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憲法の良いとこ発見しませんか?


by sasakitosio

未来を信ずる歌 <「今日がダメなら明日にしまちょ!明日がダメなら明後日にしまちょ!明後日がダメなら明々後日にしまちょ!どこまで行っても明日はある!」、「諦めないぞ」と歌っているのだ!!>

4月21日付東京新聞朝刊29面に、「本音のコラム」という欄がある。筆者は、現代教育行政研究会代表・前川喜平氏だ。

 今日は、この筆者に学ぶことにした。

 まず筆者は、「去る13日。故井上ひさしさんの故郷山形県川西町で開かれた遅筆堂文庫生活者大学校に講師としてお招きいただいた。

 よく晴れ、残雪を抱いた山々が見えた。

 「ここが吉里吉里国だ」という気持ちが起こる。 井上さんの「吉里吉里人」は実に面白い小説だった。

山形県とおぼしき東北の寒村が、いきなり日本国からの独立宣言するのだ。本当に吉里吉里国ができたら僕は真っ先に吉里吉里人になりたい。」と切り出した。

 続けて筆者は、「現在の日本は、とどまるに値する国だろうか。いよいよとなったら、独立国をつくりたい。あるいは憲法第22条第2項の国籍離脱の自由を行使したい、と思ったりもする。

 しかし、とまた思う。

 ぼくは生まれ育ったこの国が好きだ。この国を生きるに値する国にするのは僕たちなんだ、と。」と教えてくれる。

 最後に筆者は、「井上さんが台本を書いていたNHKの「ひょっこりひょうたん島」。そこでただ一人の政治家ドン・ガバチョが歌った「未来を信ずる歌」にこう言う歌詞がある。「今日がだめなら明日にしまちょ。明日がだめなら明後日にしまちょ。明後日がだめなら明々後日にしまちょ。どこまで行っても明日がある」

 「諦めないぞ」と歌っているのだ。

 日本も、世界も、いい方向に動いているとは思えない。

 しかし、僕たちはもっとよい未来をつくれるはずだ。未来を信じよう、と。」として締めくくった。

 読んで勉強になった。

 「井上ひさしさんの「吉里吉里人」は実に面白い小説だった。山形県とおぼしき東北の寒村が、いきなり日本国から独立を宣言するのだ」とのこと、

 「井上さんが台本を書いたNHKの「ひょっこりひょうたん島」。そこでただ一人の政治家ドン・ガバチョが歌った「未来を信ずる歌に」にこういう歌詞がある。「今日がダメなら明日にしまちょ。明日がダメなら明後日にしまちょ。明後日がダメなら明々後日にしまちょ。どこまで行っても明日がある」」とのこと、

 「「諦めないぞ」と歌っているのだ」とのこと、

 等々を知ることができた。

 子どもの頃、テレビで「ひょっこりひょうたん島」の歌と、映像を見たことを思い出した。

 子ども頃だから、未来があるのは当たり前だったのかもしれないが、いま改めて「この欄」をよんだほどの感動はなかった。

 「どこまで行っても明日がある」との歌詞は、後期高齢者になった自分には、信じたい「言葉」だ。

 筆者は、「日本も世界も、いい方向に動いているとは思えない。しかし、僕たちはもっと良い未来をつくれるはずだ。未来を信じよう、と。」という。まったく同感だ。

 そして、未来を信じることは、「自分を信じる、友を信じる、人間を信じる、社会を信じる」ことではないか、とも思っている。


by sasakitosio | 2019-04-22 06:24 | 東京新聞を読んで | Trackback