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by sasakitosio

研究現場からの悲鳴< 国立大学法人の若手教員(40歳未満)数はこの2年で千人も減った!!??>

4月12日付東京新聞朝刊27面に、「本音のコラム」という欄がある。筆者は、日本総研上席主任研究員・河村小百合氏だ。

 今日は、この筆者に学ぶことにした。

 まず筆者は、「新しい職場に入ってみたら、厳しい業績評価と任期限定は自分たち新入りだけ。なのに隣室では成果は特に問われず、年功序列で定年まで昇給、――そんな職場なら逃げ出したくならないだろうか。

 5年前に国立大学教員の年俸制が導入されたのに、適用されたのはその後の新規採用のみで、全教員のごく一部。民間では業績評価は対象者全員に一斉に導入するのが普通。十分な効果が引き出せなくなるからだ。」と切り出した。

 続けて筆者は、「多くの国立大学では近年、この「年功序列」のもと給与制度改革なしに定年まで延長。これは民間ではまずありえない。

 運営費交付金が若手のポストに回らず、時代の流れに見合う講座編成が一層遅れるのも当然か。

 文科省技術・学術政策研究所の「NISTEP定点調査2016」で研究者から多かった回答は「シニア研究者と若手研究者で、成果主義の適用の仕方の違いや雇用面での格差が拡大」「若手研究者の危機的状況を見聞きした学生が研究職に希望を持ちにくく博士課程後記に進学しない」。

 国立大学法人の若手教員(40歳未満)数はこの2年で千人もへった。」と指摘した。

 最後に筆者は、「大学は次の時代の成長を生み出すエンジン。歴代のノーベル賞受賞者の研究もみな、若い時代のもの。意欲と志のある有能な若手に存分に力を発揮してもらえてこそ、研究業績も回復し、国も成長できるのだ。」として締めくくった。

 読んで勉強になった。

 「5年前に国立大学教員の年俸制が導入されたのはその後の新規採用のみで、全教員のごく一部。」とのこと、

「多くの国立大学では近年、この「年功序列」のもと給与制度改革なしに定年まで延長。」とのこと、

 「文部科学技術・学術政策研究所の「NISTEP定点調査2016」で研究者から多かった回答は「シニア研究者と若手研究者で、成果主義の適用の仕方の違いや雇用面で格差が拡大」「若手研究者の危機的状況を見聞きした学生が研究職に希望を持ちにくく博士課程後記に進学しない」」とのこと、

 「国立大学法人の若手教員(40歳未満)数はこの2年で千人も減った」とのこと、

 等々を知ることが出来た。

 若手研究者に夢と希望を持って研究していただき、シニアにも意欲と責任を持っていただき、全体として研究業績を上げ、結果として社会全体が豊かになる、そんな制度設計が出来ないものだろうか。

 「国立大学法人の若手教員(40歳未満)数はこの2年間で千人減った」とのことは、対策が急務であることを物語っている、と思った。

 

 


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by sasakitosio | 2018-04-13 06:57 | 東京新聞を読んで | Trackback