灰色のガザで<2年間続いた爆撃でほとんどの建物が損傷した灰色のガザを寒波が襲っている。冬の到来から13日までに、7人の子供を含む31人が寒さで亡くなった。>
2026年 01月 18日
1月17日付け東京新聞朝刊17面に、「本音のコラム」という欄がある。筆者は文筆家・師岡カリーマ氏だ。今日はこの筆者に学ぶことにした。
まず筆者は、「テントとは名ばかりでボロボロに破れたビニールシートが強風に揺れながら、今にも壊れそうな骨組みにしがみついている。これでは、悪天候から身を守ることはとてもできない。」と切り出した。
続けて筆者は、「2年間続いた爆撃ではほとんどの建物が損傷した灰色のガザを寒波が襲っている。冬の到来から13日までに、7人の子どもを含む31人が寒さで亡くなった。その中には、試験を控えた少女がいた。半壊した建物の廃墟で雨風をしのぎながら勉強中、強風で崩れた天井の下敷きになった。
あまりにも多くを奪われてきたパレスチナの人々は、だからこそ教育熱心だ。今までで最も激しかった2年間の攻撃によって深い傷を負ったガザでも、授業は細々続けられている。国際児童基金(ユニセフ)のような国際援助機関や、「国境なき医師団」、日本の「パレスチナ子どものキャンペーン」といった民間団体の支援が命綱だ。」と教えてくれる。
最後に筆者は、「その命砂さえ奪おうというイスラエルの決定に今さらながら驚く。ガザで活動する37の国際非政府組織の活動許可を取り消すという。「停戦」で世界の関心が薄れ、イランやベネズエラに注目が向く中、灰色のガザをさらに「住めない場所」にして、パレスチナ人を追い出そうとしているように見える。それを黙認する自由世界の指導者たちが、イラン政府の暴力的なデモ鎮圧だけは堂々と批判する。」として締めくくった。
読んで勉強になり、考えさせられた。
「3年間続いた爆撃でほとんどの建物が損傷した灰色のガザを寒波が襲っている。冬の到来から13日までに7人の子供を含む31人が寒さで亡くなった。」とのこと、
「あまりに多くを奪われてきたパレスチナの人々は、だからこそ教育熱心だ。今まで最も激しかった2年間の攻撃により深い傷を負ったガザでも、授業は細々と続けられている。」とのこと、
「国連児童基金(ユニセフ)のような国際援助機関や、「国境なき医師団」、日本の「パレスチナ子どものキャンペーン」といった民間団体の支援が命綱だ。」とのこと、
等々を改めて知ることができた。
そして筆者は、「ガザで活動する37の国際非政府組織の活動許可を取り消すという。「停戦」で世界の関心が薄れ、イランやベネズエラに注目が向く中、灰色のガザをさらに「住めない場所」にして、パレスチナ人を追い出そうとしているように見える。」と指摘し、
「それを黙認する自由世界の指導者たちが、イラン政府の暴力的なデモ鎮圧だけは堂々と批判する。」と怒る。
筆者の指摘や怒りに賛同し共鳴しながら、考えた。
第二次世界大戦が終わって80年が経つ今、プーチン、ネタニヤフ、トランプ等、人の痛みをなんとも思わないと見える国家の指導者が国民の支持で誕生している。戦争における加害者の側も被害者の側にもその悲惨の思い出が消えるのが80年余の期間なのだろうか?その結末はどうなるのだろうか?
幸い日本は敗戦後80年戦争の被害者にも加害者にもならずに来た。
その幸運な時期を生きてきて80余年経った。日本のこの平和を是非とも世界中の人々に味わってほしい、と一高齢読者の私は願っている。

