憲法の良いとこ発見しませんか?


by sasakitosio

小学生保護者対象講演会<筆者は懸念する!「きめ細かい進路指導を謳っている中高一貫校の一部が「受験刑務所」化していて、生徒の知的発展を阻害する歪んだ教育を行っている現状」を???>

 1019日付東京新聞朝刊25面に、「本音のコラム」という欄がある。筆者は、作家で元外務省主任分析官・佐藤優氏だ。

 今日は、この筆者に学ぶことにした。

 まず筆者は、「14日母校の埼玉県浦和高校で小学校の保護者を対象にした講演会を行った。中学受験で中高一貫校に進学するか、公立中学から浦和高校を受験するかで悩んでいる児童と保護者に筆者の考えを率直に伝えた。」と切り出した。

 筆者が懸念しているのは、きめ細かい進路指導を謳っている中高一貫校の一部が「受験刑務所」化していて、生徒の知的発展をを阻害する歪んだ教育を行っている現状だ。」と切り出した。

続けて筆者は、「具体的には、中学一、二年生のときの数学の成績を見る。そこで数学への適性がないとみなされると、早稲田、慶応などの私立文化系の受験に特化したカリキュラムのクラスに入れられる。

 数学と理科については、まったく理解していなくても進級させる。その結果、難関大学でも、「任意の整数に関して偶数と奇数の和は必ず奇数になる」という中学生レベルの証明ができない学生が大量に出現する。

 「受験刑務所」理系クラスに編入されると歴史をほとんど勉強しない。それだから、年号の試験をすると第二次世界大戦の後に第一次世界大戦が起きたというような恐ろしい答案を書く学生がでてくる。」と教えてくれる。

 最後に筆者は、「公立中学から公立高校に進学した場合には、国際基準で必要とされる基礎教養を満遍なく身につける可能性が高いことを、浦和高校のカリキュラムを紹介しつつ小学生の保護者に説明した。」として締めくくった。

 読んで驚いた。

 「中高一貫校の一部が「受験刑務所」化している」とのこと、

 「中学1.2年生のときの数学の成績を見る。そこで数学への適性がないとみなされると、早稲田、慶応などの私立文化系受験に特化したカリキュラムのクラスに入れられる。数学と理科については、全く理解していなくても進級させる」とのこと、

 「「受験刑務所」で理科系クラスに編入されると歴史はほとんど勉強しない」とのこと、

 「公立中学から公立高校に進学した場合は、国際基準で必要とされる基礎教養を満遍なく身に着ける可能性が高いこと」とのこと、

 等々を知ることができた。

 わが子が将来「割のいい暮らし」ができることを願って、ブランド大学、ブランド会社、ブランド官僚、ブランド学者、等々の道へ導きたい、という親の気持ちはよく分かる。

 そして、親の気持ちに応えようとして工夫する、筆者指摘の「受験刑務所」の努力も、理解できた。

 で結果として、「受験刑務所」を出所した子どもたちの人生はどうなるのか、そんな子どもたちでつくるエリート集団が導く「国家・社会」はどうなるのか?すごく、気になった。


[PR]
トラックバックURL : https://sasakitosi.exblog.jp/tb/27174087
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
by sasakitosio | 2018-10-20 07:02 | 東京新聞を読んで | Trackback