悪い。ため息が出る。何をしても気が滅入る。>
2026年 02月 19日
2月18日付東京新聞朝刊21面に、「本音のコラム」という欄がある。
筆者は、文芸評論家・斎藤美奈子氏だ。今日はこの筆者に学ぶことにした。
まず筆者は、「選挙後「高市鬱」という言葉がネット上を飛び交っている。「あ、それ私」と思った人もいるんじゃないだろうか。
仕事にも家事にも身が入らない。ニュースを見たくない。体調が悪い。ため息が出る。何をしても気が滅入る。」と切り出した。
続けて筆者は、「周辺に「いいよね高市さん」とか言う人がいるともう最悪である。
どこがいいの。「だってなんかやってくれそうじゃん」。なんかって何よ。「それはわかんないけど」。わかんないのに支持するんかーい。
非支持者には地獄。メンタルもやられます。
こういう時は気休めも大事である。まず数字。すでに指摘されている通り、自民党の議席数こそ316だが、得票率は小選挙区49%、比例37%。有権者全体に対する絶対得票率は小選挙区27%。みんなが高市支持ってわけでもないのである。」と教えてくれる。
最後に筆者は、「16日、朝日新聞が電話世論調査の結果を発表した。それによると、自民党が3分の2超の議席を得たのは「多すぎる」が62%、「慎重に進めるほうがよい」が63%。国民の賛否が分かれる政策は「慎重に進めるほうがよい」が63%。力を入れてほしい政策は物価高対策が最多で51%。それに対して外国人政策は9%、憲法改正は5%。大方の市民の意識は穏健なのだ。
このような穏健な市民意識と、暴力的な選挙結果の落差が絶望を生む。それゆえの鬱。あなたが変なわけではないってことだ。」として締めくくった。
読んで勉強になった。
「選挙後「高市鬱」という言葉がネット上を飛び交っている。」とのこと、
「すでに指摘されている通り、自民党の議席数こそ316だが、得票率は小選挙区49%、比例37%。有権者全体に対する絶対得票率は小選挙区で27%。みんなが高市支持ってわけでもないのである。」とのこと、
「16日、朝日新聞が電話世論調査の結果を発表した。それによると自民党が3分の2超の議席を得たのは「多すぎる」が62%。国民の賛否が分かれる政策は「慎重に進める方がよい」が63%。力を入れてほしい政策は物価対策が最多で51%。それに対して外国人政策は9%、憲法改正は5%。大方の市民の意識は穏健なのだ。」とのこと、
等々を知ることができた。
そして筆者は「このような穏健な市民意識と、暴力的な選挙結果の落差が絶望を生む。それゆえの鬱。あなたが変なわけではないってことだ。」と指摘した。
筆者の指摘に共鳴しながら、戦中生まれの一高齢読者の私も考えた。
私は朝日新聞をほぼ60年間購読している。社説は毎日精読している。16日の朝日新聞の電話世論調査の対象ではないが、この欄の結果は大いに賛同したい。そして私には高市首相のにやりと笑う顔は極力見たくない気分が続いている。この欄を読んで、それがわたしの鬱症状か、と納得した。

