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憲法の良いとこ発見しませんか?


by sasakitosio

オランダ一人旅②ロッテルダムの海洋博物館、ハーグの国際司法裁判所、ライデンのシーボルトの家、等の探訪だ!一日、日本人ガイド(女性)とトラムや電車を使って!!新しい発見に心わくわく!!>

12月30日、5時に起床、7時に朝食(バイキング方式)を済ませ、9時前にホテルロビーにてガイドさんを待つ。ほどなく、日本人のご婦人が現れる。若くもなく、年寄りでもなく、老年のわたくしには、話が合いそうな、ちょうどいい塩梅の年齢の女性であった。

 きのうのガイドさん(細川女史)から教えてもらっておいた「3日間乗り放題のチケット」を、きょうのガイド(松野真理女子)を通して購入した。

 今日一日の交通費として概算払い・後清算で150ユーロを預けて出発。幸い今日は、曇り時々晴れで、ラッキーだった。

 早速、ホテルの近くのNO26のトラムに載ってアムステルダムの中央駅へ。駅のホームから港が一望できる。船がひっきりなしに行き来している。なかでも、岸壁に「クイーン・ビクトリア号」が接岸していて、その長さ、その高さにビックリ。

 電車は貸し切り状態、すいていた。

 ロッテルダムの駅では、ガイドの話では、ロッテルダムは第二次世界大戦ですっかり破壊され、全く新しいまちになったとのこと。だから、街の建築物が箱型高層ビルが林立していた。中でも駅舎の構造が三角形をイメージした巨大な芸術品を呈していた。

 海洋博物館では、幕末の「咸臨丸や開陽丸」建造の足跡があったらいいなあ、と思って期待していったが、それは期待はずれであった。博物館の内外をみて、係留されている小型船の操舵室に座ったり、1940年の空襲のモニュメント「心臓の破れた男」には圧倒された。

 次に訪れたのはハーグだ。ガイドの話では、ハーグが政治の中心地で、各国大使館や、国会、総理官邸などがあるとのことであった。

 訪問の目的は、国際司法裁判所だ。世界から戦争をなくするには、国際紛争は裁判でけりをつける。 そうすれば、世界は平和になり、今使われている軍事費は、教育や福祉や産業育成にまわされ、人類全体の発展にどれほど寄与できることか、との思いと期待で国際司法裁判所を見たかった。裁判所内には入れなかったが、入り口の門近くに「展示室」があり、そこへ入ることが出来た。皇太子妃の父君のお写真もあった。愛国者としては、それだけでも嬉しかった。

 帰りに、ガイドが国会の広場に案内してくれて、国会の両院と総理官邸の外観を見たり触ったりすることが出来た。これは予想外の出会いと感動だった。

 昼は、カフェでスープ(かぼちゃのピリ辛)とトーストを囲炉裏(炎はガスではないかと思ったが)を囲みながらガイドと一緒に、過ごす。

 日本に帰ってから、私が送った「御礼メール」に現地ガイド(松野真理さん)から返信メールがあり、カボチャスープがおいしかったとのこと。

 最後は、江戸時代の日本の医学に多大な貢献をしたシーボルトの家(記念館)を訪れた。ハーグからライデンまでは電車で。

 ここは、大きな建物を期待していたが、それが狭かったし、陳列品も以外と少なかった。

 午前9時から午後5時までの予約だったが、アムステルダム中央駅に着いたのが、6時近くになっていた。ガイドさんは時間オーバーしていたのに、トラムNO26が発車するまで待っていて、手を振りながら見送ってくれた。私は、手を振りながら何度も頭を下げて感謝、感謝。

 気になったので、ホテルでガイドブックを見ていたら、依頼した時間を超過した時は、オーバー料金を払う、と書いてあった。交通費の清算をしてもらうとき、そのまま受け取らないで、支払う話をすればよかった、と反省。

 幸い、名刺を頂いたので、翌日気になって電話をして、オーバータイムの支払いをしたい、と話したら。わらって、いらないと言われた。


by sasakitosio | 2018-01-09 18:47 | アムステルダム一人旅 | Trackback