憲法の良いとこ発見しませんか?


by sasakitosio

バルフォア宣言100年< 仏政府の文書は手放しに建国を支持したのに対し、英国版は「ユダヤ人以外の人々の権利を侵害しない範囲で」との条件を付している!?では、パレスチナの苦難はなぜつづくの??>

 11月25日付東京新聞朝刊27面に、「本音のコラム」という欄がある。 筆者は、文筆家・師岡カリーマ氏だ。

 今日はこの筆者に学ぶことにした。

 まず筆者は、「パレスチナの地にユダヤ国家(イスラエル)を建設することを支持した英国政府のバルフォア宣言から100年。その内容とは矛盾する約束をアラブ側に与えていた「二枚舌」の英国こそ諸悪の根源とよく言われるが、本当にそうなのか。」と切り出した。

 続けて筆者は、「アメリカのイスラエル人研究者M・クレーマーによれば、宣言に先立って英国は「まずフランスなどで根回しを」と要求、それを受けイスラエル建国を目指すユダヤ系ポーランド人のソコロフが奔走し、中東の山分けにおける英国の相方である仏政府などの支持を文書でとりつけた。

 さらにローマ法王の約束まで持ち帰った結果、英国はようやく重い腰を上げてバルフォア宣言を発したというのだ。

 仏政府文書が手放しに建国を支持したのに対し、英国版は「ユダヤ人以外の人々の権利を侵害しない範囲で」との条件を付していることも興味深い。その後ソコロフは、日本政府の支持も取得したという。」と教えてくれる。

 最後に筆者は、「クレーマーいわくハンサムで教養があり、仕立ての良い背広を着たソコロフは欧州エリートに受けがよく、何より約束の書面化にこだわった。

 伝統衣装にターバンのアラブ人は「念のために外相が一筆書いて」などと迫らず、そこが運命の分かれ道だった。

 イスラエルは列強の合意で建設された。その陰で苦難が続くパレスチナ人救済も、慈善ではなく共同責任だ。」として締めくくった。

 読んで勉強になった。

 「パレスチナの地にユダヤ人国家(イスラエル)を建設することを支持した英国政府のバルフォア宣言から100年」とのこと、

 「その内容と矛盾する約束をアラブ側にも与えていた「二枚舌」の英国こそ諸悪の根源とよく言われる」とのこと、等々は改めて知った。

 だから、 「英国版は「ユダヤ以外の人々の権利を侵害しない範囲で」との条件を付している」とのことは新しい発見だ。

 また「(ソコロフは)何より約束の書面化にこだわった。一方、伝統衣装にターバンのアラブ人は「念のために外相が一筆書いて」などと迫らず、そこが運命の別れ道だった」との指摘は、今の社会で生きる人々にとって、いい教訓になると思った。

 


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by sasakitosio | 2017-11-26 07:36 | 東京新聞を読んで | Trackback