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憲法の良いとこ発見しませんか?


by sasakitosio

人権週間に <人権は漠然と「守りましょう」では守れない!自分以外の人権・自由を守ることが、結果として自分の自由・人権を守ることになるのでは!ヘイトスピーチは自分の名誉や自由を侵害してるんじゃん??>

 12月6日付東京新聞朝刊25面に、「本音のコラム」という欄がある。

 筆者は、文芸評論家・斉藤美奈子だ。

 今日はこの筆者に学ぶことにした。

 まず筆者は、「4日から世界人権デーの10日までは人権週間である。ほとんど誰も気にもとめてませんけどね。

 その昔、私が通った中学校では、この時期になると講堂で生徒たちが人権についてスピーチする機会があった。同じ学年の男子生徒が、人権は天から降ってきたのではなく闘って勝ち取ったものなのです、みたいなスピーチをして、いたく感動した覚えがある。」と切り出した。

 続けて筆者は、「ああいうの、どの学校でもやればいいのにね。

 人権は年中意識していないとすぐ奪われるし、特に近年は人権の地位が低下しているからだ。

 内閣府が2日発表した「人権擁護に関する世論調査」によると、基本的人権が憲法で保障されていることを「知っている」と答えた人は81%、「知らない」が19%(小数点以下四捨五入。以下同)。二割は憲法の原則を知らないのだ。

 ヘイトスピーチを伴うデモについて「知っている」が57%、「知らない」が43%。

 認知度は思いのほか低く、しかも感想は「日本の印象が悪くなる」が最多で47%、「不愉快で許せない」が48%、「表現の自由の範囲内」が17%。なんかズレていない?」と指摘した。

 最後に筆者は、「人権は漠然と「守りましょう」では守れない。

 まして人権を侵害する法律を次々成立させているこの国は人権教育にも不熱心である。ルーティン化した自治体の啓もう活動しかやれることはないにかな。」として締めくくった。

 読んで勉強になった。

 「4日から世界人権デーの10日まで人権週間である」とのこと、

 「内閣府が二日に発表した「人権擁護に関する世論調査」によると、基本的人権が憲法で保障されていることを「知っている」と答えた人は81%。「知らない」と答えて人は19%(小数点以下四捨五入。)」とのこと、

 「ヘイトスピーチを伴うデモについては「知っている」が57%、「知らない」が43%。」とのこと、等々を知ることが出来た。

 今日、自由に生きている。この自由が、戦争を準備する段階で、徐々に制約され、しまいには不本意な行動を強いられるようなことになる。それも、法律が出来てしまったら、それに抵抗するのはかなり難しい。裁判制度を利用するにしても、費用と時間がかり、日常生活に支障がくる。

 だから、事前に識者の警告を学習しながら、自由を制約する「法律」の成立に目を光らせ、国民が塊となって阻止したい、と思っている。

 戦争は極限の「人権侵害」を生ずる。だから、戦争を促進する法律は絶対に成立させてはならない、と思っている。 

 

 


by sasakitosio | 2017-12-07 06:56 | 東京新聞を読んで | Trackback