首里城をめぐって< 「辺野古工事の予算を首里城再建に回せ」という声がある一方、首里城再建と引きかえに政府が県に新基地建設への譲歩を求めてくる可能性が高い?再建ムードの中で埋もれている声はないか!>
2019年 11月 28日
11月27日付東京新朝刊25面に、「本音のコラム」という欄がある。筆者は、文芸評論家・斎藤美奈子氏だ。
今日は、この筆者に学ぶことにした。
まず筆者は、「首里城の建築物7棟が焼失して一カ月弱。首里城は沖縄県民の心のよりどころだったとメディアは喧伝し、善意の寄付が集まり。県も政府も迅速な再建を約束した。」と切り出した。
続けて筆者は、「国中が再建に向かって一直線という空気の中で心打たれた文章がいくつかあった。
まず「首里城復興に政府支援不要」と題された本紙25日「発言」欄の投書。
投書した和久稲朝之さんは書いている。
「私はウチナンチュの一人として訴えたい。首里城再建で世界中からの支援は受けても、沖縄の民意に背を向ける日本政府の金はビタ一文受け取るべきではない」
もうひとつは、沖縄在住の石原艶子さんのコラム。「首里城を失った悲しみの中であえて声を大にして叫びたい」と彼女は書く。
「首里城よりも大切なものは,神が与えてくださった辺野古・大浦湾の宝の海なんです」(「クリスチャントゥデイ」11月18日)」と教えてくれる。
最後に筆者は、「首里城は国の所有物だから「ビタ一文受け取らない」のは難しいだろうし、城より海の保護が先だという意見は少数派かもしれない。だが「辺野古工事の予算を首里城再建に回せ」という声がある一方、首里城再建とひきかえに政府が県に新規建設への譲歩を求めてくる可能性も高い。
再建ムード一色の中で埋もれている声はないのか。「心のよりどころ」が全員一緒なんてありえない。」として締めくくった。
読んで勉強になった。
「首里城の建築物が焼失して一カ月弱。<中略>国中が再建に向かって一直線という空気の中で心を打たれた文章がいくつかあった」とのこと、
「まずは「首里城復興に政府支援不要」と題された本紙25日「発言」欄の投書。
投書した和久稲朝之さんは書いている。「私はウチナンチュの一人として訴えたい。首里城再建で世界中から心ある人々の支援は受けても、沖縄の民意に背を向ける日本政府の金はビタ一文受け取るべきではない」」とのこと、
「もうひとつは、沖縄在住の石原艶子さんのコラム。「首里城を失った悲しみの中であえて声を大にして叫びたい」と彼女は書く。「首里城よりも大切なものは、神が与えてくださった辺野古・大浦湾の宝の海なんです」(クリスチャントゥデイ)11月18日」」とのこと、
等々を初めて知ることができた。
さらに筆者は、「だが「辺野古の工事費を首里城再建に回せ」という声がある一方、首里城再建と引き替えに政府が県に新基地建設への譲歩を求めてくる可能性も高い」との指摘、
「再建ムード一色の中で埋もれている声はないのか。「心のよりどころ」が全員一緒なんてありえない。」との指摘、等々を知り、よく理解できた。
辺野古新基地建設問題で、沖縄の民意に背を向け続けている「日本政府」への腹立ちは分かるが、政府の出す「金」の中に、沖縄の民意に共感する「多くの日本国民」の税金が含まれているので、大きな顔をして受け取ってほしい、と思った。
また、沖縄の人々の「辺野古新基地」反対の運動は、引き続き支持し、応援し続けたい、とも思っている。

