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憲法の良いとこ発見しませんか?


by sasakitosio

浅ましさ<アフリカの子どもの命を助けることを「奇麗ごと」と一蹴する彼らの議論を聞きながら、その「浅ましさ」と日本の衰退を痛々しく感じた。>

1月8日付け東京新聞朝刊17面に、「本音のコラム」という欄がある。筆者は、青学大名誉教授・三木義一氏だ。今日はこの筆者に学ぶことにした。

 まず筆者は、「昨年配信されていたそうだが「ABEMA Prime」という番組で、日本の行っているアフリカ支援(具体的にはGaviワクチンアライアンスやグローバルファンドへの拠出金)とそれに従事してきた野党国会議員への批判を最近見た。」と切り出した。

 続けて筆者は、「①「税金を下げられない、社会保障費は足りないと言いながら、アフリカに800億円を出すのか」と庶民の税が海外へ流れているかのような批判がされ、

 ②「具体的に何のメリットがあるのか」「納税者にどう還元されるのか」とリターンを求め、

 ③「アフリカに金をばら撒いても、独裁者に中抜きされるだけではないか」と支援が無駄だと言いたいようだった。

①については800億円を問題にするなら、20兆円を超える役人の無駄な基金や、租税特別措置の優遇の方が問題だ。

②については、国境のない感染症は、遠い国で発生したウイルスがアッという間に日本経済を麻痺させる。世界共同で「ウイルスの最前線防御」をすることは不可欠だ。

③については、この支援の支出はジュネーブ信託口座から拠出され、世界で最も厳格に監視されている資金の一つであることを知らないようだ。」と教えてくれる。

 最後に筆者は、「アフリカの子どもの命を助けることを「奇麗ごと」と一蹴する彼らの議論を聞きながら、その「浅ましさ」と日本の衰退を痛々しく感じた。」として締めくくった。

 読んで勉強になった。

 「昨年配信されていたそうだが「ABEMAPrime」という番組で、日本の行っているアフリカ支援(具体的にはGaviワクチンアライアンスやグローバルファンドへの拠出金)とそれに従事してきた野党国会議員への批判を最近見た。」とのこと、

 「①「税金を下げられない、社会保障費はたりないと言いながら。アフリカには800億円を出すのか」と庶民の税が海外へ流れているかのような批判がされた」とのこと、

 「②「具体的になんのメリットがあるのか」「納税者にどう還元されるのか」とリターンを求め、」とのこと、

 「③ 「アフリカに金をばら撒いても、独裁者に中抜きされるだけではないか」と支援が無駄だと言いたいようだった。」とのこと、

 等々を知ることができた。

 そして筆者は、「アフリカの子どもの命を助けることを「奇麗ごと」と一蹴する彼らの議論を聞きながら、その「浅ましさ」と日本の衰退を痛々しく感じた。」と訴える。

 筆者の訴えの理解に努めながら、戦中生まれの一高齢読者の私は考えた。

 自分は4歳ころ、子守のため、姉に小学校に連れて行かれ、授業中に机の下で弁当を食べていたことを今思い出している。

 援助を受ける子どもたちはその時は何にもわからないだろうが、大人になって改めて援助をしてくれた「国や国民」に感謝するに違いない、と確信している。 

 だから、筆者の「アフリカの子どもの命を助けることを「奇麗ごと」と一蹴する人々の気持ちの上でも経済的にも「余裕のなさ」が、日本社会の衰退の現実なのかもしれない、と思うと残念でたまらない。


by sasakitosio | 2026-01-09 11:04 | 東京新聞を読んで | Trackback