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憲法の良いとこ発見しませんか?


by sasakitosio

好戦と反軍< 好戦=ホダカ議員!?国会議員3期目!公認した維新の会と支持者の見識まで問われる言動だ!ついにこんなすっとんきょうな戦争鼓吹の若者があらわれたのか、と不安を感じさせられた!>

 5月21日付東京新聞朝刊27面に、「本音のコラム」と言う欄がある。筆者は、ルポライター・鎌田慧氏だ。今日はこの筆者に学ぶことにした。

 まず筆者は、「丸山議員というと自民党にも同姓の国会議員がいて抗議が殺到、困惑しているそうなのでホダカ議員としておくが、ついにこんなすっとんきょうな戦争鼓吹の若者があらわれたのか、と不安を感じさせられた。」と切り出した。

 続けて筆者は、「ビザなし交流で北方4島の国後島に行き、こともあろうに戦争の苦難を一身に背負った元島民にむかって「戦争しないとどうしょうもなくないですか」とけしかけた。

 国会議員3期目。公認した維新の会と支持者の見識まで問われる言動だ。

 選挙が近いこともあってか、維新の会はさっそく除名処分で切り捨て,議員辞職も求めたが拒否された。それで他の野党を巻き込み「辞職勧告決議案」を提出した。

 しかし刑事事件ならいざしらず、憲法違反の暴論だとしても(現内閣が率先実行している)、言論によって身分を剥奪していいかどうか。」と指摘した。

 最後に筆者は、「斉藤隆夫を思い起こそう。かれは治安維持法に反対し、「聖戦の美名」を告発し、日中戦争にたいする反軍演説によって、1940年3月、衆議院において議員除名処分。政治家としての見識と信念、時代に対する責任感。

 ホダカ議員とはまったく対局。

 人間的にも月とすっぽんのちがいである。

 キミの暴論は絶対に許さない。しかしキミが発現する場は保障しよう。

 でなければ、斉藤隆夫の演説を弾圧したファッショと同じ轍を踏むことになる。」として締めくくった。

 読んで勉強になった。

 「丸山議員というと自民党にも同性の国会議員がいて抗議が殺到、困惑しているそうだ」との指摘、

 「国会議員3期目、公認した維新の会と支持者の見識まで問われる言動だ」との指摘、

 「刑事事件ならいざしらず、憲法違反の暴論だとしても(現内閣が率先実行している)、言論によって身分を剥奪していいかどうか」との指摘、

 等々を知り、理解することができた。

 筆者は「キミの暴論は絶対に許せない。しかし、キミが発言する場は保障しよう」という。

 筆者の意見にも賛同する。

 そして、丸山議員に関するその後の報道によれば、丸山議員は議員辞職はしないようだ。

 読者の一人としては、丸山穂高議員には次の選挙まで、議席にしがみついていてもらって、継続して「マスコミネタ」として、特に「さらしモノ」としてのポジションを続けてほしいと、思っている。そのことが、次の選挙で地元有権者の意識変化にどのようにヒビクのか、歴史的検証として、自分の耳目で確かめたい、と思った。 


by sasakitosio | 2019-05-22 06:01 | 東京新聞を読んで | Trackback