人気ブログランキング | 話題のタグを見る

憲法の良いとこ発見しませんか?


by sasakitosio

倫理指針< アスリートには「スポーツ憲章」!そして政治家には「日本国憲法」!!いま大事なのはひとりひとりがしっかりすること!上からおかしな指示が出ても、踏み出してはならない線を意識する!!>

5月21日付東京新聞朝刊23面に、「本音のコラム」という欄がある。筆者は、看護師・宮古あずさ氏だ。

 今日は、この筆者に学ぶことにした。

 まず筆者は、「看護師には看護協会が出している「看護師の倫理綱領」がある。

 最初の条文は「看護者は、人間の生命、人間としての尊厳及び権利を尊重する」。

 看護師がとるべき姿勢が列挙される。絶対的な倫理指針である。

 出講の準備でこの綱領を再読し、改めて思った。最近の出来事を見ても、倫理観もなければ良心もない。そんな風に感じる事件が多すぎる。」と切り出した。

 続けて筆者は、「例えば、罪名としての「セクハラ罪はない」とわざわざ閣議決定する内閣。役人の忖度に対して「される側はわからない」と開き直る総理大臣。自らの指導が招いた危険なファウルを、一度は選手の責任にした日大アメフット部の指導者。

 彼らの言動、行動に欠くのは、まさに倫理的なセンスといえよう。このような質のひとたちに指示され、それに従わなければならない人間こそ、悲劇というほかない。

 本音を言えば、私はこんな社会に嫌気がさしている。だが自分もその一員と思えば、その責任を引く受け、先を見据えねばならない。」と指摘した。

 最後に筆者は、「いま大事なのはひとりひとりがしっかりすること。上からおかしな指示が出ても、踏み外してはならない線を意識する。

 その際職業ごとの倫理指針が力を発揮する。

 アスリートには「スポーツ憲章」。そして政治家には、「日本国憲法」が指針になる。文句をつけるより前に、熟読して学びなさい。」として締めくくった。

 読んで勉強になった。

 「最近の出来事を見ても、倫理観もなければ良心もない。そんな風に感じる事件が多すぎる」とのこと、

 例えば、「罪名としての「セクハラ罪はない」とわざわざ閣議決定をする内閣。」、「役人の忖度に対して「される側はわからない」と開きな直る総理大臣」、「自らの指導が招いた危険なファウルを、一度は選手の責任にした日大アメフット部の指導者」等々、を指摘し、「このような質の人たちに指示され、それに従わなければならない人間こそ、悲劇というほかない」と怒る。

 筆者の怒りは、当然だと思った。

 筆者は、「いま大事なのはひとりひとりがしっかりすること。上からおかしな指示がでても、踏み外してはならない線を意識する」と主張した。

 筆者の主張通り貫きたいと、心掛けるとしても、その日常的な実践はけっこう難しいモノがある、と思っている。

 

 


by sasakitosio | 2018-05-22 06:07 | 東京新聞を読んで | Trackback