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by sasakitosio

トランプ氏の秘密計画 同盟国は楽観を捨てよ< もし合衆国大統領が、大西洋同盟をぶち壊す詳細な秘密計画を立てたとしたら、それはトランプ氏の言動とそっくりなものになるだろう!!??>

6月16日付朝日新聞朝刊15面に、「コラムニストの目」という欄がある。筆者は、デイビット・レオンハート氏だ。

 今日はこの筆者に学ぶことにした。

 まず筆者は、「米国と西欧との同盟は偉業を成し遂げてきた。20世紀前半に2度の世界大戦に勝利した。その後、旧敵国も取り組んで発展し、さらには冷戦の勝利、民主主義を広げ、かってない高い生活水準を達成した。

 トランプ大統領は、その同盟関係を破壊しようとしている。

 トランプ氏にそんなつもりはあるのか?

 さあどうだろう。彼の頭の中に入り、どんな戦略的目標を持っているのか(そんなものがあればだが)を見抜くことはできない。

 だが、こうは言える。もし合衆国大統領が、大西洋同盟をぶち壊す詳細な秘密計画と立てたとしたら、それはトランプ氏の言動とそっくりのものになるだろう。

 その計画は、カナダや英仏独、そして日本の指導者に対する、あからさまな敵意をはらむものだ。ありもしない問題について、喧嘩をふっかける。米国への大きな譲歩を勝ち取るためではなく、対立のための対立だ。

 米国は、用済みになった同盟国に代わる新たな同盟国を探すだろう。最もわかりやすいのは、欧州では英仏独の最大のライバル国であるロシアだ。大西洋同盟を壊そうとする米国の思惑は、他国に内政への干渉となり、他国でもこの古い同盟に反対する新政権が誕生することにつながりうる。

 あれも、これも、あれも、これも。

 トランプ氏は秘密計画のチェック項目を、逐一やっているじゃないか。」と切り出した。

 続けて筆者は、「トランプ氏は8.9日にカナダで開催された主要7か国首脳会議(G7サミット)を途中で切り上げた。当地にいる間はケンカを売った。トランプ氏がいすに座り、眉をつりあがて腕組みをしている周りで、ドイツのアンゲラ・メルケル 首相をはじめとする首脳が嘆願している写真がある。日本の安倍晋三首相の表情からは敗北感がにじみ出ている。

 それもそのはずだ。この会合における最大の意見衝突は、トランプ氏が事実に反する理由で課した関税についてだった。

 彼は、ただほかの国々に応戦しているだけと主張する。だが世界銀行によれば、現在、米国と英独仏の平均関税率は全く同じで1.6%だ。日本は1.4%、カナダは0.8%である。

たしかにどの国にも不愉快な関税はあるが、どれも小さなものだ。それに米国はその犠牲者ではない。

 トランプ氏は、貿易について真実を語っていない。イラク戦争に対する自分の立場、大統領就任式の参加人数、大統領選での不正投票、、殺人率、メキシコからの移民、ロシア疑惑の捜査、元ポルノ女優のストーミー・ダニエルズさんへの「口止め料」、その他多くの問題でうそをついてきたとのと同じように、関税の件は、現実を認識しているけれども説明が下手だというのとはわけが違う。うそを根拠にして太平洋同盟を脅かしているのだ。

 カナダをはじめとする長きにわたる盟友が見下される一方で、ロシアのプーチン大統領や北朝鮮の金正恩委員長など多くの野心ある独裁主義者はほめたたえられる。

 トランプ氏とその側近たちは、ドイツやその他の国々の極右政治家の肩を持つ。サミットでは、ロシアのクリミア併合を弁護し、G7に復帰させるべきだと主張した。

 保守派の論客ジェイ・ノードリンガー氏は、「なぜトランプ氏はRTの司会者用に話すんだ?」と問うている。

 RTは、ロシア国営テレビネットワーク「ロシア・トゥデイ」の略称である。

 答えはわからない。だが、彼のあらゆる言動を説明できる唯一の理由をもっと早く真剣に検討すべきだった。彼は西側の同盟を破壊したいのだ。

 もしかしたら、イデオロギーの問題で、民主主義よりもプーチン氏のような独裁主義を好むのかもしれない。

 あるいは、立派な戦略など何もなく、本当にプーチン氏に人に知れるとまずい情報を握られているのかもしれない。

 それとも、歴代の米国大統領が賛成したことに反対するのが好きなだけかもしれない。」と指摘した。

 最後に筆者は、「理由は何であれ、トランプ氏の言動に対しては、その脅威と同じくらい厳しい対応が求められる。

 政治学者ブレダン・ニーハン氏が指摘するように、先週末は一つの転機だったように思われる。

 「西側の同盟と世界貿易体制は激しい緊張状態さらされつつある。トランプ氏が米国内に対してしたと同様に」

 長年の同盟国に求められるのは、カナダのトルドー首相やフランスのエマニュエル・マクロン大統領が当初見せていたような、希望を持った楽観主義を捨て去ることである。

 いい模範となるのはメルケル氏だ。同氏はよりしたたかで、無駄に問題を大ごとにしない。なぜなら、初めから脅威を理解していたからだ。

 トランプ氏の仲間である共和党員に求められる対応は、党よりも国家を優先することだ。ジョン・マケイン上院議員など数人の共和党委員は警鐘を鳴らしている。

 連邦議会の議員たちは、苦悩に満ちたツイートを投稿しているな場合ではない。トランプ氏を制止し、彼の行動の真意を解き明かす聴聞会を開くための立法を提案すべきだ。

 米国の有権者に求められるのは、今年の中間選挙で本当に問われるのは何かを理解することだ。単に減税や医療保険や、大統領の型破りなスタイルについての国民投票にとどまらない。

 これは、私たち誰もが生まれる前から存在する米国の理想についての国民投票なのだ。」として締めくくった 。

 読んで大変勉強になった。

 「米国と西欧との同盟は偉業を成し遂げてきた。20世紀前半に2度の世界大戦に勝利した。その後、旧敵国をも取り込んで発展し、さらに冷戦に勝利、民主主義を広げ、かってない高い生活水準を達成した。」との指摘は、その通りだと思った。

 が、筆者の「トランプ大統領は、その同盟関係を破壊しようとしている」との指摘は、信じがたい気がしているというよりは、信じたくない気分と行った方が正確かもしれないが。

 また筆者は、「彼のあらゆる言動を説明できる唯一の理由をもっと早く新権に検討すべきだった」との指摘、

 「もしかしたら、イデオロギーの問題で、民主主義よりもプーチン氏のような独裁主義を好むのかもしれない」との指摘、

 「立派な戦略など何もなく、本当にプーチン氏に人に知られるとまずい情報を握られているのかもしれない」との指摘、

 「それとも、歴代の米国大統領のが賛成したことに反対することが好きなだけかもしれない」とも指摘した。これらの指摘が全て当を得ているかどうかは、これからのトランプ大統領の行動をしっかり見なければわからない。しかし、その間は、そう長くはないような気がする。

 さらに筆者は、「長年の同盟国に求められるのは、カナダのトルドーやフランスのエマニュエル・マクロン大統領が当初見せていたような、希望を持った楽観主義をして去ることである」と指摘し、

 「トランプ氏の仲間である共和党員に求められる対応は、党より国家を優先することだ」と指摘し、

 「米国の有権者に求められるのは、今年の中間選挙で本当に問われるのは何かを理解することだ。<中略>これは、私たちの誰もが生まれる前から存在する米国の理想についての国民投票なのだ」と指摘している。

 この二つの指摘は、日本国内で行われる来年の参議院選挙で、自民党員と有権者にとって、そのまま生かされなければならない、重要な指摘だと思った。

 


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by sasakitosio | 2018-06-21 06:38 | 朝日新聞を読んで | Trackback