争議の真相<東北自動車道上り線・佐野サービスエリアで14日から続いている従業員のストを伝える報道はメマイがしそうだった!もう一件、メマイがしそうだったのは17日のNHKの朝ドラ「なつぞら」である?>
2019年 08月 22日
8月21日付東京新聞朝刊23面に、「本音のコラム」という欄がある。筆者は、文芸評論家・斉藤美奈子氏だ。
今日は、この筆者に学ぶことにした。
まず筆者は、「今般の日本では「ストライキ」というこ言葉すら禁句なのか。東北自動車道上り線・佐野サービスエリア(SA)で14日から続いている従業員のストを伝える報道はメマイがしそうだった。」と切り出した。
続けて筆者は、「営業休止、店舗休止、就業拒否などの漠然とした表現。「通常ならお盆で混雑する時期の出来事に利用客に戸惑いや落胆が広がっている」(朝日新聞・15日)などの迷惑そうな語り口。
この件をしっかり報じていた日刊スポーツによると、発端は運営会社のケイセイ・フーズの経営危機と、それを糾弾した従業員の不当解雇だったらしい。詳細は不明ながら、経営者視点、消費者視点の報道ばかりなのが気になる。
もう一件、メマイがしそうだったのは17日に放送されたNHKの朝ドラ「なつぞら」である。
妊娠した主人公を産休明けに契約社員にするとの通達に怒り、社長室を訪れたアニメ制作会社の従業員たち。ところが「まるで組合のデモじゃないですか」という社長に対し、現場の責任者は「これは組合を超えたわれわれ一人一人の個人的な支援」と答えるのだ。
何それ。労働組合の団体交渉ではないと?主人公のモデルとなった奥山玲子は東映動画の組合活動も頑張った人なのに?」と指摘した。
最後に筆者は、「こうして曖昧にされる労働者の権利。ニュースといいドラマといい、何を気にしているのかを知りたいよ。」として締めくくった。
読んで勉強になった。
「東北自動車道上り線・サービスエリア(SA)で14日から続いている従業員のストを伝える報道にメマイかしそうだった」とのこと、
「この件を比較的しっかり報じていた日刊スポーツによると、発端は運営会社のケイセイ・フーズの経営危機と、それを糾弾した従業員の不当解雇だったらしい」とのこと、
「もう一件、メマイがしそうだったのは17日に放送されたNHKの朝ドラ「なつぞら」である。」とのこと、等等を知り理解できた。
そして筆者は、「こうして曖昧にされる労働者の権利。ニュースといいドラマといい、なにを気にしているのか知りたいよ」と指摘した。
たしかに、労働者の権利について、ニュースでもドラマでもなぜ曖昧にするのか、理解できない。
ひょっとして、報道する記者やドラマの制作者たちの中に、自分たちは労働者であるという「自覚や意識」がなくなったとすれば、かなり深刻な日本の現風景だ、と思った。

