竹村健一氏をしのんで<8日、89歳で竹村健一氏がなくなった!竹村氏は保守派の論客として有名だが、幅広い教養を持ち、政治的には寛容な人だった!竹村健一さん、天国でゆっくり休んでください!>
2019年 07月 20日
7月19日付け東京新聞朝刊27面に、「本音のコラム」という欄がある。筆者は、作家で元外務省主任分析官・佐藤優氏だ。
今日は、この筆者に学ぶことにした。
まず筆者は、「8日、89歳で亡くなった竹村健一氏に筆者は作家としてデビューしたときに、とてもお世話になった。
竹村氏には「優」という名の若くして亡くなった弟さんがいたとのことで、「同じ名前を持つあなたには何となく親しみを感じる」と言われた。
竹村氏は保守派の論客として有名だが、幅広い教養を持ち、政治的には寛容な人だった。
竹村氏は高校生時代に姫路で共産党の支部やカトリック教会を訪れ、さまざまなことを考えたと述べていた。
京都大時代にウィリアム・フォークナーの小説に触れて、アメリカに強く関心を持つようになったという話が印象に残っている。」と切り出した。
続けて筆者は、「竹村氏は、「これからテレビのオファーがいろいろ来ると思うけれど、慎重に対応した方がいい。 世論に与える影響の95~98%をテレビで占めているというのは事実だ。
ただし、テレビで放映する内容のほとんどが新聞、雑誌、書籍などの活字メディアでつくられている。
テレビに出なくても、しっかり本を書き続ければ、社会に影響を与えることが出来る。
テレビに出て消耗することは、作家にとってマイナス面が大きい」と筆者に助言してくれた。
この助言はとても有益だった。
筆者がテレビに出ないのは竹村氏の教えに忠実だからだ。
竹村健一さん、天国でゆっくり休んでください。」として締めくくった。
読んで勉強になった。
「8日、89歳で亡くなった竹村健一氏に筆者は作家としてデビューしたときに、(筆者は)とてもお世話になった」とのこと、
「竹村氏は、「これからテレビのオファーがいろいろ来ると思うけれど、慎重に対応した方がいい。世論に与える影響の95~98%をテレビが占めているというのは事実だ。
ただし、、テレビで放送する内容のほとんどが新聞、雑誌、書籍などの活字メディアで作られている。
テレビに出なくても、しっかりした本を書き続ければ、社会に影響を与えることができる。
テレビに出て消耗することは、作家にとってマイナス面が大きい」と筆者に助言してくれた」とのこと、
「筆者がテレビに出ないのは竹村氏の教えに忠実だからだ。」とのこと、等々を知ることができた。
竹村健一氏の名前は、若いころ聞いたことがあり、姿をテレビで見た記憶がある。
筆者と交流があったことは初耳だ。
竹村氏は筆者に、「テレビに出て消耗することは作家にとってマイナス」と助言し、筆者がテレビに出ないのは「竹村氏の教えに忠実」だからだ、とのことを初めて知った。
一読者で後期高齢者のわたくし爺は、テレビは見るモノ、新聞は読むモノ、けしてテレビに出たり、新聞に出てはいけない。決して、目立ってはいけない。等々を日々の生活信条としている。
理由は、心も体も自由でいたいからだ。根が臆病な性格だから、かもしれない。
ただ、誰にも注目されることなく、自分を取り巻くすべての衆生・諸物に好奇心を持ち、いつもキョロキョロ歩き回っている。
今一番「ウキウキ」「にこにこ」させてくれるのは、幼児の姿だ。一人として同じことをしていない、まわりに対する好奇心は半端じゃない。
とりあえず、大病に取りつかれていない。
このまま、好奇心を持ち続けながら、百まで現役で行きたいものだ、と思っている。