反ユダヤはどちらだ<ユダヤ人を差別する白人至上主義者を批判することは執拗に避けるトランプ氏が先日はさらに危険な発言をした。「民主党に投票するユダヤ人はみな、知識か忠誠心が著しく欠落している」??>
2019年 08月 25日
8月24日付東京新聞朝刊25面に、「本音のコラム」という欄がある。筆者は、文筆家・師岡カリーマ氏だ。今日は、この筆者に学ぶことにした。
まず筆者は、「4人の白人の非白人女性民主党議員に対し、米トランプ大統領が「自国に返れ」という趣旨の発言をしたこと、そしてそのうち二人のムスリム議員の入国を拒否するようイスラエル政府に働きかけ成功したことは、本紙でも報じられた通りだ」と切り出した。
続けて筆者は、「イスラエルによるパレスチナ占領を糾弾するこの二人について大統領は「すべてのユダヤ人を憎んでいる」と言いがかりをつけ「反ユダヤ」のレッテルを貼った。
だが反ユダヤはどちらか。
ユダヤ人を差別する白人至上主義を批判するすることは執拗に避けるトランプ氏が、先日さらび危険な発言をした。
「民主党に投票するユダヤ人は皆、知識か忠誠心が著しく欠落している」
先の中間選挙では、ユダヤ系の約4人に3人が民主党に投票。
彼らが無知だと?
誰への忠誠心がが欠落?
米国?
自分に投票しないユダヤ系は反米だというなら、自らの支持基盤である極右の差別意識を煽る発言だ。
それともイスラエル?」と教えてくれる。
最後に筆者は、「彼はユダヤ系共和党支持者に対し、イスラエル首相を「あなた方の首相」と呼んだことがある。
ユダヤ系市民をイスラエル人の定義することは、彼らを「他者」としてくくるのと同じことで、差別でしかない。
自分の都合でイスラエルの首相と仲良くして見せても隠せない差別がある。
対日本関係でも同じことが言えないか。」として締めくくった。
読んで勉強になった。
「イスラエルによるパレスチナ占領を糾弾するこの二人(ムスリム議員)について大統領は「すべてのユダヤ人を憎んでいる」という言いがかりをつけ「反ユダヤ」レッテルを貼った」とのこと、
「ユダヤ人を差別する白人至上主義者を批判することは執拗に避けるトランプ氏が、先日さらに危険な発言をした。「民主党に投票するユダヤ人はみな、知識か忠誠心が著しく欠落している」」とのこと、
「彼(トランプ氏)はユダヤ系共和党支持者に対し、イスラエル首相を「あなたがたの首相」と呼んだことがある。」とのこと、等等を知ることができた。
世界のリーダーとしてのアメリカのトランプ大統領に、その自覚が全くないこと、トランプ氏が次期大統領選挙での自分へのプラスになると自分で思ったことに力をそそいでこと、等等がわかってがっかりだ。アメリカ第一が、自分第一であることが、ますます明白になってきたような気がした。
そして筆者は「ユダヤ系市民をイスラエル人と定義することは、彼らを「他者」としてくくるのと同じで、差別でしかない」と指摘した。理論的には、筆者の指摘の通りだと、思った。ただ、トランプ大統領には、その理論は理解できそうにない、とも思った。

