海のグレーゾーン<太平洋の島々を巡りながら、映画を通じて人々や文化をつなげていく―そんなロマンに溢れた沖縄発の映画祭が、今月初め、私の心の故郷でもある波照間島で開かれた。>
2026年 01月 20日
1月19日付け東京新聞朝刊21面に、「本音のコラム」という欄がある。筆者は、カリフォルニア州立大助教授・大矢英代氏だ。今日はこの筆者に学ぶことにした。
まず筆者は、「太平洋の島々を巡りながら、映画を通じて人々や文化をつなげていくーーそんなロマンに溢れた沖縄発の国際映画祭が、今月初め、私の心の故郷でもある波照間島で開かれた。しかも、私と三上智恵さんが共同監督したドキュメンタリー映画「沖縄スパイ戦史」を上映するという。久しぶりに、私も島に帰った。」と切り出した。
続けて筆者は、「本作は、沖縄戦当時、日米両軍の地上戦の背後で陸軍中野学校の工作員らが展開したスパイ工作活動を描く。少年兵を使ったゲリラ戦、軍の作戦のために利用された住民、そして軍民雑居の状態のなかで「敵のスパイではないか」と疑心暗鬼が広がり、住民同士が監視や殺害に関与してしまった恐ろしい過去を追った。製作からすでに8年。この間、八重山の島々にには自衛隊ミサイル基地が造られ、高市政権は「台湾有事」を煽る。
美しいサンゴ礁の海を見つめながら、改めて思った。台湾や中国、フィリッピンと向かい合う八重山の海は、島の人たちが言うように、「ヤマト(本土)の政治家やヤマトピトゥー(本土の人たち)」が思うような「脅威」や「危険」ではない。海は、豊かな海洋文化を育んだ波の延長線上に他ならない。海のグレーゾーンは美しい。」と教えてくれる。
最後に筆者は、「台湾有事を叫ぶ人たちこそ、1年くらい八重山の島々で暮らしてみてグレーな生活を体験してみては?」と訴える。
筆者の思いに共鳴しながら考えた。
「私(筆者)と三上智恵さんが共同監督したドキュメンタリー映画「沖縄スパイ戦史」を上映するという。久しぶりに私(筆者)も島に帰った。」とのこと、
「本作は、沖縄戦当時、日米両軍の地上戦の背後で陸軍中野学校の工作員らが展開したスパイ工作活動を描く。」とのこと、
「製作からすでに8年。この間、八重山の島々には自衛隊ミサイル基地が造られ、高市政権は「台湾有事」を煽る。」とのこと、
等々を知ることができた。
そして筆者は、「美しいサンゴ礁の海を見つめながら、改めて思った。台湾や中国、フィリピンと向かい合う八重山の海は、島の人たちが言うように、「ヤマト(本土)の政治家やヤマトピトゥ―(本土の人たち)」が思うような「脅威」や「危険」ではない。海は、豊かな海洋文化を育んだ波の延長線上に他ならない。海のグレーゾーンは美しい。」と指摘し、
「台湾有事を叫ぶ人たちこそ、1年くらい八重山の島々で暮らしてみてグレーな生活を体験してみては?」と提案する。
筆者の指摘や提案に賛同し共鳴しながら、考えた。
台湾や中国等近隣諸国を「脅威」とか「危険」という人たちがいることは認めるが、その人たちに戦中生まれの私は質問したい、「近隣諸国と国民をあなたは攻撃したいと思ったことがありますか?」と。大概の日本人は近隣諸国を攻撃したいと思わないと思う。戦争のない80年を生きている私たち日本人だから。それなら、脅威や危険を宣伝し日本の軍備を拡大しようとする人々を税金の無駄遣いをしようとしている!と非難してもいいような気がしている。

