天皇制はタブーか <12日2面「核心」、「天皇制の意味問い直す時」を共感をもって読んだ!横見出し「即位の岐式 崇拝心を引き出すフィクション」はまさにその通り。>
2019年 11月 24日
11月23日付東京新聞朝刊5面社説横に、「ミラー―」という欄がある。筆者は、無職 村田尚子(79)氏だ。
今日はこの筆者に学ぶことにした。
まず筆者は、「12日2面「核心」、「天皇制の意味 問い直す時」を共感をもって読んだ。
大嘗祭を前にしての社会学者・大澤真幸氏へのインタビュー記事だ。
代替わりに関するメディアの騒ぎ方にうんざりしていたが、この大見出しを掲げたのは英断だと思う。
横見出し「即位の儀式 崇拝心引き出すフィクション」はまさにその通り。」と切り出した。
続けて筆者は、「もっとも私は、テレビであの場面を見て、崇拝心などより、天皇皇后のお二人は慣れないお召し物を着せられ、さぞ大変だろうなどと同情してしまったが。
気のなったのは、記者が「国民主権なのに、天皇制への賛否は、国民の間でもタブーになっている」と問いかけた部分。
本当にタブーになっているのか。
私の周りでは「天皇制はなくすべきだ」「宗教法人として存在するならいいが」などと日常的に話題としている。
タブーにしているのは、むしろメディアの方ではないか。
大澤氏の「まずは日本人の政治的な意思として天皇制を続けるのかどうかを決断すべきだ。必要としているなら、自らの政治的意思で選択しているという自覚と覚悟が必要だ。」や、女系・女性天皇の議論に関して「国民にとっての天皇とは何かがわからない前に、その議論をするのは順序が違う」は全くその通りだと思う。」と指摘した。
最後に筆者は、「天皇制の意味を問い直すことは急務だと思う。しかし、荷物検査を受けてまでパレード見物をして日の丸を振り、スマホで写して天皇陛下万歳と叫ぶ。そんな人々の姿をこれでもかとメディアが取り上げるのを見ると、どうしたら根本的な議論ができるのだろうかと考え込んでしまう。」として締めくくった。
読んで勉強になった。
「気になったのは、記者が「国民主権なのに、天皇制への賛否は、国民の間でもタブーになっている」と問いかけた部分」との指摘、
「本当にタブーになっているのか。<中略>タブーにしているのは、むしろメディアのほうではないか。」との指摘、
「(社会学者)大澤氏の「まず日本人の政治的な意思として天皇制を続けるのかどうかを決断すべきだ。必要としているなら、自らの政治的意思で選択しているという自覚と覚悟が必要だ」や、女系・女性天皇の議論に関して「国民にとっての天皇とは何かがわからない前にその議論をするのは順序が違う」は、まったくその通りだ思う」とのこと、等々を知ることができた。
そして「天皇制の意味を問い直すことは急務だと思う」という筆者の意見に賛成する。
大学に入って初めて憲法を読んだ時、戦後幼児のころ日本国憲法の下で、国民はみな自由で平等だといわれ、そうだと思って生きてきて、憲法で「国民」と異なる「天皇」なる存在を知った時、天皇は国民なのか国民でないのかという「疑問」をもった。
そして、天皇の地位は国民の総意に基づく、憲法にあるのに、天皇制度の是非についての「国民の総意」を確かめることが今日まで一度もなされていないことに違和感を持っている。
安倍総理は憲法を変えることに熱心のようだが、安倍改憲の項目の中に「天皇制の存否」についても付け加えたらいかがかと、思った。
また、既存の国民投票法で「天皇制の存否について」国民投票を実施して、国民の政治的意思を確かめてみたらいかがか、と思った。

