憲法の良いとこ発見しませんか?


by sasakitosio

ネットに謎の投稿、米政権を側面支援! < 「QAnon」支持増殖!?「政権中枢しか知り得ぬ情報も??そして、「トランプ氏=救世主の演出!!???「Q]氏はトランプ氏本人との憶測もある????>

9月3日付東京新聞朝刊22面と23面 に「こちら特報部に、「QAnon」のこと」が載った。

 今日はこの記事を学習することにした。

 まず記事は、「トランプ政権を支えるインターネット上の陰謀論集団が存在感を増している。

 その名は「QAnon(キューアノン)」。

 トランプ大統領が米国を操る悪の集団と戦う救世主」といった根拠不明の投稿をする謎の人物「Q」がいて、その言説を礼賛するフォロアーが増殖しているというのだ。

 11月の中間選挙、も目前にした「QAnon」。

 米国発の新たな現象を探る。(大村歩、石井紀代美、皆川剛)」と切り出した。

 続けて記事は、「トランプ大統領の遊説先で、星条旗の柄で描かれたアルファベットの「Q」の厚紙を掲げる人たち。

 「We are Q!(私たちはQだ!)」と立ち上がって叫んだ若い女性のTシャツには、大きなQの字が描かれている。さすがに周りの共和党員すら戸惑いを隠せない様子だ。

 米NBCテレビの動画チャンネルにはそんな様子が映し出されている。

 「彼らはQAnonの支持者、Qフロワーです。今まであくまでネット上の存在だったがこの夏、急速に表に出てきて存在をアピールするようになった」。 米国政治に詳しい明治大の海野泰央教授(異文化コミュニケーション論)はこう語る。

 海野教授によれば、QAnonは、日本のインターネット巨大匿名掲示板「2ちゃんねる(現5ちゃんねる)」に相当する「4chan」[8chan]で昨年10月から「Q」を名乗る人物が投稿を始めた。

 米エネルギー省(DOE)で核兵器情報にアクセスできる最高位の資格「Qクリアランス」に由来するとされ、Anonとは「Q氏」ぐらいの意味だ。

 一人による投稿なのか、複数人による投稿なのかは、匿名掲示板なので分からない。

 「2ちゃんねる投稿者と同じで、ほとんどは裏付けの取れない怪しい情報や誹謗中傷が多いが、Qが書く原稿は確かにトランプ政権中枢にいるにいる人間でなければ知り得ない情報が含まれている。他の投稿者とは違う」(海野氏)という。

 問題なのは、QAnonが書き込む内容だ。

例えば、「民主党議員や同等支持者の俳優トム・ハンクスや映画監督ステーブン・スピルバーグといった著名人、さらにトランプに批判的な共和党議員らは、小児性愛者のメンバーだ」

 「2016年大統領選でのロシア疑惑を追及するためとして任命されたモラー特別検察官の隠された使命は、腐ったエリートたちを一掃することだ」――など。

 要するに、米国をおとしめる売国奴による陰謀が横行する中で、トランプ氏はこれらの謀略と戦う救世主なのだという物語が、もっともらしく語られているのだ。

 米国の陰謀論の歴史は古い。

 先住民や英王室、秘密結社のイルミナティやフリーメーソンなど対象を変えながら、「既得権を持つ一握りの有力者や組織が世界を牛耳っている」というひな形が流布されてきた。

 政府やマスコミ、経済界もそうした集団と裏で結託していると語られてきた。」と教えてくれる。

 さらに続けて記事は、「陰謀論の正体!」の著者で作家の田中聡さんはQAnonは二つの点で新しいと指摘する。

 一つは、ネットの即時性を利用し、現実の出来事と連動しているかのように語られる点だ。

 昨年11月6日の投稿は「なぜブッシュ一家は沈黙を破り、トランプ大統領を攻撃したのか?サウジアラビアの王子たちの逮捕前だったのは偶然か?」という内容だが、直前にはサウジアラビアで汚職に関与したとして、王子や大臣ら数十人が拘束されたと、中東のテレビ局が伝えた。

 投稿から浮かぶのは、「ブッシュ一家が米国の戦費や環境製作費をサウジに横流しするルートを作り、金の流れを止めるためにトランプ氏が動いた、という物語」だ「フロワーは闇の勢力との闘いの物語をよみ出しては、現実の出来事と対照していく。劇場性に高揚する人も少なくない」と田中氏は見る。

 もう一つは、現職大統領が「正義の味方」だという点だ。「従来なら大統領は陰謀論者の敵だったが、QAnonでは、トランプ氏は「反体制の闘士」。陰謀論が権力と結びつくのは最悪の辞退なんです」

 だが、トランプ氏はこうした陰謀論を否定するどころか、Q氏らに目配せしている疑惑まで浮上した。

 7月末のフロリダ州タンバで開かれた集会。

 トランプ氏は「私は唯一最大の関心事はあなたたち、米国民だ」と述べた後、こう続けた。

「私は人生で17回ワシントンを訪れた。本当に17回だ[]。もう一度言うが、私は17回ここに来た。

 Qはアルファベットの17番目。演説と関係なく繰り返される17という数字に、米国取材歴の長いジャーナリストの北丸雄二氏は、「トランプ氏がQを意識しているという暗号になる」と指摘する。

 同じ集会でまた、「Q」と書かれた帽子を身に着け、プラカードを掲げた人たちが、CNN記者に罵声を浴びせかけ、中継を妨害する一幕もあった。

 彼らが連呼した「メデイアはうそをつく」という主張は、主要メデイアを「フェイク(うそ)」だと適したトランプ氏の常套句だ。

 陰謀論が勢いを増す土壌は、仕掛けられたメデイア不信も流れ込んでいる。

 米メデイアによるとユーチューブ に投稿された関連動画は13万件もある。

 北丸氏は熱烈なQ支持者について「今は共和党の数%に過ぎないが、ここ数カ月でトランプ支持層の本流に育ちつつある」と指摘する。

 被害者意識を抱えた貧しい白人たちの怒りも取り込まれているとも。」と教えてくれる。

 記事は最後に、「もっと恐ろしいのは「Q」はトランプ氏本人との憶測もあることだ」と、前出の海野教授は言う。

 11月の中間選挙は正念場だ。定数435の全議席が改選される下院では共和党の苦戦が予想される。トランプ氏にとってQ支持者のエネルギーは頼りになるということだろう。

 米国発のQAnonがよそ事とは思えない。

 掲示板サイトに詳しいITジャーナリストの井上トシユキ氏が日本の例で記憶するのは16年、週刊誌報道をきっかけに、当時の経済再生担当相・甘利明氏が金銭授受問題で辞任に追い込まれた時だ。

 掲示板サイトには「週刊誌が言っているだけで、甘利さんは無実」「甘利さんは優秀だから、傷がつかないように安倍首相が辞めさせた」などと書き込みがあり、「なるほど!」などと同調する意見が連なった。

 井上氏は「日本でもQAnon的な陰謀論が発生する要素はそろっているいるのではないか。きっかけさえあれば、米国のように危うい状況になる」と警鐘を鳴らす。

 陰謀論が前提ではまともな議論は成立しない。

 海野氏は言う。
 「真実に対してもう一つの真実がある」と唱えるのは、情報操作、意識操作であり、危険極まりないやり方。カルト教団のそれと変わらない。」」として締めくくった。 

 読んで勉強になった。

 「彼らはQAnonの支持者、Qフォロワーです。今まではあくまでもネット上の存在だったがこの夏、急速に表に出てきて存在をアピールするようになった」。米国政治に詳しい明治大の海野素央教授(異文化コミュニケーション論)はこう語る」とのこと、

 「米エネルギー省(DOE)で核兵器情報にアクセスできる最高位の資格「Qクリアランス」に由来するとされ、AnonはAnonymous(アニノマス・匿名者)の総称。QAnonとは「Q氏」ぐらいの意味だ」とのこと、

 「「2ちゃんねる投稿者と同じでほとんどは裏付けの取れない怪しい情報や誹謗中傷がおおいが、Qが書く投稿は確かにトランプ政権中枢にいる人間でなければ知り得ない情報が含まれている。他の投稿者とは違う」(海野氏)という」とのこと、

 「要するに、米国をおとしめる売国奴による陰謀が進行する中で、トランプ氏はこれら謀略と戦う救世主なのだという物語がもっともらしく語られているのだ」とのこと、

 「昨年11月6日の投稿は「なぜブッシュ一家は沈黙を破り、トランプ大統領を攻撃したのか?サウジアラビアの王子たちの逮捕前だったのは偶然か?」という内容だ」とのこと、

 「投稿から浮かぶのは、「ブッシュ一家が米国の戦費や環境政策費をサウジに横流しするルートをつくり、金の流れを止めるためにトランプ氏が動いた、という物語」だとのこと、

 「フォロワーは闇の勢力との闘いの物語を読みだしては、現実の出来事と対照していく。劇場性に高揚する人も少なくない」と田中氏(陰謀論の正体!」の著者で作家)はみる」とのこと、

 「7月末のフロリダ州のタンパで開かれた集会。<中略>「私は人生で17回ワシントンを訪れた。本当に17回だ(略)。もう一度言うが、私は17回くらいここに来た」

 Qはアルファベットの17番目。演説と関係なく繰り返される17という数字に、米国取材歴の長いジャーナリストの北丸雄二氏は、「トランプ氏がQを意識しているという暗号になる」と指摘する」とのこと、

 「米メディアによるとユーチューブ投稿された関連動画は13万件もある」とのこと、

 「もっと恐ろしいのは、「Qはトランプ氏本院との憶測もあることだ」と、前出の海野教授は言う」とのこと、

 「海野氏は言う。「「真実に対してもう一つ真実がある」と唱えるのは、情報操作、意識操作であり、危険極まりないやり方。カルト教団のそれろ変わらない」とのこと、

 等々アメリカのトランプ大統領を取り巻く情況のいくつかを教えてもらった。

 その上で、考えた。

 トランプ流「ツイッター」での、一方的発言で世論を動かす手法がネット社会の今日、一定の効果があることが分かった。

 ただこの手法は、対面しての討論でないので、内容の真偽・善悪が全く検証されず、信じるか信じないかの道しかない。
 まさに、信じる人たちの集まりは「カルト教団」の様相を呈している、と思った。ならば、自由と個人主義と民主主義のアメリカが、トランプ大統領を教祖とする「カルト国家」に丸ごとなることは無かろうと、思った。


[PR]
トラックバックURL : https://sasakitosi.exblog.jp/tb/27096187
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
by sasakitosio | 2018-09-08 10:52 | 東京新聞を読んで | Trackback