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憲法の良いとこ発見しませんか?


by sasakitosio

カラーリット・ヌナート<世界最大のこの島を含む北極圏の先住民族を指す「イヌイット」は複数形だが,ひとりなら「イヌーク」、「人」という意味だと最近知った。>

124日付東京新聞朝刊21面に「本音のコラム」という欄がある。筆者は、文筆家・師岡カリーマ氏だ。今日はこの筆者に学ぶことにした。

 まず筆者は、「グリーンランドは現地の言葉でカラーリット・ヌナートというそうだ。

 世界最大のこの島を含む北極圏の先住民族を指す「イヌイット」は複数形で、一人なら「イヌーク」、「人」という意味だと最近知った。」と切り出した。

 続けて筆者は、「デンマーク領のカラーリット・ヌナートをゆすり取ろうとした米トランプ政権はもちろん言語道断だ。1951年締結の2国間協定で無限に自軍を駐留させられるのに、その数を減らしてきたのは米国自身。トランプの主張する「安全保障」という理由付けは、仮に事実でも通用しないが、事実ですらないのだ。

 その上で、この島がデンマークによっても53年まで植民地化されていたということは忘れたくない。自治権を勝ち取ったのは79年。60~70年代にはイヌイットの人口抑制目的で、数千人の女性や少女が同意なく避妊措置を施された。デンマークの首相が「組織的差別」を謝罪したのは、つい昨年のことだ。」と教えてくれる。

 最後に筆者は、「犠牲と努力を経て自治権を獲得し、福祉国家デンマークの恩恵も受けるカラーリット・ヌナートには、米国に併合されるメリットは何もないが、それ以上に、自分たちとその土地が不動産取引の対象として語らえることを拒否する。その土地を「氷の塊」と呼ぶトランプの拡張主義は、これが同盟国デンマーク領だから許されない、という以前に、島民の自決権の侵害なのだ。」として締めくくった。

 読んで勉強になった。

 「グリーンランドは現地の言葉でカラリーヌナートというそうだ。」とのこと、

 「1951年締結の2国間協定で無限に自軍を駐留させられるのに、その数を減らしてきたのは米国自身。トランプが主張する「安全保障」という理由付けは、仮に事実でも通用しないが、事実ですらないのだ。」とのこと、

 「自治権を勝ち取ったのは79年。60~70年代にはイヌイットの人口抑制目的で、数千人の女性や少女が同意なく避妊処置を施された。デンマークの首相が「組織的差別」を謝罪したのは、つい昨年のことだ。」とのこと、 等々を知ることができた。

 そして筆者は、「犠牲と努力を経て自治権を獲得し、福祉国家デンマークの恩恵も受けるカラーリット・ヌナートには、米国に併合されるメリットは何もないが、それ以上に、自分たちとその土地が不動産取引の対象として語られることを拒否する。」と指摘し、

 「その土地を「氷の塊」と呼ぶトランプの拡張主義は、これが同盟国デンマーク領だから許されない、という以前に、島民の自決権の侵害なのだ。」と指摘した。

 筆者の指摘に共鳴し賛同しながら、一高齢読者の私も考えた。

 何よりも、トランプ氏に一日も早くアメリカ大統領の地位から退いていただきたい。そのためにはアメリカ国民の皆さんに、トランプ氏がアメリカの大統領を続けると、アメリカの国際的信用が徐々に落ちていき、アメリカ国民の暮らしにマイナスが生じるだろう、と自覚してもらう方策を世界中の指導者に考え、実践していただけないものか、と思った。


by sasakitosio | 2026-01-25 11:54 | 東京新聞を読んで | Trackback