憲法の良いとこ発見しませんか?


by sasakitosio

言論の自由< 立場や思想は違っても、人間の尊厳を守らなければならない!うそ偽りを並べて他人を攻撃してはならないというルールは、言論の自由の大前提である!!>

9月30日付東京新聞朝刊27面に、「本音のコラム」という欄がある。筆者は、法政大教授・山口二郎氏だ。

 今日は。この筆者に学ぶことにした。

まず筆者は、「雑誌「新潮45」がLGBTの特集を組み、批判を浴びて休刊になった件。差別擁護の駄文を書いた当の評論家が、これは言論弾圧だと息巻いている。へそで茶を沸かすとはこのことだ。」と切り出した。

 つづけて筆者は、「生意気盛りの若者の頃、自由を主張して大人社会を批判したときに、自由には責任が伴うとか、一定のルールの中で自由は存在するという説教を何度か聞かされたことがあった。

 例の評論家は真正保守を自称しているが、無責任に偏見をまき散らすことを自由と思い込むのは、保守ではない。

 立場や思想は違っても、人間の尊厳を守らなければならない。

 うそ偽りを述べて他人を攻撃してはならないというルールは、言論の自由の大前提である。

 人間の尊厳を否定する極論を、いろんな意見があると許容することは、結局社会を破壊させることにつながる。」と指摘した。

 最後に筆者は、「この騒動の源は、杉田水脈衆議院議員がLGBTへの差別を公言したことである。自民党総裁選の際のテレビ討論でこの件について感想を問われた安倍首相は、自民党には多様な意見があるとのべ、杉田発言を許容した。

 親分が言論の自由を理解していないのだから、その取り巻きいる幇間連中が調子に乗って放言を繰り返すのも当然である。これは日本社会の危機である。」として締めくくった。

 読んで勉強になった。

 「雑誌「新潮45」が、LGBT差別を正当化する特集を組み、批判を浴びて休刊になった件。差別擁護の駄文を書いた当の評論家が、これは言論弾圧だと息巻いている」との指摘、

 「生意気盛りの若者のころ、自由を主張して大人社会を批判したときに、自由には責任が伴うとか、一定のルールの中で自由は存在するという説教を何度か聞かされたことがあった」との指摘、

 「うそ偽りを述べて他人を攻撃してはならないというルールは、言論の自由の大前提である。」との指摘、

 「人間の尊厳を否定する極論を、いろんな意見があると許容することは、結局社会を破壊し、自由を崩壊させることにつながる」との指摘、

 等々の指摘を知り、またよく理解できた。

 また、批判と弾圧は違うような気がした。

 そして、弾圧はしてはならないし、そのような場合自由を大切に思う人々は被弾圧者を擁護しなけらなならない、と思った。

 しかし、「新潮45」をめぐる問題は、権力側からの弾圧ではなく、表現の自由のなかでの批判の自由の問題だ、と思った。自分に対する批判を弾圧とわめく人は、批判封じの論者以外の何者でもない、とも思った。


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by sasakitosio | 2018-10-01 06:14 | 東京新聞を読んで | Trackback