欧米金融不安 暮らしへの波及防がねば<IT産業向け融資を手掛ける米シリコンバレー銀行(SVB)銀行が10日に経営破綻した。12日には米シグネチャー銀行も破綻した。>
2023年 03月 31日
3月21日付け東京新聞朝刊社説に、「欧米金融不安暮らしへ波及防がねば」との見出しが載った。今日はこの社説を学習することにした。
まず社説は、「米国とスイスで銀行の経営危機が相次いでいる。金融不安は経営者心理を一気に冷やし、景気への大きな打撃となる。日米欧は強固な協調体制を組み、暮らしへの波及を防がなければならない。」と切り出した。
続けて社説は、「IT産業向け融資を手掛ける米シリコンバレー銀行「SVB」が10日に経営破綻した。米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げによる保有米国債の価格急落で含み損が急増して資金が流出した。
12日には米シグネチャー銀行も破綻した。暗号資産を運用する企業への融資をめぐり懸念が指摘されていた銀行だが、SVBの破綻で顧客の不安が急激に強まり資金流出が止まらなくなった。
米銀の破綻はスイスのクレディ・スイス=写真、ロイター・共同=の経営危機という形で欧州にも飛び火した。クレディは一昨年に資金運用失敗で巨額損失を出したが、米銀破綻後、信用不安に拍車がかかった。
クレディとシグネチャーは他行による買収が決まり、SVBも米連邦預金保険公社(FDIC)が管理下に置いて救済を検討中だ。
しかし対応策はいずれも応急措置にすぎず、負の連鎖への懸念が払拭されたとは言い難い。
日米欧の中央銀行は協調して潤沢なドル資金を連日供給することを決めた。リーマンショック時にも実施されたが、破綻の連鎖を防ぐには必要最小限の措置だ。」と教えてくれる。
最後に社説は、「最大の懸念は表面化していない経営危機が他の銀行にもあるかどうかだ。特に金融引き締めの影響が強い米国の状況が心配だ。新たな危機の予兆を察知した場合、日米欧は直ちに緊急会合を招集し先回りして対策を打つ必要がある。
日本では、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)が破綻した米銀2行の株式や債券を昨年3月時点で計550億円程度保有している。
GPIFは含み損の実態把握を急ぎ資金運用の安全性を高める措置を講じるべきだ。
金融システム不安は株価や為替市場の動揺を引き起こし、企業財務の悪化を通じて賃上げ機運に水を差しかねない。
国や日銀は国内金融機関の投資状況の詳しい再検査も急いでほしい。」として締めくくった。
読んで勉強になった。
「米国とスイスで銀行の経営危機が相次いでいる。」とのこと、
「IT産業向け融資を手掛ける米シリコンバレー銀行(SVB)が10日に経営破綻した。」とのこと、
「12日には米シグネチャー銀行も破綻した。」とのこと、
「米銀の破綻はスイスのクレディ・スイス=写真、ロイター・共同=の経営危機という形で欧州にも飛び火した。」とのこと、
「クレディとシグネチャは他行による買収が決まり。SVBも米連邦預金保険公社(FDIC)が管理下に置いて救済を検討中だ。」とのこと、
「日米欧の中央銀行は協調して潤沢なドル資金を連日供給することを決めた。」とのこと、
「最大の懸念は表面化していない経営危機が他の銀行にもあるかどうかだ。」とのこと、
「日本では、年金積立管理運用独立行政法人(GPIF)が破綻した米二行の株式や債券を昨年3月末時点で計550億円程度保有している。」とのこと、
等々を知ることができた。
そして社説は、「金融システム不安は株価や為替市場の動揺を引き起こし、企業財務の悪化を通じて賃上げ機運に水を差しかねない。国や日銀は国内金融機関投資状況の詳しい再検査も急いでほしい。」と指摘した。
指摘に賛同しながら、考えた。
戦後の復興から、オイルショック、バブルとバブル崩壊、長期デフレ、リーマンショック等々を経験してきたが、分不相応な「欲」や過剰な「恐怖」起こさないように、暮らしてきた。
そのため、良くも悪くも暮らしが「大波に」襲われることは無かった。
新聞やテレビで情報を得るしか「能」が無い自分だから、日本の指導者・有識者を信じて、いかなる事態でも「バタバタ」しないことにしている。日本が戦争さえしなければ、日本国家も日本国民もいかなる危機にも対応できる、と勝手に思っているので。

