憲法の良いとこ発見しませんか?


by sasakitosio

100年先を見据えた勝海舟< 勝の最大の功績は150万の市民の生命と財産を守った江戸城の無血開城でした!!成功した一因は、開明派の薩摩の藩主の島津斉彬公と知己だったからです!!!>

 4月4日付朝日新聞15面に、「リレーオピニオン~維新150年[5]」と言う欄がある。

 今日の発言者は、フリーライター・高山みな子さんだ。

 今日は、この発言者に学ぶことにした。

 まず、高山みな子さんは、「小説や映画で、明治維新は新旧勢力が対立する構図で描かれがちですが、少し違うのではと思います。

 新政府と徳川幕府はどちらも、欧米列強の植民地にならずに日本という国が独立国として生きるということで一致していました。政治形態の変化を目指すための手法が少し違っただけです。

 私の高祖父である勝海舟が、明治維新のときにあれだけの大仕事が出来たのは、人に恵まれたからでしょう。

 幕臣だった勝の下には、多くの若い弟子が集まりました。自分が得た海外の知識を次世代に伝えたいという思いを持っていたからだと思います。弟子のひとりが坂本竜馬でした。勝は松坂の商人らとの付き合いを通じて、勝ちと負けだけではない「三方よし」の精神を学んでいた。

 世界に通用する海軍をつくるには膨大なカネがかかり、それは貿易で稼ぐことが不可欠だ。このことをすぐ理解できたのが、豪商をルーツにもつ竜馬だったのでしょう。」と切り出した。

 つづけて高山みな子さんは「勝の最大の功績は、150万の市民の生命と財産を守った江戸城の無血開城でした。

 成功した一因は、開明派だった薩摩藩主の島津斉彬と知己だったからです。

 「尊敬する斉彬公が評価している勝は良いやつだ」。

 西郷隆盛はそんな好印象を持って対談に臨み、勝も斉彬からの情報で西郷を評価していた。交渉事の成否を握るのは相手を人として信頼できるかどうかです。誰とつながり、誰から情報を得るか。現代社会でも通じる処世術だと思います。

 勝は旧幕臣の助命を嘆願し、新政府への就職の仲立ちもしました。

 幕府は海外に多くの留学生を送り、最先端の技術や法律をまなばせていた。新政府は函館戦争を戦った榎本武揚や永井尚志をはじめとする旧幕臣を受け入れ、適材適所に重用しました。

 敵味方なく、「ノーサイド」でみんなが日本のために働いた。恨みつらみを越えて、地道にこつこつ仕事をした人たちがいた。これが真の明治維新の姿だと思いますが、あまり語られてきませんでした。」と指摘した。

 最後に高山みな子さんは「明治150年を機に、多くの人に幕臣たちの生き様を知ってもらいたい。

 歴史を学ぶのはなぜか。

 クイズで勝つための暗記でなく、今の自分や世の中につなげ生かすためでしょう。

 勝は幅広い人脈を造り、世の中を動かしました。私たちはそれを参考に自分が生きていくには、どんな人とつながればよいかを考えることが出来ます。

 最近の日本の社会は近視眼的なモノの見方が広がっています。勝は日本が世界で生き残るために50年100年先を見据えて行動しました。

 世界が複雑化している今こそ、長期的な視座が求められています。」として締めくくった。

 読んで勉強になった。

 勝海舟は実に興味をそそられる歴史上の人物だ。その孫の孫が実存し、新聞紙上に登場すること自体も驚きだ。講釈師5代目宝井馬琴の出し物に「勝海舟の話」があった。この講釈話は、いつか覚えて、修羅場塾の公演会で披露したいと思っていた。この記事を読んで、付け加えることがいくつか発見できた。

 「勝の最大功績は、150万の市民の生命と財産を守った江戸城の無血開城でした。成功した一因は開明派だった薩摩藩主の島津斉彬と知己だったからです」とのこと、

 「「尊敬する斉彬公が評価している勝は良いやつだ」。西郷隆盛はそんな印象を持って対談に臨み、勝も斉彬からの情報で西郷を評価していた。交渉ごとの成否を握るのは相手を人として信頼できるかどうかです」とのこと、

 「勝は旧幕臣の助命を嘆願し、新政府への就職の仲立ちもしました」とのこと、

 「勝は日本が世界で生きるために50年、100年先を見据えて行動しました」とのこと、等々を知ることが出来た。

 筆者の「交渉事の成否を握るのは相手を人として信頼できるかどうかです」との指摘は、その通りだ、と思った。

 今の世界の指導者間で、相手を人として信頼できている関係者はいるのだろうか?
 日本の安倍総理とトランプ大統領、プーチン大統領、習近平国家主席、等が人として信頼居できる関係にあるとは思えない。この状態では、世界から戦争をなくす話し合いなんて、夢の又ゆめかも知れないが?
 しかし、勝海舟ファンの一人として、50年.100年先まで見据えて、世界から戦争と貧困を無くすることに「ささやかなことでもいいから」貢献したいものだ、と思った。


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by sasakitosio | 2018-04-07 07:11 | 朝日新聞を読んで | Trackback