ラーメンと選挙<いかに日本人が相対的に貧しくなったかを物語る。背景にある円安や格差拡大は、さすが外国人労働者のせいではあるまい。では誰の政策(失策?)の結果か。>
2026年 02月 01日
1月31日付東京新聞朝刊21面に、「本音のコラム」という欄がある。筆者は、文筆家・師岡カリーマ氏だ。今日はこの筆者に学ぶことにした。
まず筆者は、「博物館など観光資源の入場料が、地元民とそのほかとで異なる二重価格制度は、一考の価値があると思う。
公立の施設なら多少とも税金が支えているだろうし、納税者が優遇されても妥当だ。「納税者」には外国籍の住民も含まれる。」と切り出した。
続けて筆者は、「では飲食店でのインバウンド価格は?最近、食券機で英語を選択すると、同じ料理が日本語で発券した場合の倍近い値段になるラーメン店が話題になった。
「この料理の価値は千円だけどあなたは金持ちだから倍もらいます」というようなものなので、なるほど不評だ。
「先進国にそぐわない」、 「物乞い戦略」、 「これがおもてなし?」と厳しいコメントも。
一方、日本人の私も「本当は2千円の料理だけど、多分あなたは貧乏なので半額でいいです」と言われているようで,切ない。
先日、都内で「ビーガン・ラーメン」の看板を発見。肉を食さぬ私は早速メニューをチェック!なんと一杯3千円台後半だ。普通なら4杯食べられる値段を見て踵を返すも、「ビーガン・ラーメンの需要は主に外国人」と割り切った画一価格の方が、まだ潔くていい。」と指摘した。
最後に筆者は、「どちらも、いかに日本人が相対的に貧しくなったかを物語る。背景にある円安や格差拡大は、さすがに外国人労働者のせいではあるまい。では誰の政策(失策?)の結果か。それを問う選挙にならなそうな雰囲気が、また切ない。」として締めくくった。
読んで勉強になった。
「博物館など観光資源の入場料が、地元民とそのほかとで異なる二重価格制度は、一考の価値があると思う。」とのこと、
「公立の施設なら多少なりとも税金が支えているだろうし、納税者が優遇されても妥当だ。」とのこと、
「最近、食券機で英語で選択すると、同じ料理が日本語で発券した場合の倍近い値段になるラーメン店が話題になった。<中略>「先進国にそぐわない」「物乞い戦略」「これがもてなし?」と厳しいコメントも。」とのこと、
「先日都内で「ビーガン・ラーメン」の看板を発見。肉を食さぬ私は早速メニューをチェック!なんと一杯3千円台後半だ。普通なら4杯食べられる値段を見て踵を返すも、「ビーガン・ラーメンの需要は主に外国人」と割り切った画一価格のほうが、まだ潔くていい。」とのこと、
等々を知ることができた。
そして筆者は、「どちらも、いかに日本人が相対的に貧しくなったかを物語る。背景にある円安や格差拡大は、さすがに外国人労働者のせいではあるまい。では誰の政策(失策?)の結果か。それを問う選挙にならなそうな雰囲気が、また切ない。」として締めくくった。
読んで勉強になった。
「博物館など観光資源の入場料が、地元民とそのほかとで異なる二重価格制度は、一考の価値があると思う。」とのこと、
「最近、食券機で英語を選択すると、同じ料理が日本語で発券した場合の倍近いラーメン店が話題になった。」とのこと、
「先日都内で「ビーガン・ラーメン」の看板を発見。肉を食さぬ私は早速メニューをチェック!なんと一杯3千円台後半だ。普通なら4杯食べられる値段を見て踵を返すも、「ビーガン・ラーメンの需要は主に外国人「と割り切った画一価格の方がまだ潔くていい。」とのこと、
等々を知ることができた。
そして筆者は、「どちらも、いかに日本人が相対的に貧しくなったかを物語る。」と指摘し、
「背景にあるのは円安や格差拡大は、さすがに外国人労働者のせいではあるまい。では誰の政策(失策?)の結果か。それを問う選挙にならなそうな雰囲気が、また切ない。」と嘆く。
筆者の思いに共鳴しながら。戦中生まれの一高齢読者の私も考えた。
二重価格はそこに差別を感じるので、高くても単一価格の方が私は好きだ。また日本の高度経済成長の恩恵を受けた「私」は低成長の30年は残念な気がしていた。
今回の選挙で、与野党挙げて消費税減税や廃止を訴えている。消費税については、減税よりはその全額を福祉や教育に使うことにすればいいのではないか、と私は思っている。
さらに、日本人が相対的に貧しくなった現実を認めその克服のために、脱原発産業、再生可能エネルギー産業の育成、下水や高速道路等インフラの維持改善の公共事業の実行、など産業政策を各政党候補者には具体的に提案していただきたい、と私思っている。

