憲法の良いとこ発見しませんか?


by sasakitosio

英雄の報酬< 英雄とたたえられた「不法移民」にマクロン仏大統領は早速面会!感謝の印として滞在許可と市民権のスピード取得が約束された!経済難民の立場の弱さをこうもあっけらかんと肯定されると、哀しい!>

6月2日付東京新聞朝刊25面に、「本音のコラム」という欄がある。筆者は、文筆家・師岡カリーマ氏だ。今日は、この筆者に学ぶことにした。

 まず筆者は、「パリ。4階のベランダからぶら下がって今にも落ちそうな幼児を見るなり、アフリカのマリから来た青年は超人的な身軽さで外壁をよじ登って幼児の救出に成功した。その様子を撮影した映像は瞬く間に拡散し、マクロン大統領の目に留まった。

 英雄とたたえられた「不法移民」に大統領は早速面会。感謝の印として滞在許可と市民権のスピード取得が約束された。」と切り出した。

 続けて筆者は、「青年の勇気を私もたたえたい。本人の夢であっただろうから、褒美の市民権も祝福したい。

 でもなんだか複雑だ。

 フランス国籍はマリ国籍より格上と見なされる不条理が、祝福の拍手に埋もれてしまうからだ。これが、カナダ人や日本人なら、仏国籍進呈の必要な無い。自明のことだが、経済難民の立場の弱さをこうもあっけらかんと肯定されると,やはり哀しい。

 「お眼鏡にかなって光栄ですが、お気持ちだけいただいておきます」とは彼も言えない格差社会の現実。

 「ぜひ消防士」という断りにくい就職内定までついてきて、人々はよかったねと喝采する。」と指摘した。

 最後に筆者は、「彼の場合はたまたま見物人の撮った映像が人の目に触れた。でも世の中には、誰もやりたがらない仕事を黙々とこなし、誰も見ていないところで人助けもし、底辺で社会を支えながら、その労働を買いたたかれ、感謝もされない移民が大勢いる。それを思うと、やりきれない。」として締めくくった。

 読んで勉強になった。

 「パリ。4階のベランダからぶら下がって今にも落ちそうな幼児を見るなり、アフリカのマリから来た青年は身の危険を顧みず、超人的な身軽さで外壁をよじ登って幼児の救出に成功した」とのこと、

 「その様子を撮影した映像はまた撒く間に拡散し、マクロン大統領の目に留まった」とのこと、

 「英雄とたたえられた「不法移民」に大統領は早速面会。感謝の印として滞在許可と市民権のスピード取得が約束された」とのこと、

等々を知ることが出来た。

 そして筆者は「青年の勇気を私もたたえたい。本人の夢でもあったのだろうから、褒美の市民権も祝福したい。でもなんだか複雑だ」という。

 “複雑”の原因が「フランス国籍はマリ国籍より格上と見なされる不条理が祝福の拍手に埋もれてしまうからだ」にあるらしい。

 「経済難民の立場の弱さ」を教えてもらって考えるのは、経済難民を生む「国家」と「その指導者」に問題があるのか、問題のある「国家」と「指導者」を変えようとしない「国民」に問題があるのか?

 そして、「われらは全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から逃れ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する」との「日本国憲法前文の一節」の実現を目指して、「日本国と日本国民」は努力し、国際社会において名誉ある地位を占めたいものだ、と思った。

 


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by sasakitosio | 2018-06-03 06:59 | 東京新聞を読んで | Trackback