仕事と遊びのけじめ 何のため?<毎日、ラッシュにもまれて職場に集まることで、自分の帰属先を確認し安心するため?それで組織が人をつなぎとめるため?>
2019年 08月 13日
8月11日付朝日新聞朝刊3面に、「日曜に想う」という欄がある。筆者は、編集委員・大野博人氏だ。今日は、この筆者にまなぶことにした。
まず筆者は、「仕事の時は仕事に集中、遊ぶときは思いっきり遊ぶ。けじめがだいじーーー。
そんな思い込みは捨てた方がいいかもしれない。
働き方について、ワーケ―ションというスタイルを広めようという動きが出ている。work(仕事)とvacation(休暇)を組み合わせた造語だ。
情報通信技術の発達で、職場以外で仕事をするテレワークの領域が広がった。
休暇で会社を離れていてもパソコンを使えば急な会議に参加できる。出張先から必要な報告を送れるならすぐに帰任せず地元を観光しても不都合ではない。境目をもっと柔軟に考えては。
その試みとして先月、長野県駒ケ根市で小さなツアーがあった。
会社員やフリーランスの5人が2泊か3泊で参加。標高2600メートルの千畳敷カールにあるホテルに設けたオフィスでパソコンに向き合い、休憩時間にお花畑を楽しんだり、農家でアスパラガスの収穫を体験しながらシェアオフィスでも仕事をしたり。
「ここと本社でやる仕事に大差ない」
「本社にいるより無駄に声をかけられないのではかどる」
「移動時間が少なくてすむ」
「リフレッシュできる」。
アンケートで見ると満足度は高そう。
市とともにツアーを企画したKNT-CTホールデングスの井原優マーケティング部業務課長は「観光ではわからない地域の魅力も仕事で滞在すると見えてきます。仕事で関わる人が増えて地方創生にもつなげられれば」と話す。」と切り出した。
続けて筆者は、「参加したウェブライターの佐々木ゴウさん(30)は大手通信会社やベンチャー企業の勤務経験がある。フリーになってから各地にでかける機会が多い。「そもそも飛び回るのは新しい刺激を求めているから」。ホテルの部屋に一人でこもるより地元のシェアオフィスなどの方が「ほかの人と交流できるし、それによって仕事も生まれます」
リフォーム関係の記事をネットで発信している岡崎康裕さん(32)も参加者の一人。ネットカフェの店長だっただ、1日24時間、連絡があると駆け付ける日々に疑問を感じてフリーに。
やはり旅先での出会いはビジネスにつながるという。
「会社員時代は嫌々仕事をしていたのでプライベートはそれと別にしたかった。でも今は仕事も遊びも楽しい」とワーケ―ションを勧める。
「みんなで集まって煮詰めるのが役立つジャンルもあるでしょうが、それは減っているのでは」
人口減少に悩み、つながりを持ってくれる人を増やしたい自治体も期待を高める。
先月18日には東京に自治体、企業関係者が集まってフォーラムを開き、協力して推進する宣言を発表した。」と教えてくれる。
最後に筆者は、「ワーケ―ションもテレワークも「一刻も早く進めなければ」とじれったそうなのは、推進に力を注ぐ総務省行政評価局の箕浦龍一総務課長。
今や働く場所はサーバー空間が加わった4次元構成になっていると指摘。
「ほんとうならどこでも仕事ができるというスタイルがもう定着して当たり前のはずなのに、まだまだそこに至っていません」
それはワーク・ライフ・バランスという枠組みに収まる話ではないという。
たとえば日本が苦戦中の国際競争力の向上には創造性が欠かせない。
でも、同じ社の同僚とばかり顔を合わせる日々にそれが期待できるだろうか。
「働く人にとって、その時の気分や職務によって好きな場所で仕事をするのが一番生産性が上がるのでは。何かアイデアを出す仕事なら芝生でひとりで寝転んで考えた方がいいかもしれない」
仕事と遊びのけじめへのこだわり。それがもう、効率にも創造性にもつながらないとしたらなんのため?
毎日、ラッシュにもまれて職場に集まることで、自分の帰属先を確認し安心するため?
それで組織が人をつなぎとめるため?
ワーケ―ションという楽しそうなアイデアが投げかける問いの射程は長い。」として締めくくった。
読んで勉強になった。また、考えることが一つ増えた気がした。
「仕事のときは仕事に集中、遊ぶときは思いっきり遊ぶ。けじめがだいじーーー。
そんな思い込みは捨てた方がいいかもしれない」との指摘、
「境目をもっと柔軟に考えては。その試みとして先月、長野県駒ケ根市で小さなツアーがあった。会社員やフリーランスの5人が2泊か3泊で参加。標高2600メートルの千畳敷カールにあるホテルに設けたオフィスでパソコンに向き合い、休憩時間にお花畑を楽しんだり、農家でアスパラガスの収穫を体験しながらシェアオフィスでも仕事をしたり。」とのこと、
「ここと本社でやる仕事に大差ない」「本社にいるより無駄に声をかけられないのではかどる」「移動時間が少なくてすむ」「リフレッシュできる」。アンケートでみると満足度は高そう」とのこと、
「ワーケ―ションもテレワークも「一刻も早く進めなければ」とじれったそうなのは、推進に力を注ぐ総務省行政評価局の箕浦龍一総務課長。今や働く場所はサイバー空間が加わった4次元構成になっていると指摘。「ほんとうならどこでも仕事ができるというスタイルがもう定着して当たり前のはずなのに、まだまだそこに至っていません」」とのこと、
「それはワーク・ライフ・バランスという枠組みに収まる話ではないという。たとえば日本が苦戦中の国際競争力の向上には創造性が欠かせない。でも、同じ社の同僚とばかり顔を合わせる日々にそれが期待できるだろうか」とのこと、
等々を知ることができ、その必要性もよく理解できた。そして考えた。
総務省行政評価局が推進役というのであれば、現実的な課題であることが理解できた。
自由業をやりながら、後期高齢者の域に入って、仕事は現役で健康もまあまあ。仕事も仕事の合間の趣味も楽しい。いい老後を送っていると、親兄弟はじめ触れ合う人々に感謝している。
ただ、家族を支える収入が安定しないと、せっかく一人一人が持っている「創造性」は発揮できないのではないか、とも思った。
家族や自分の生活の保障をどのように社会的に創造できるかが、大きな課題ではないか、と思った。
そのためには、ヨーロッパで実験的の行われている「ベーシックインカム=所得補償」制度
の日本版づくりを急がなければならないような気がした。
さらに、推進に力を注ぐ「総務省行政評価局」の職場から、率先して「ワーケ―ション」を実践されているのかどうか、その成果と課題は何だったのか、等々も知りたくなった。

