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憲法の良いとこ発見しませんか?


by sasakitosio

漂流するG7 存在意義を問い直せ<先進7か国首脳が結束し強いメッセージを国際社会にーー。首脳宣言とりまとめを見送ったフランスのG7サミットはその役割を果たせなかった!>

8月29日付東京新聞社説に、「G7」のことが載った。今日はこの社説に学ぶことにした。

 まず社説は、「先進7か国首脳が結束し強いメッセージを国際社会に発信する―――。首脳宣言とりまとめを見送ったフランスでのG7サミットはその役割を果たせなかった。G7は存在意義を自ら問い直すべきだ。

 トランプ米大統領と閉会後の共同記者会見に臨んだ議長役のマクロン仏大統領は「われわれの共通点は時間を無駄にしたくないことだ」と述べた。会議を引っ掻き回すトランプ氏へのあきらめが見て取れた。

 自国第一主義のトランプ氏は本来、国際協調の場でるG7とは水が合わない。マクロン氏はできもしない意見集約に時間と労力を費やしたくなかったのだろう。」と切り出した。

 続けて社説は、「サミットは1975年にパリ郊外のランブイエ城で初めて開催された。

 これを提唱したジスカールデスタン大統領は、サミットの在り方として、首脳だけが膝詰めで忌憚なく論じ合うスタイルを描いていた。

 ところが、実際には、各国は大規模な随行団を送り込み、首脳は官僚が用意したペーパーを読み上げることが多く、官僚は成果文書の文案調整に徹夜する。

 首脳会談に代わる簡潔な総括文書の文言をマクロン氏自身がつくったのには、ジスカールデスタン氏が構想した原点へ戻ろうという意図もあったかもしれない。

 2014年にクリミア半島を併合したロシアを追い出し、民主主義や法の支配、自由貿易という価値観を共有する本来のG7の姿に戻った。

 国際情勢の不透明化が深まる中で、西側の結束を示す場となるサミットを再評価する声もある。」と教えてくれる。

 最後に社説は、「08年に起きたリーマン・ショックの危機対応として発足したG20が、参加国、・地域が多い分まとまりを欠き、期待したほど機能していないことも再評価の後押しになった。

 ただし、G7は足並みがそろってこそ価値がある。トランプ氏がいては価値観の共有ができているかも怪しい。

 しかも、往時は世界全体のGDP(国内総生産)7割近く占めたG7だが、今では5割を割り込み影響力は低下した。

 それでも、結束は望むべくもないトランプ時代だって永遠に続くわけがないと腹をくくって、あくまで価値観を同じくする国の集まりでいくのか。

 あるいは影響力の回復を目指して、体制の違う中国やロシアにも門戸を開くのか。G7の方向性をじっくり考えてほしい。」として締めくくった。

 読んで勉強になった。

 「サミットは1975年にパリ郊外のランブイエ城で初めて開催された。これを提唱したジスカールデスタン仏大統領は、サミットの在り方として、首脳だけが膝詰めで忌憚なく論じ合うスタイルを描いていた。」とのこと、

 「ところが実際には、各国は大規模な随行団を送り込み、首脳は官僚が用意したペーパーを読み上げることが多く、官僚は成果文書の文案調整に徹夜する。」とのこと、

 「2014年にクリミアを併合したロシアを追い出し、民主主義や法の支配、自由貿易という価値観を共有する本来のG7の姿に戻った」とのこと、

 「08年に起きたリーマン・ショックの危機対応として発足したG20が,参加国・地域が多い分まとまりを欠き、期待したほど機能していないことも再評価の後押しになった」とのこと、

 「往時は世界全体のGDP(国内総生産)7割だが、今では5割を割り込み影響力は低下した」とのこと、等々のことを知りよく理解できた。

 さらに社説は、「あくまで価値観を同じくする国の集まりのままでいくのか。

 あるいは影響力の回復を目指して、体制の違う中国やロシアにも門戸を開くのか。G7はじっくり考えてほしい」と指摘している。

 社説の指摘には共感しながら、考えた。

 願わくば、民主主義や法の支配、自由貿易という価値観を同じくする国の集まりでいてほしいと思った。

 そして、G7が国連でおおきな影響力を発揮してほしい、と思った。

 その中で、平和憲法をもって戦争せず、内乱も起きず、敗戦の廃墟の中から、経済大国になった日本こそG7の先頭に立って、世界から戦争や貧困をなくす仕事が似合う「国」はないのではないか、とも思っている。


by sasakitosio | 2019-08-30 06:46 | 東京新聞を読んで | Trackback