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by sasakitosio

財政破綻 国債が紙くずになる日< 江戸時代も戦前も、政府の借金が著しく膨らんだだけで財政破綻に至ったわけではない!そこに、明治維新、敗戦という外的ショックが起きて財政破綻に至った!>

 515日付朝日新聞朝刊7面に、「波聞風問」という欄がある。筆者は、編集委員・原真人氏だ。

 今日は、この筆者に学ぶことにした。

 まず筆者は、「過日、本紙1面連載「平成とは」で平成の財政悪化について書いたところ(4月25日)。たくさんの反響をいただいた。なかでも戦前、政府が「絶対安全」と宣伝しつつ国民に国債を買わせていた事実への関心が高かった。

 1941年10月、大政翼賛会は戦費調達のため隣組読本「戦費と国債」(42ページ)を出版。150万部刷って、全国の隣組や学校に配った。

 現存する冊子を読んでみた。

 当時としてはきわめてやさしい文章だ

 とりわけQ&A方式で国債の安全性を強調するくだりは安心感を誘う巧妙なあ悦明になっていた。

 こんな具合に。

(問)国債がこんなに激増して財政が破綻する心配はないか。

(答)国債は国家の借金、つまり国民全体の借金ですが同時に国民がその貸し手で・・・。「国債が激増すると国が潰れる」という風に言われることもありましたが・・・経済の基礎が揺らぐような心配は全然ないのでありますーーー。

 いまも膨れ上がる国債は大問題だ。だが、「国債は国民資産でもあり、問題ない」という論者も少なからずいて、国民全体の危機意識は高まっていない。いつの時代も甘言がふりまかれ、危機感が薄れていくのかもしれない。」と切り出した。

 続けて筆者は、「戦時国債の結末は歴史が示す通り、敗戦直後に重い財産税が課されたり超インフレが起きたり、国際は紙くず同然になった。

 では敗戦がなければ、紙くずにならなかったのか。

 「いや、どちらにしてもそれは避けられませんでした」

 財政史に詳しい財務省主計官の中山光輝氏はそういう。

 氏によると、日本の歴史の中で政府が財政破綻し、借金を踏み倒したことが敗戦時のほかに、もう一回あった。明治維新の廃藩置県である。

 明治4年(1871)年、それまで各藩が発行していた藩札や藩債をすべて明治政府が引き継いだ。政府はその多くを整理し、切り捨てた。

 江戸時代も戦前も、政府の借金が著しく膨らんだだけで財政破綻に至ったわけではなかった。

 実際ひどい状態のまま何年も持ちこたえた。

 そこに明治維新、敗戦という外的ショックが起きて、いよいよ財政破綻に至ったのだ。

 「債務が増えると国家のリスク対応力はどんどん落ちていく。そこに大きなショックが加わった時、初めてリスクが顕在化し財政破綻に至るのです」と中山氏は言う。」と指摘した。

 最後に筆者は、「政府の借金は国内総生産(GDP)の230%という史上空前、先進国で最悪の水準にある。

 それでも国債は暴落しないし、日本経済はなんとか平和に回っている。

 とはいえ、財政の耐久力がとてつもなく弱っている可能性はある。

 今後何らかのショックが加わったらどうなるのか。

 中国など新興国バブルの崩壊、首都直下型地震・・・・。いま望まざるショックが起きないとは誰にも言えないのだ。」として締めくくった。読んで勉強になった。

 「1941年10月、大政翼賛会は戦費調達のため隣組読本「戦費と国債」(42ページ)を出版。150万部刷って、全国の隣組や学校に配った」とのこと、

 「Q&A方式で国債の安全性を強調するくだりは、根拠は薄くても安心感を誘う巧妙な説明になっていた」とのこと、

 「戦時国債の結末は歴史が示す通り。敗戦直後に重い財産税が課されたり超インフレが起きたりして、国際は紙くず同然になった。」とのこと、

 「江戸時代も戦前も、政府の借金が著しく膨らんだだけで財政破綻に至ったわけでなかった。」とのこと、

「実際はひどい状態のまま何年も持ちこたえた。

 そこに明治維新、敗戦という外的ショックが起きて、いよいよ財政破綻に至ったのだ」とのこと、

 「債務が増えると国家のリスク対応力はどんどん落ちていく。そこに大きなショックが加わったとき、初めてリスクが顕在化し財政破綻に至るのです」と中山(財務省主計官)氏は言う」とのこと、

 「政府の借金は国内総生産(GDP)の230%という史上空前、先進国で最悪の水準にある。それでも国際は暴落しないし、日本経済はなんとか平和に回っている」とのこと、

 等々を知ることが出来た。

 筆者は、「現在の日本経済が平和に回っている」が、今後何らかのショックが加わったらどうなるのか」と危惧し、そのショックとして「中国など新興国バブルの崩壊」・「首都直下地震」をあげている。確かに、新興国バブルの崩壊も首都直下地震も、近い未来に起こる可能性は極めて高い。

 個人的には、いかなる外的ショックのも耐えうる、備えはないものかと、きょろきょろするしかないのが残念だ!


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by sasakitosio | 2018-05-16 18:58 | 朝日新聞を読んで | Trackback