同性婚を認めない?<日本記者クラブで行われた7党首討論会。「LGBTに法的権利を与えることを認めるか」との質問に対し、野党の党首は全員手を挙げたが、安倍自民党総裁と山口公明党代表は手を挙げなかった!>
2019年 07月 15日
7月14日付東京新聞朝刊25面に、「本音のコラム」と言う欄がある。筆者は、現代教育行政研究会代表・前川喜平氏だ。
今日は、この筆者に学ぶことにした。
まず筆者は、「日本記者クラブで行われた7党首討論会。「LGBTに法的権利を与えることを認めるか」との質問に対し、野党の党首は全員手を挙げたが、与党の安倍自民党総裁と山口公明党代表は手を挙げなかった。
質問者は渋谷区や茨城県に言及していたから、「法的権利」とは同性婚のことだろう。
これらの自治体では同性婚に代わる同姓パートナーシップを制度化している。
手を挙げなかった安倍氏は質問者に対し「単純化してショーみたいにするのはやめた方がいい」「印象操作するのはやめてもらいたい」などとかみついていた。」と切り出した。
続けて筆者は、「現在、同性婚を法的に認めている国・地域は26ある。2000年のオランダが世界初で、多くの先進国が続いた。
アメリカ、イギリス、フランス、ドイツ、スペイン、カナダ、オーストラリア、スウェーデン、デンマーク、フィンランドなど。
ブラジルやアルゼンチンなど南米の国も入っている。
5月には台湾が同性婚を認めた。
南アフリカは06年に同性婚を認めたが、そこには憲法の裏付けがある。
同国で1996年に制定された憲法には、性的指向による差別を禁じる明文規定があるのだ。
憲法改正を議論するなら、こういう規定を入れるかどうかという議論こそするべきだろう。人類の進歩に追いつけない与党指導者の姿がとても残念だ。」として締めくくった。
読んで勉強になった。
「質問者は渋谷区や茨城県に言及していたから、「法的権利」とは同性婚のことだろう。これらの自治体では同性婚に代わる同姓パートナーシップを制度化している」とのこと、
「手を挙げなかった安倍氏は質問者に対し「単純化してシューみたいにするのはやめた方がいい」「印象操作するのはやめてもらいたい」などとかみついていた」とのこと、
「現在同性婚を認めている国・地域は26ある」のこと、
「オランダが世界初で、多くの先進国が続いた。アメリカ、イギリス、フランス、ドイツ、スペイン、カナダ、オーストラリア、スウェ―デン、デンマーク、フィンランドなど。ブラジルやアルゼンチンなど南米の国も入っている。」とのこと、
「5月には台湾が同性婚を認めた。南アフリカは06年に同性婚を認めたが、そこには憲法の裏付けがある。同国で1996年に制定された憲法には、性的指向による差別を禁じる明文規定があるのだ」とのこと、
等々を始めて知ることができた。そして、世界でこんなに多くの国が、さらにアジアで台湾が、アフリカで南アフリカが、同性婚を認めていることに、驚いた。
また、安倍総理が質問者に対し「単純化してショーみたいにするのはやめた方がいい」「印象操作をやめてもらいたい」などとかみついていたとのことを、知って呆れた。
というのは、総理の二つのかみつきカ所は、日頃総理の顔がテレビに登場する度に、読者の私が常々思っていたことだったからだ。