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by sasakitosio

ナースコール < 一度にいくつものナースコールがなり続け、駆けつける順番を決めるのは苦しい!!苦痛に序列をつけるに等しいからだ!?>

11月27日付東京新聞朝刊25面に、「本音のコラムという欄がある。筆者は、看護師・宮古あずさ氏だ。今日はこの筆者に学ぶことにした。

まず筆者は、「緩和ケア病棟で働いていたある日、一度に幾つものナースコールが鳴り続け、途方に暮れた。

 それぞれのつらさがわかればこそ、駆け付ける

順番を決めるのは苦しい。苦痛に序列をつけるに等しいからだ。」と切り出した。

 続けて筆者は、「困り果てた私は、ふと、「室料の高い部屋から順に行くのはどうだろう」と考えてみた。

 これには別の背景があり、緩和ケア病棟の病室は二人部屋と個室。だが、病状が悪ければ相部屋には出来ず、実際は全室個室の状態だった。

 にもかかわらず室料は最高2万円以上から無料まで三種類。支払額に見合う差別化も、議論になっていたのである。

 だが、私には、支払額によってケアに差をつける、これだけはご法度と思えた。

 恐らくこれは多くの医療者に共通の感覚だろう。支払の多寡で優先度を決めないことに、私たち医療者はかなりこだわっている。」と教えてくれる。

 最後に筆者は、「一方で、私たちは、支払った金額によってサービスの質が異なることを、多くの場面で認めているではないか。

 例えば飛行機の優先搭乗。ハンディのある人の次は、支払額の高い人。

 多くの人がこの順番を受け入れるからこそ先を争う人もなく、整然と搭乗を完了する。

 こうした基準なく優先度を決めるのは至難の業。悩む看護師も、「仕方ない」と思うすべがない患者も、それぞれに苦しいに違いない。」として締めくくった。

 読んで勉強になった。 

 「支払いの多寡で優先順位を決めないことに、私たち医療者はかなりこだわっている」とのこと、を知った。

 「一方で、私たちは支払った金額によってサービスが異なることを多くの場面で認めている」との指摘も当たっている。グリーン車、ファーストクラス等々だ。

 だが、命や健康の問題になると、カネの切れ目が分岐点になるのは何となくしっくりしない。


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by sasakitosio | 2017-11-28 06:55 | 東京新聞を読んで | Trackback