人気ブログランキング | 話題のタグを見る

憲法の良いとこ発見しませんか?


by sasakitosio

究極のダブスタ<他国を侵略し、その国の指導者を一方的に拉致し、自国の法廷で裁く。そんな暴挙がまかり通るなら、「法の支配」も「国際秩序」も地の底まで落ちたということだ。>

1月12日付東京新聞朝刊19面に、「本音のコラム」という欄がある。筆者は、カリフォルニア州立大助教授・大矢英代氏だ。今日はこの筆者に学ぶことにした。

 まず筆者は、「他国に侵攻し、その国の指導者を一方的に拉致し、自国の法廷で裁く。そんな暴挙がまかり通るなら、「法の支配」も「国際秩序」も地の底まで落ちたということだ。」と切り出した。

 続けて筆者は、「日本のメディアを見ても、米国の顔色をうかがってか、「国際法違反の疑い」などとお茶を濁す表現ばかりが並ぶ。日本政府は抗議声明すら出さない弱腰ぶり。仮に、中国政府が台湾の総統を拉致し、中国の国内法で裁いたらどうなるか。プーチン大統領がゼレンスキー大統領を拉致したらどうか。国際社会は黙ってはいないだろう。ダブルスタンダードが放置されれば、トランプ政権の横暴は歯止めを失うだろうし、世界は無法地帯になりかねない。

 「国際法違反」を批判されると、「ベネズエラ市民が喜んでいる」などと持ち出す人がいる。メディアでも、民主化を望む人々の声が繰り返し伝えられている。

 だが、民主化を支援することと、主権を踏みにじり大統領を拉致することは、まったくの別問題である。そもそもこの拉致の背景にあるのはベネズエラの石油を狙う米国の策略であり、「民主化」などというのは建前に過ぎない。」と指摘した。

 最後に筆者は、「こんな暴挙が許されるなら、どこかの国がホワイトハウスに乗り込み、トランプ大統領を拉致しても「民主化」の名目さえ掲げれば正当化されるのか。無茶苦茶だ。」と指摘した。

 読んで勉強になった。

 「日本のメディアを見ても、米国の顔色をうかがってか、「国際法違反の疑い」などとお茶を濁す表現ばかりが並ぶ。」とのこと、

 「日本政府は抗議声明すら出さない弱腰ぶり。」とのこと、

 「仮に中国政府が台湾の総統を拉致し、中国の国内法で裁いたらどうなるか。プーチン大統領がゼレンスキー大統領を拉致したらどうか。国際社会は黙ってはいないだろう。」とのこと、

 「ダブルスタンダードが放置されれば、トランプ政権の横暴は歯止めを失うだろうし、世界は無法地帯になりかねない。」とのこと、

 等々を知ることができた。

 そして筆者は、「そもそもこの拉致の背景にあるのはベネズエラの石油を狙う米国の戦略であり「民主化」などというのは建前に過ぎない。」と指摘し、

 「こんな暴挙が許されるのなら、どこかの国がホワイトハウスに乗り込み、トランプ大統領を拉致しても、「民主化」の名目さえ掲げれば正当化されるのか。無茶苦茶だ。」とも指摘した。

 筆者の指摘に賛同し共鳴しながら、戦中生まれの一高齢読者の私は考えた。

 アメリカの基地(赤坂プレスセンター)が東京の一等地赤坂にあることを最近知った。その時ふと思ったことは、日本は独立国だと思ったが、いまだにアメリカの支配から脱していないのではないか、ということだ。幸いにして、大日本帝国憲法から日本国憲法になり、天皇主権から国民主権になり、基本的人権の保障自由と民主主義となり、その中で今日老後を迎えている自分を、運がよかっただけかもしれない、とも思っている。田中角栄首相、鳩山郁夫首相、が退任した時、日本の政治に対するアメリカのコントロールを私は感じたものだ。

 だから、日本政府がアメリカのベネズエラ侵攻について抗議声明すら出せない弱腰ぶりは、さもありなんという気持ちで受け止めている。

 でも、今の日本が置かれている現状を踏まえても、トランプ政権の横暴を止め、世界を無法地帯にしない「道」を日本中の英知を集めて見出したいものだ、とも一高齢読者の私は思っている。


by sasakitosio | 2026-01-13 13:47 | 東京新聞を読んで | Trackback