憲法の良いとこ発見しませんか?


by sasakitosio

更迭されても「憲法族」の意地<外されるのをおそれ、唯々諾々と首相の路線に乗って憲法審の現場で対応するのは自分をだますことになる!偉い!!自民党の中の「鶴」、「ダイヤモンド」だなあ~>

 1022日付朝日新聞朝刊4面に、「政治断簡」という欄がある。筆者は、編集委員・国分高史氏だ。

 今日は、この筆者に学ぶことにした。

 まず筆者は、「「憲法族」と呼ばれる自民党のベテランが、国会の憲法論議の第一線から退く。

 衆院憲法審査会で長らく幹事として与野党折衝に当たってきた船田元、中谷元の両氏が党内人事で幹事から外された。

 臨時国会からは新藤義孝氏や下村博文氏ら首相に近い議員が任にあたる。

 国会に憲法調査会ができた2000年以来、与野党の合意による憲法改正をめざしてきたのが憲法族だ。

 07年にはこの路線から国民投票法を成立へと導き、改憲への法的手続きをととのえた。

 船田氏らの交代には改憲の議論を加速する狙いがあるが、数の力による採決強行が目につく一般の法案審議と同様に、自民党が憲法でも強硬路線をとる懸念が出たきた。」

と切り出した。

 続けて筆者は、「幹事交代には首相官邸の意向が働いた。安倍晋三首相の周辺からとりわけ不興を買っていたのは船田氏だ。

 先月の党総裁選、憲法に縛られる立場でありながら自ら改憲の旗を振る安倍首相の姿勢に「同調できない」と批判、白票を投じた。

 さらに、改憲の是非を問う国民投票でのテレビCM規制を求める野党中心の議員連盟の会長に着いたことが、かねて首相周辺が抱いていた「野党に譲りすぎ」との不満を決定的にした。

 船田氏は元々「憲法のほころびを正したり、汚れを取ったりすべきだ」という「憲法古着論」唱え、9条改正も必要だという立場。

 ただ改正するならば少なくとも野党第一党の賛成を得て発議し、過半数にとどまらず大多数の国民が賛同する内容であるべきというのが憲法族としての考えだ。

 与党とその補完勢力で発議し、国民の過半数をとれればいいという安倍首相の方法論とは大きな違いがある。

 安倍政権で船田氏が更迭されるのはこれで2回目だ。

 15年6月4日、衆議憲法審に参考人として呼ばれた3人の憲法学者が、審議中の安全保障関連法案をそろって「違憲」と断じ、野党の攻勢や反対世論を強めるきっかけとなった。与党筆頭幹事だった船田氏は「戦犯」とされ、筆頭幹事と党憲法改正推進本部長の職から降ろされた。」と教えてくれる。

 最後に筆者は、「それ以来、首相周辺からは睨まれる存在だった。それでも再び更迭されるのはいとわず首相の姿勢への批判を続けたのはなぜか。

 「外されるのを恐れ、唯々諾々と首相の路線に乗って憲法審の現場で対応するのは自分をだますことになる。それで改憲が実現しても、達成感はない。ならば自分の気持ちをきちんと話した方がいいと思った」と船田氏は言う。

 「首相の路線では改憲は多分できないだろう。その後のステージで、何かがまた巡ってくるかもしれない」

 安倍首相が掲げたように臨時国会で党の改憲案を示すには、まず憲法審で継続審議になっている国民投票法改正案を採決することになる。

 性急な採決には立憲民主党などの抵抗は必至。

 会期が限られる中、自民の新体制が強硬策への誘惑に駆られるのを自制できるのか。

 憲法論議の先行きを占う試金石だ。」として締めくくった。

 読んで勉強になった。

 「衆院憲法審査会で長らく幹事として与野党折衝に当たってきた船田元、中谷元の両氏が党内人事から幹事を外された」とのこと、

 「国会に憲法調査会ができた2000年以来、与野党の協調と合意による憲法改正をめざしてきたのが憲法族だ。07年にはこの路線から国民投票法を成立へと導き。改憲の法的手続きを整えた」とのこと、

 「(船田氏は)先月の総裁選。憲法に縛られる立場でありながら自ら改憲の旗を振る安倍首相の姿勢に「同調できない」と批判、白票を投じた」とのこと、

 「船田氏はもともと「憲法のほころびを正したり、汚れをとったりすべきだ」という「憲法古着論」を唱え、9条改正も必要だという立場」とのこと、

 「ただ、改正するならば少なくとも野党第一党の賛成を得て発議し、過半数にとどまらず大多数の国民が賛同する内容であるべきだというのが憲法族としての考えだ」とのこと、

 「安倍政権で船田氏が更迭されるのはこれで2回目だ。

 1564日、衆院憲法審に参考人として呼ばれた3人の憲法学者が審議中の安全保障関連法案をそろって「違憲」と断じ、野党の攻勢や反対世論を強めるきっかけとなった。与党筆頭幹事だった船田氏は「戦犯」とされ、筆頭幹事と党憲法改正推進本部長の職から降ろされた」とのこと、

 「「外されるのをおそれ、唯々諾々と首相の路線に乗って憲法審の現場で対応するのは自分をだますことになる。それでは改憲が実現しても、達成感はない。ならば自分の気持ちをきちんと話した方がいいと思った」と船田氏はいう」とのこと、

 等々を知ることができた。

 自民党の国会議員のなかに船田元氏のような人がいた事を記事で知り、ほっとしている。

 また、政党によっては「除名」などという党もあると思うが、そういうことはしない自民党の懐の深さにも、ほっとしている。


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by sasakitosio | 2018-11-05 17:44 | 朝日新聞を読んで | Trackback