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憲法の良いとこ発見しませんか?


by sasakitosio

教訓は忘れられた<イラクと比べればベネズエラなんてチョロいものだという算段だろうが、「想定外」は起こる。いつになったらアメリカは学ぶのか。>

1月10日付東京新聞朝刊21面に、「本音のコラム」という欄がある。筆者は。文筆家・師岡カリーマ氏だ。今日はこの筆者に学ぶことにした。

 まず筆者は、「どうも人間というのは過去の教訓から学ばない生き物らしい。米トランプ政権が産油国ベネズエラの首都に軍事攻撃を仕掛けマドゥロ大統領を拉致した。メディアは遠慮がちに「身柄拘束」という言葉を使うが明らかに「拉致」だろう。」と切り出した。

 続けて筆者は、「マドゥロが極悪の独裁者なら、このように国家主権も国際法も無視した暴挙は正当化されるということらしいが、いかに横暴な政権でも、利権を提供し、大量の米国産兵器を買い、巨額の投資をするなど都合さえ合えばお咎めなしだということは、トランプ外交がすでに証明している。当面は米国がベネズエラを運営するという。彼らがこの国を油田としか見ていないのは明確だ。」指摘した。

さらに続けて筆者は、「いやでも思い出されるのが、2003年の 、同じく産油国であるイラク侵攻である。あの時も国民救済や民主化を掲げ、紙上では立派に見えるロードマップがあったが計算違いも甚だしく。超過激なテロ集団ISの台頭という想定外(?)の大惨事に直結した。ISは世界各地で猛威を振るったが、最大の人的被害を負ったのはイスラム教徒を含む現地の一般市民だった。また数千人の米兵が命を落とし、生還者の多くが今も心身のトラウマに苦しんでいる。」と教えてくれる。

最後に筆者は、「イラクと比べベネズエラなんてチョロいもんだという算段だろうが。「想定外」は起こる。いつになったらアメリカは学ぶのか。」と訴える。

 読んで勉強になった。

 「どうも人間というのは過去の教訓から学ばない生き物らしい。」とのこと、

 「当面は米国がベネズエラを運営するという。彼らがこの国を油田としか見ていないのは明確だ。」とのこと、

 「いやでも思い出されるのが、2003年の、同じく産油国であるイラク侵攻である。あの時も国民救済や民主化を掲げ、紙上では立派に見えるロードマップがあったが計算違いも甚だしく、超過激なテロ集団ISの台頭という想定外(?)の大惨事に直結した。」とのこと、

 「ISは世界各地で猛威を振るったが、最大の人的被害を負ったのはイスラム教徒を含む現地の一般市民だった。また数千人の米兵が命を落とし、生還者の多くが今も心身のトラウマに苦しんでいる。」とのこと、等々を改めて知ることができた。

 そして筆者は、「イラクと比べベネズエラなんてチョロいものだという算段だろうが、「想定外」は起こる。いつになったらアメリカは学ぶのか。」と指摘した。

 筆者の指摘に賛同しながら、考えた。

 戦中生まれの一高齢読者の私が思うのは、アメリカは第一次世界大戦も第二次世界大戦もともに勝利し、その後に経済的・政治的・軍事的優位を今日まで維持してきた国だ。いわば、戦勝国のいいとこどりの経験しかないことが、「想定外」の想像力を持てない最大の理由ではないか。

 アメリカに「想定外」の気づきをさせるのは、アメリカが起こした紛争でアメリカが敗退するのが一番効果的だと思うが、さてどうやって、実現するか。そこが問題だ?


by sasakitosio | 2026-01-11 09:20 | 東京新聞を読んで | Trackback