ゲート前の人々<排除されても排除されても市民ピケが毎日続けられるのは、確固たる楽観があるからだ!!やがて埋立は90メートルの最深部に飲み込まれ、破綻する!!そだね、なるほど、たしかに!>
2019年 07月 10日
7月8日付東京新聞朝刊25面に、「本音のコラム」という欄がある。筆者は、ルポライター・鎌田慧氏だ。
今日は、この筆者に学ぶことにした。
まず筆者は、「ひさしぶりに、辺野古キャンプ・シュワブのゲート前に行った。
その日県庁前から出るバスは、沖縄平和市民連絡会の運行だった。このほかにも「島ぐるみ会議」が、ゲート前に座り込む人たちを運んでいる。」と切り出した。
続けて筆者は、「顔なじみの人たちが多く、バスの中は和気あいあいとしている。
毎日のようにきている上間芳子さん、大城博子さんなどには頭が下がる。東京からやってくる原田隆二さんとは、50年ほど前、青森県三沢基地ゲート前にあった、米兵相手の反戦バー以来である。
ゲート前にいると、北上田毅さんが姿を現した。それで彼のクルマで名護市安和の琉球セメント桟橋前に連れて行ってもらった。
各地で反公害闘争が激しかった60年代後半、京都大の学生だった彼は「月刊地域闘争」の編集長だった。卒業した後、京都市に土木技術者として就職した。」と教えてくれる。
最後に筆者は、「防衛省による辺野古の海虐殺工事の土砂搬入はキャンプ・シュワブゲートからのダンプと琉球セメント桟橋からの船で行われている。
さらに本部港塩川地区での土砂搬入現場と、ピケを張る場所が増えている。
白昼公然と海に赤土が投入されるなど、信じがたい環境破壊は日米政府の蛮行だ。
排除されても排除されても市民のピケが毎日続けられるのは、確固たる楽観があるからだ。
やがて埋め立ては90メートルの最深部にのみ込まれ、破綻する。」として締めくくった。
読んで勉強になった。
「(筆者は)はひさしぶりに、辺野古キャンプ・シュワブのゲート前に行った。その日県庁前から出るバスは、沖縄平和市民連絡会の運行だった」とのこと、
「顔なじみの人たちが多く、バスの中は和気あいあいとしていた。」とのこと、
「ゲート前にいると、北上田毅さんが姿をあらわした。それで彼のクルマで名護市安和の琉球セメント桟橋前に連れて行ってもらった」とのこと、
「防衛省による、辺野古の海虐殺工事の土砂搬入はキャンプ・シュワブゲートからのダンプと琉球セメント桟橋から船で行われている。」とのこと、
「さらに本部港塩川地区での土砂搬入現場と、ピケを張る場所が増えている」とのこと、
等々を知ることができた。
そして筆者は、「排除されても排除されても市民のピケが毎日続けられるのは、確固たる楽観があるからだ」・「やがて埋め立ては90メートルの最深部にのみ込まれ、破綻する。」と指摘した。
筆者指摘の通りかもしれない、と思った。
筆者指摘の通りの結果が予想される。
しかも、工事費はすべて国民の税金で行われているのに、辺野古の基地建設で「生じる無駄な投資」について、政権と官僚は心が痛まないのだろうか?
そして、なぜに辺野古の埋め立ては、止らないのだろうか?
株主訴訟になぞらえて、国家の利益を損なった責任として、内閣・高級官僚に、個人的損害賠償を請求したらどうか、と考えた。
訴訟の専門職である、弁護士の先生方に「知恵」を絞っていただけたら、いいかもしれない、と思った。