ノーベル賞よりも・・・<米国を世界の嫌われ者にした「警察官」の肩書は、軍事覇権と密接に関係する!「米国が単独で世界の警察官を続けられないなら、日本や欧州などが貢献を増やすべきだ」と河野外相は発言!>
2019年 02月 24日
2月23日付東京新聞朝刊29面に、「本音のコラム」という欄がある。筆者は、文筆家・師岡カリーマ氏だ。
今日は、この筆者に学ぶことにした。
まず筆者は、「アメリカのキッシンジャー氏とベトナムのレ・ドク・ト氏。パレスチナのアラファト議長とイスラエルのラビン、ペレス両氏。
紛争終結の功労者としてノーベル平和賞を贈られる場合、両当事者の同時受賞が多い印象だ。
仮に北朝鮮関連で米トランプ大統領が受賞するとすれば、歩み寄りに応じた金正恩氏にも資格はあることになる。いいんですか、それで。
安倍総理が「日本を代表して」トランプ氏を推したとすれば不名誉だが、安倍さんがしなくても、ノルウェ―の保守系政治家(一人は差別発言で物議をかもしたばかり)がすでにトランプ氏を推薦している。そんな妙な世の中だ。」と切り出した。
続けて筆者は、「先週末はこのニュースばかりが注目されたが、「安倍総理が推薦してくれた」とトランプ氏が自慢したのと同じ日、私にはもっと重大と思える発言があった。ミュンヘン安全保障会議における河野外相の発言だ。
「米国が単独で世界の警察官を続けられないなら、日本や欧州などが貢献を増やすべきだ。」(沖縄負担軽減の必要性にも言及したが・・)
米国を世界の嫌われ者にした「警察官」の肩書は、軍事的覇権と密接に関係する。その活動の一端をもっと担うという。
日本を代表して発せられる宣言。「戦争ができる国」への着実な歩みとも取れるが。国内での注目度は低い。もうそんな世の中なのか。」賭して締めくくった。
読んで勉強になった。
「紛争終結の功労者としてノーベル平和賞を贈られる場合、両当事者の同時受賞が多い印象だ」とのこと、
「仮に北朝鮮関連で米トランプ大統領が受賞するとすれば、歩み寄りに応じた金正恩氏にも資格があるということになる」とのこと、等等を知ることができた。
その結果は、筆者ならずとも「いいんですか、それで」と、言う気分になる。
また筆者は、「ミュンヘン安全保障会議における河野外相の発言だ。「米国が単独で世界の警察官を続けられないなら、日本や欧州などなどが貢献すべきだ」とのこと、
「国を世界の嫌われ者にした「警察官」の肩書は、軍事的覇権と密接に関係する」とのこと、
「その活動の一端をもっと担うという、日本を代表しての発せられた宣言」とのこと、
「「戦争ができる国」への着実な歩みとも取れるが、国内での注目度は低い。」とのこと、等等を教えてくれた。
そして考えた。
まず、河野外相は「米国が単独で世界の警察官を続けられない」と思っているのかどうか、
そして「日本や欧州が貢献を増やすべきだ」というがその貢献は「戦争を抑え込む」ことを意味するのかどうか、いまいちはっきりしない。
また、日本が世界に貢献できることは、世界中の国々が、日本の平和憲法を採用し、世界中から戦争を無くする「先導者」になることではないか、と思った。
さらに、アメリカが息切れしている「世界の警察官」を、欧州といっしょに日本が担えるなどと思うわない方がいい、とも思った。