「国へ帰れ」ツイーとの狙い<大統領はまずオカシオコルテス議員たちを口汚く攻撃すると、それまで「独立愚連隊」を批判していたペロシ下院議長はじめ民主党主流派が全員彼女らの擁護に回り大統領の思惑通りに?>
2019年 08月 16日
7月23日付東京新聞朝刊4面に、「太郎の国際通信」という欄がある。筆者は、ジャーナリスト・木村太郎氏だ。
今日はこの筆者に学ぶことにした。
まず筆者は、「「トランプ大統領は直感で動く政治家で、往々にして衝動的に行動する。
しかし、最近の下院民主党の急進派に対する一連のツイートは計算されたもので、直情的なものではない。
あのツイートは共和党系の評論家までもが、批判しているが、政治的には愚かなものとは言えない。
確かに品のない、攻撃的な、大統領にふさわしくないものだったが、トランプには目的があり、彼の不快な一斉攻撃の動機は明白だった」
16日、ロスアンゼルス・タイムズ紙電子版に掲載された論評記事で、見出しは「オカシオコルテスと民主党はトランプが求めていた対立の構図を提供した」
筆者は同紙論説副編集長ジョン・ヒーリー氏。
14日にトランプ大統領がオカシオコルテス議員ら4人の民主党の女性会員議員に「国へ帰れ」とツイートしたのは来年の大統領選をにらんで民主党を社会主義政党と思わせるための策略だったというのだ。」と切り出した。
続けて筆者は、「オカシオコルテス議員ら4人は、昨年中間選挙で初当選した新人議員だが米国政界では「極左」とも位置付けられる社会主義的な立場をとり、ことごとに民主党幹部らと対立して「squad」と評されてきた。
命令に従わないで分派行動をする、言ってみれば「独立愚連隊」を指す言葉だ。
トランプ大統領は彼女らと民主党を結びつけることで同党を「社会主義政党」と思わせることを考えついたとヒーリー氏は分析する。
そのために大統領はまずオカシオコルテス議員たちを口汚く攻撃すると、それまで「独立愚連隊」を批判してきたペロシ下院議長をはじめ民主党主流派が全員彼女らの擁護に回り大統領の思惑通りの展開となった。
「民主党はトランプにもてあそばれた形だ。ここで社会主義政党と思われれば、大統領にさらに4年の任期をあたえるだけでなく、下院も共和党に明け渡すことになるだろう」
こう分析するのは、ロサンゼルス・タイムズ紙だけではない。」と教えてくれる。
最後に筆者は、「「トランプは「独立愚連隊」を民主党の新しい指導者に仕立てる」(ボストン・ヘラルド紙)
「トランプのツイートは巧みに「独立愚連隊」と民主党を団結させた(ワシントン・エグザミナー紙)
「「独立愚連隊」は2020年の選挙で民主党を破滅させる」(ニュースサイト「デーリー・ワイヤー」)
このツイート騒ぎの後に発表されたニュースサイト「アクシオス」の記事によると、世論調査での「独立愚連隊」のリーダー格のオカシオコルテス議員は、認知度74%に対して好感度22%にすぎなかった。
トランプ大統領の策略が功を奏しているのだろうか?」として締めくくった。
読んで面白かった。
「16日、ロスアンゼルス・タイムズ紙電子版に掲載された論評記事で、見出しは「オカシオコルテスと民主党は、トランプが求めていた対立の構図を提供した」。筆者は同紙論説副編集長のジョン・ヒーリー氏。」とのこと、
「14日にトランプ大統領がオカシオコルテス議員ら4人の民主党の女性女性下院議員に「国へ帰れ」とツイートしたのは来年の大統領選をにらんで民主党を社会主義政党と思わせるための策略だったというのだ」とのこと、
「オカシオコルテス議員ら4人は、昨年中間選挙で初当選した新人議員だが、米国政界では「極左」とも位置付けられる社会主義的な立場をとり、ことごとくに民主党幹部らと対立して「squad」と評されていた。命令に従わない分派行動をする、言ってみれば「独立愚連隊」を指す言葉だ。」とのこと、
「トランプ大統領は彼女らと民主党を結びつけることで同党を「社会主義政党」と思わせることを考え付いたとヒーリー氏は分析する」とのこと、
「「民主党はトランプにもてあそばれた形だ。
ここで社会主義政党と思われれば、大統領にさらに4年の任期を与えるだけでなく、下院も共和党に明け渡すことになるだろう」こう分析するのはロスアンゼルス・タイムズ紙だけではない。」とのこと、
「トランプは「独立愚連隊」を民主党の指導者に仕立てる「(ボストン・ヘラルド紙)」とのこと、
「トランプのツイートは巧みに「独立愚連隊」と民主党幹部を団結させた」(ワシントン・エグザミナー紙)」とのこと、
「「独立愚連隊」は2020年の選挙で民主党を破滅させる」(ニュースサイト「デーリー・ワイヤー」)」とのこと、
「このツイート騒ぎの後に発表されたニュースサイト「アクシオス」の記事によると、世論調査での「独立愚連隊」のリーダー格のオカシオコルテス議員は、認知度74%に対して好感度は22%にすぎなかった」とのこと、
等々を知ることができた。
この記事を通して、世界的には、特に日本的にはほぼ消滅したような「社会主義・共産主義」に対する幻想であるが、アメリカ国内・国民の心の中にはいまだ「社会主義政党」という言葉が生きており、それが忌み嫌われていることが初めて分かった。
アメリカは自由な国なのに、なぜ社会主義政党や共産党所属の国会議員がいないのか、ズート不思議の思ってきた。そのわけを知りたいものだ、といま改めて思った。

