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by sasakitosio

開放にむかう文学賞<26日、大阪で「部落解放文学賞」の授賞式があった。今回受賞した小説は在日3世、林淳月さんの「終わらないうた」。作者のおじいちゃんは朝鮮半島の南の島、済州島出身。>

7月29日付東京新聞朝刊17面に、「本音のコラム」という欄がある。筆者は、ルポライター・鎌田慧氏だ。今日はこの筆者に、学ぶことにした。

 まず筆者は、「かって「総評文学賞」を筆頭にして、国労など労働運動にもそれぞれの文学賞があり、文学サークルがあり、機関紙があって、職場と労働の記録が刻まれた。いま辛うじて残されているのは「自治労文芸」「労働者文学」などだが、それぞれに選考委員として関わってきた。」と切り出した。

 続けて筆者は。「26日、大阪で「部落解放文学賞」の授賞式があった。昨年、創設30周年を迎えたが、24回目の参加だ。いま選考委員は詩人の金時鐘さん、作家の佐伯一麦さん、ノンフィクションライターの野村進さんらである。

 今回受賞した小説は在日3世、林淳月さんの「終わらないうた」。

 作者のおじいちゃんは朝鮮半島の南の島、済州島出身。大阪に根付いて、外套を縫うミシンを踏みながら、なにやら即興の長い鼻歌を歌っていた。

 そのおじいちゃんもなくなり、済州島の歌が気になって、ひとり島に旅立つ。

 漢拏山に登って自然に接しているうちに、自分の中にあった「ぐちゃぐちゃで、どろどろ」した内臓にあるものが解放され、外に向かう声のない叫びになる。北朝鮮・韓国・日本。この複雑な関係の中で生きてきた少女の苦悩と言葉を獲得する感性が生み出した作品だ。

識字部門はダウン症21歳の塩山恵理さん「私の生い立ち」。詩は高水淳さんの、家庭内暴力と拒食、過食、自傷を言葉にした「書く」などが受賞した。」と教えてくれた。

 読んで勉強になった。

 「かって「総評文学賞」を筆頭にして、国労など労働運動にもそれぞれの文学賞があり、文学サークルがあり、機関紙があって、職場と労働の記録が刻まれた。」とのこと、

 「いま辛うじて残されているのは「自治労文芸」「労働者文学」などだが、それぞれに選考委員として関わってきた。」とのこと、 

 「26日、大阪で「部落解放文学賞」の授与式があった。」とのこと、

 「今回受賞した小説は在日3世、林淳月さんの「終わらないうた」。」とのこと、

 「識字部門はダウン症21歳の塩山恵理さん「私の生い立ち」。」とのこと、 

 「詩は高永淳さんの家庭内暴力と拒食、過食、自傷を言葉にした「書く」などが受賞した。」とのこと、

 等々を知ることができた。

 筆者のこの欄で、「総評文学賞」や国労など労働運動にもそれぞれ文学賞があったことを、初めて知った。

 また、「部落解放文学賞」があり、昨年50周年を迎えたとのことも、筆者のこの欄で初めて知った。

 学生の頃は、山本周五郎の作品にひかれ次々読み漁ったり、司馬遼太郎の作品も手あたり次第読んだ記憶があるが、傘寿を過ぎた今は小説はほとんど読まなくなった。ので、筆者が賞の選考委員をなさっていることに感心している。

 こんにちは、70過ぎてから毎日、朝日新聞と東京新聞を読み、自分が賛同する記事を「写し読み」をしながら、頭と心の体操をしている。そのことが、老後の楽しみになっている今日この頃だ。


by sasakitosio | 2025-07-30 05:54 | 東京新聞を読んで | Trackback