憲法の良いとこ発見しませんか?


by sasakitosio

日独の担うべき役割<先日来日した独ハイコ・マース外相は、米国第一のトランプ大統領、そして大国中国との間にあって、日独こそが、国際的自由貿易体制を守るルールを担うべきであると主張!確かに、いいね!!>

 8月19日付東京新聞社説横に、「時代を読む」という欄がある。筆者は、東大教授・宇野重規氏だ。今日はこの筆者に学ぶことにした。

 まず筆者は、「今年の8月15日はドイツで迎えた。くしくも先日、ポツダムを訪問したので、そのはなしから始めたい。

 ポツダムと言えば、どうしても日本軍の無条件降伏を求めるポツダム宣言を想像する。 

ドイツの降伏後も、なお、交戦を続けていた日本が、この宣言を受諾したのは8月14日のことである。

 ベルリンの郊外、ドイツの皇太子妃の名前を冠したツェツィリエンホフ宮殿に集まったのは、英米ソ三大国の首脳たちであった。

 今では穏やかな観光地であるポツダムだが、空爆で潰滅したベルリン中心部を避けてこの地で開かれた会議は、思惑を異にする大国間の利害が衝突する外交による戦いの場であった。」と切り出した。

 続けて筆者は、「ポツダムを占領地とし、会議の主役として振る舞おうとするソ連のスターリン、戦勝国でありながら惨憺たる状況にあった英国のチャーチル首相、会議中に原爆開発成功の方を受け、戦略的に事を進める米国のトルーマン。

 本会議場はもちろん、各国の控室でいかなる会話がかわされたかのか、いや応なく見学者の想像力をかきたてる。

 ポツダム宣言こそ発せられたものの、公式の議題として日本が採りあげられなかったこともあり、日本についての解説はない。

 戦艦ミズリー号の上での降伏文書の調印式の写真が、わずかに目につくばかりである。

 とはいえ、「無条件降伏」という言葉が、各国語による音声解説で流れるとき、日本もまた20世紀の激動の一端にあったことが思い起こされる。

 自国を占領され、大国間で分割統治されたドイツにとって、この地に対する思いには複雑なものがあるであろう。

 とはいえ、この国の基本的姿勢は、政治的になりがちな過去の問題を、あくまで記録し、記憶することにある。

 敗戦や占領、国家によるテロ、ユダヤ人迫害・・。自らにとって思い出したくない記録や記憶をあえて見つめることで、この国のバランスを保っているように思えてならない」と指摘した。

 最後に筆者は、「そのドイツの日本への見方が、最近になあって変化しているように見える。

 メルケル首相の海外訪問記録を見れば一目瞭然ではあるが、ドイツの関心はこれまで圧倒的に中国に向けられてきた。毎年のように中国を訪問しているのと比べると、日本への訪問回数はいかにも少ない。経済的発展に重きを置く、現在のドイツの関心の所在を如実に表しているといえる。

 ところが先日、来日したハイコ・マース外相の講演記録を読むと、日本に対する見方に変化が生じていることが分かる。

 外相はまず、アジアにおける最初の訪問国として日本を選んだことに触れ、不安定化する世界における日本とドイツの役割を強調する。

 さらに米国第一のトランプ大統領、地政学的バランスを自国に有利に変えようとする中国との間にあって、日独こそが、国際的自由貿易体制を守るルールを担うべきであると主張している。

 これはかなり思い切った発言であろう。

 第二次世界大戦でともに破滅を経験し、その後経済の復興を成し遂げた両国は、今日、再び接近しつつあるのかもしれない。

 ただし、かっての日独接近が世界秩序混乱の原因となったのに対し、現在の日独接近はむしろ自由民主主義を維持するためにこそある。

 このように訴える独外相の期待に対し、はたして日本は十分に応えうるのであろうか。」として締めくくった。

 読んで勉強になった。

 「ポツダムといえば、どうしても日本軍の無条件降伏を求めるポツダム宣言を想像する。ドイツの降伏後もなお交戦を続ける日本がこの宣言を受諾したのは1945年8月14日の事である」とのこと、

 「ポツダムを占領地とし、会議の主役をとして振る舞おうとするソ連のスターリン、戦勝国でありながら惨憺たる状況にあった英国のチャーチル、会議中の原爆開発成功の報を受け、戦略的に事を進める米国トルーマン。」とのこと、

 等々をあらためて知ることが出来た。

 また筆者は、「先日来日したハイコ・マース外相の講演記録をよむと、日本に対する見方に変化が生じていることが分かる」とのこと、

 「外相はまず、アジアにおける最初の訪問国として日本を選んだことに触れ、不安定化する世界における日本とドイツの役割を強調する」とのこと、

 「さらに米国第一のトランプ大統領、地政学的バランスをを自国に有利に変えようとする中国との間にあって、日独こそが、国際的自由貿易体制を守るルールを担うべきであると主張している」とのこと、等々を初めて知ることが出来た。

 確かに、「第二次世界大戦でともに破滅を経験し、その後、経済復興を成し遂げた両国」は、戦後敗戦国として、費用負担は目いっぱいさせられてきたが、拒否権を持つ「国連の常任理事国」に入れずに今日に至る。

 また日本人は、国連職員の採用試験でも戦勝国と語学の上で差別を受けてきている。

 その国連が、トランプ大統領の米国第一主義によって機能不全に陥りかけている。

 ここは、EUを作り、ローロッパから戦争の火種をなくし、各国の軍事費を大削減を実現したドイツに学びたい。

 そして、ドイツと共に日本が、世界から戦争を根絶し、人類の持続的発展の為に、世界連邦づくりを推進出来ないものか、と思った。

 ただ、世界連邦への日独共同作業の前に、世界で自由民主主義を維持するための日独共同作業に入る発想が日本政府にあるのかどうか、心配である。

 

 


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by sasakitosio | 2018-08-20 06:21 | 東京新聞を読んで | Trackback