ガザの人道支援 NGOの活動を認めよ<イスラエル政府が、パレスチナ自治区ガザで活動する国際非政府組織(NGO)37団体の活動許可を取り消すことを決めた。>
2026年 01月 14日
1月13日付東新聞朝刊社説に、「ガザの人道支援 NGOの活動を認めよ」との見出しが載った。今日はこの社説を学習することにした。
まず社説は、「イスラエル政府が、パレスチナ自治区ガザで活動する国際非政府組織(NGO)37団体の活動許可を取り消すことを決めた。厳しい人道状況がさらに悪化することは避けられない。イスラエルには決定を撤回するよう求める。」と切り出した。
続けて社説は、「パレスチナのイスラム組織ハマスとイスラエルとの戦闘は昨年10月に停戦が発効したが、その後もイスラエル軍の断続的な攻撃で住民400人以上が死亡した。
冬を迎え古くなったテントでは冷気や豪雨、強風をしのげず、国連などによると人口の約4割が浸水の危機にさらされている。寒さによる乳児の死亡例もある。
食料事情も160万人が高い水準の急性食料不安に陥り、医療施設も半分以上が機能していない。官民両用とみなされる医療機関や住宅資材の搬入は制限され、医薬品も不足している。
こうした状況にもかかわらず、イスラエルは1日付で「国境なき医師団」「オックスファム」など37の国際NGOの活動許可を取り消し、3月1日までの活動停止を求めた=写真は支援物資につくられたNGOのロゴ、ロイター共同。日本の「パレスチナ子どものキャンペーン」「日本国際ボランティアセンター」も含まれる。」と教えてくれる。
最後に社説は、「イスラエルは昨年3月、国際NGOの登録制度導入。現地職員(パレスチナ人)の個人情報提出や、事実上イスラエルの政治的立場への同調を許可条件とした。
しかし、人道支援は中立や独立が原則だ。個人情報提出にも弾圧を招きかねないとして多くのNGOが反発した。人道支援に政治的な「踏み絵」を強いるイスラエルの姿勢は到底認められない。
NGOの活動が禁じられれば、ガザの医療機関の3分の1が閉鎖されると見込まれ、食料供給への影響も深刻化が避けらればい。
国連のグテレス事務総長に加えて日本や欧州の10カ国外相も共同声明でイスラエルに深い懸念を表明し、決定の撤回を求めた。
だが、イスラエルは撤回する姿勢を見せていない。このまま活動停止に踏み切るなら、国際社会は躊躇なく、実効性のある外交圧力を一致して加える必要がある。」として締めくくった。
読んで勉強になった。
「イスラエル政府が、パレスチナ自治区ガザで活動する国際非政府組織(NGO)37団体の活動許可を取り消すことを決めた。」とのこと、
「冬を迎え古くなったテントでは冷気や豪雨、強風をしのげず。国連などによると約4割が浸水の危機にさらされている。」とのこと、
「食料事情も160万人が高い水準の急性食料不安に陥り、医療施設も半分以上が完全には機能していない。官民両用と見される医療機器や住宅資材の搬入は制限され、医薬品も不足している。」とのこと、
「NGOの活動が禁じられれば、ガザもの医療機関の3分の1が閉鎖されると見込まれ、食料自給への影響も深刻化が避けられない。」とのこと、
「国連のグテレス事務総長に加えて日本や欧州10カ国外相も共同声明でイスラエルに深い懸念を表明し、決定の撤回を求めた。」とのこと、
等々を知ることができた。
そして社説は「だが、イスラエルは撤回する姿勢を見せていない。このまま活動停止に踏み切るなら、国際社会は躊躇なく、実行性のある外交圧力を一致して加える必要がある。」と主張する。
主張に共鳴しながら考えた。
「国連のグテレス事務総長に加えて日本や欧州の10カ国外相も共同声明でイスラエルに深い懸念を表明し、決定の撤回を求めた。」とのことは、よく理解できたし、イスラエルは速やかに撤回を表明すべきと思った。
「しかし、イスラエルは撤回する姿勢を見せていない。」との現況は、戦中生まれの私には理解できない。
戦争という国家及び団体が国民及び構成員に犯させる「殺人行為」と、個人が何らかの理由で「犯す殺人行為」で、相手が死亡するという「事実」は同じだが、殺人行為者の「心の痛み」に大きな違いがあるのではないか、と一高齢読者の私には思われてならない。
殺人を命じる「団体の長」には、殺された人を自分同じ「人間」だという意識がないのではないか、とも思っている。
そこで思うのは、「イスラエル政府が、パレスチナ自治区ガザで活動する国際非政府組織(NGO)37団体の活動許可を取り消すことを決めた」との決定を撤回するのは、この戦闘でイスラエルを敗退させるしかないのではないかと、戦中生まれの一高齢読者の私には思えてならない。

