憲法の良いとこ発見しませんか?


by sasakitosio

デジタル社会 将来見すえ人材に投資を<今年度、過去最高益を上げる企業が少なくない!これまでのように現預金を積み上げる一方で、賃上げ・人材育成にも消極的となれば、将来が危うくないか?>

37日付朝日新聞朝刊7面に、「波聞風問」という欄がある。筆者は、編集委員・多賀谷克彦氏だ。

 今日は、この筆者に学ぶことにした。

 まず筆者は、「記者会見やインタビューなど、経営者の生の声を聞く機会に、将来に不安、危機感を感じる時がある。

 最近、印象に残ったのは、人工知能(AI)、家電製品などをネットでつなぐIoTが普及した社会で、自社の存在価値はどこにあるかを探るトップの姿だった。」と切り出した。

続けて筆者は、「空調大手ダイキン工業の十河政則社長もその一人である。

快適な空間、知的生産性を上げる空間とは。

 もしかしたら先端技術が人間の心理、体調を読み取り、自動的に最適な空間を提供するようになるかもしれない。

 また、大胆な構造改革を公表した、みずほファイナンシャルグループの佐藤康博社長もIT化が著しい金融界では、今の大勢では難しいと考える。「金融は全く違うものになる。情報産業化が進む、もう貸し出し金利で儲ける時代ではなくなる」と予測する。

 ではそのときに備え、今何をすべきなのか。

 ダイキンは今春、従来の採用枠とは別に100人の情報系技術者を採る。いま情報系は国内約100人だが、2年後には700人に増やす。

 また、各部門の40人強に、提携する大阪大学で、AI関連技術を学ばせている。

 みずほは1.9万人、国内百拠点を減らす計画だが、佐藤氏は「縮小均衡ではない。ITを使いこなし、将来の金融業務を描けるような人材育成を、新年度にも始める」と明かす。

 共通するのは、将来への危機感と次世代をになう人材への投資を重視している点だ。」と指摘した。

 さらに筆者は、「だが日本の企業はバブル崩壊後、賃金だけでなく、人材育成の費用を削り続けてきた。学習院大学の宮川努教授の分析では、2015年の人材投資(社外訓練)はピークだった1991年の2割以下まで激減している。IT投資も伸び悩み、今世紀は減る傾向にある。

 人員削減を優先し、非正規雇用を増やしてきた結果だろう。宮川氏は「OJT(社内訓練)は続いている。でも、技術の改良、継承には適していても、革新的な技術は生まれない。IT投資さえもコスト削減が主目的だった。」と指摘する。

 そのOJTも、川崎重工業の「のぞみ」の製造現場のことを知れば危うい。

 こうした分析からは、将来社会を見通した危機感ではなく、目先の数字に追われる経営者の姿が浮かび上がる。」と指摘した。

 最後に筆者は、「今年度、過去最高益を上げる企業が少なくない。ただ、これまでのように現預金を積み上げる一方で、賃上げにも、人材育成にも消極的となれば、企業の社会的役割を果たすどころか、自らの将来も危うくないか。

 AI,ロボットの普及は、業務の進め方、人の配置、働き方を大きく変える可能性がある。それは国内外を問わないはずだ。ならば、将来の自らの事業を見据えた上に、どんな人材が必要かを考え、育成に注力する時期ではないか。」として締めくくった。

 読んで勉強になった、

 「ダイキンは今春、従来の採用枠とは別に100人の情報技術者を採る。今、情報系は国内約100人だが、2年後には700人に増やす。また各部門の40人強に、提携する大阪大学で、AIや関連技術を学ばせている。」とのこと、

 「みずほは1.9万人、国内は190拠点を減らす計画だが、佐藤氏は「縮小均衡ではない。ITを使いこなし、将来の金融業務を描けるような人材育成を、新年度にも始める」と明かす。」とのこと、

 「共通するのは、将来への危機感と次世代を担う人材への投資を重視している点だ」との指摘、等々は初めて知ったが、よく理解できた。

 筆者は「AIロボットの普及は、業務の進め方、人の配置、働き方を大きく変える可能性がある。それは国内外を問わないはずだ。ならば、 将来の自らの事業を見すえた上に、どんな人材が必要かを考え、育成に注力する時期ではないか」と提案している。その通りだ。

 情報革命が仕事のスピードを革命的に変えて今日がある。

 AI革命は、仕事の存否にも関わる、新たな社会革命をもたらすことは間違いない。政治も経済も社会も、AIによって大きく変わらざるを得なくなるだろう。

変化に伴う痛みを最小限にする「知恵」が必要だ、ということは素人でもわかるが。社会変革の具体の絵図と工程表が専門家・有識者層からいまだ何処にも見えないような気がする。


[PR]
トラックバックURL : https://sasakitosi.exblog.jp/tb/26592048
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
by sasakitosio | 2018-03-22 06:50 | 朝日新聞を読んで | Trackback