自分の言葉で言えること<患者さんの中には、自分と相いれない考えの人がいる!大事にしているのは、自分の言葉。賛否や反論を脇に置き、自分が心から言えることを伝えていきたい!心の看護だね!>
2019年 08月 13日
8月12日付東京新聞朝刊21面に、「本音のコラム」という欄がある。筆者は、看護師・宮古あずさ氏だ。今日は、この筆者に学ぶことにした。
まず筆者は、「病気は思想信条を選ばない。だから、患者さんの中には、自分とは相いれない考えの人がいる。
私は反戦、護憲、反差別のリベラルな家庭で育ち、それを受け入れて成長した。
看護師になって初めて、「戦死者に敬意を持つなら、戦争への反省などもってのほか」「女が働くから子供が曲がる」と言う人と出会い、本当に驚いた。」と切り出した。
続けて筆者は、「とはいえ、政治思想を問うのは看護の範囲外。なるべく議論は避けている。だが意見を求められたら、「分かりません」と逃げるのも嫌。自分の言葉で応じるようにしている。
先ほどの言葉には、「母は戦争が終わった時14歳で、神宮外苑で学徒出陣する兵士を見送ったそうです。あの人たちのどれだけが生きて帰れたのだろう。そう言ってよく泣いていました。」
「私は共働き家庭で育ったので、それが当たり前の感覚でした」などと応じた。」と教えてくれる。
最後に筆者は、「最近は日韓問題について意見を聞かれることが何度かあった。私は、改めて考え、こう応じた。
「お答えにならないかも知れませんが、同じ戦後処理でも、ナチス・ドイツが行ったユダヤ人虐殺は、なぜ許されたように見えるのか。日本との違いは何なのか、知りたいと思います」
大事にしているのは、自分の言葉。賛否や反論を脇に置き、自分が心から言えることを伝えいきたい。」として締めくくった。
読んで勉強になった。
「私(筆者)は反戦、護憲、反差別のリベラルな家庭で育ち、それを受け入れて成長した」とのこと、
「看護師になって初めて「戦死者に敬意をもつなら、戦争への反省などもってのほか」「女が働くから子どもが曲がる」という人と出会い、本当に驚いた」とのこと、
「先ほどの言葉には、「母は戦争が終わった時14歳で、神宮外苑で学徒出陣するする兵士を見送ったそうなんですよ。あの人たちのどれだけが生きて帰れたのだろう。晩年そう言ってよく泣いていました」「私は共働き家庭で育ったので、それが当たり前の感覚でした」などと応じた」とのこと、
「最近は、日韓問題について意見を聞かれることが何度かあった。私は、改めて考え、こう応じた。「お答えにならないかも知れませんが、同じ戦後処理でも、ナチス・ドイツが行ったユダヤ人虐殺は、なぜ赦されたように見えるのか。日本との違いは何なのか、知りたいと思います」とのこと、
等々を始めて知ることができた。筆者の賢さに、改めて感心した。
さらに筆者は、「大事にしているのは、自分の言葉。賛否や反論を脇に置き、自分が心から言えることを伝えていきたい」という。それは賢明な心がけだと思った。特に「賛否や反論を脇に置き」はなかなか難しいことだが、それができたら、相手はきっと納得するだろう、と思った。
過日、ヒトラーの終焉の地を見てきた。4連泊のうち3日間通ってその地に立ってみた。
なぜ、あのような大虐殺ができたのだろうか、そして今「ユダヤ人虐殺が、なぜ赦されたように見えるのか」を知りたくて。
そして、国を挙げて国民を挙げて、至る所に、ホロコーストの記念碑があり、多くの人々が訪れ、今も進行形の形で「ユダヤ人虐殺」の反省が続いているようだ、と思った。

