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憲法の良いとこ発見しませんか?


by sasakitosio

前夜の乾杯 < 死刑執行命令書に署名した上川陽子法相が、処刑前夜の5日、東京赤坂議員宿舎のパーティーで安倍首相のそばで、にこやかに笑いながら親指を立てていた!??>

7月17日付東京新聞朝刊25面に、「本音のコラム」という欄がある。筆者は、ルポライター・鎌田慧氏だ。

 今日は,この筆者に学ぶことにした。

 まず筆者は、「サッカーW杯決勝戦の高揚もあって、もう忘れらているかもしれない。が、わたしはまだ7人一挙死刑断行にこだわっている。

 7人にとどまって13人全員でなかったのは、それではジェノサイド、国際世論に反する、との意見もあったからとか。7人でも大量処分にかわりはない。」と切り出した。

 続けて筆者は、「死刑執行命令書に署名した上川陽子法務相が、処刑前夜の5日、東京赤坂議員宿舎のパーティーで安倍首相のそばで、にこやかに笑いながら親指を立てていた。

 明朝7人が絞首台からぶら下がると知らない訳はない。

 死刑執行命令書へのサインを拒んで、任期を全うする法相は過去何人かいた。拒否しなかったにせよ、サインをした法相は自分の指を見つめ、死者の冥福を祈っている、と想像していたがそれは感傷に過ぎない。

 百七年前の1月、大逆事件で24名の死刑判決(12人は減刑)を出したあと、「法官等は横田大審院長の部屋に集まり三鞭(シャンパン)の盃を挙げ書記給仕に至るまで茶菓の供応を受けたり」とは、「東京朝日新聞」松崎天民記者のスクープである。

 今は首相の取り巻き議員が、自慢げにツイッターに投稿する。」と指摘した。

 最後に筆者は、「何があっても世の中変わらない。もやもやして苛立たしい。

 未来もよく見えない。その閉塞感と悪いやつはきっぱり抹殺する快哉が、つながっているなら、怖い世の中だ。」として締めくくった。

 読んで勉強になった。

 「死刑執行命令書に署名した上川法相が、処刑前夜の5日、東京赤坂議員宿舎のパーティ―で安倍首相のそばで、にこやかに笑いながら親指を立てていた」とのこと、

 「107年前の1月、大逆事件で24名の死刑判決(12人は減刑)を出した後、「法官等は横田大審院長の室に集まり三鞭(シャンパン)の盃を挙げ書記給仕に至る迄茶菓の供応を受けたり」とは、「東京朝日新聞」松崎天民記者のスクープである。」とのこと、

 等々を知ることが出来た。

 自分的には、死刑は廃止し、その代り文字通り「終身刑」にすべきと思っている。死刑囚は自然に死ぬまで、生きながらえて、犯行の原因究明と再発防止に役に立ってほしいと思うからだ。
 が、現在の法制下で、法務大臣に就任した以上「死刑執行命令書」に署名すべきだと思う。
 また、死刑執行命令書の署名を拒否する人は、法務大臣になることを「拒否」すべきだと思う。
 そして、必死になって死刑廃止の法律を作る努力をすべきと思う。

 

 


by sasakitosio | 2018-07-18 06:19 | 東京新聞を読んで | Trackback