憲法の良いとこ発見しませんか?


by sasakitosio

世界で一番美しい? < 自己愛は政治家の大敵である!おとぎ話ではなく、現実の世界では人間は常に誤る存在であり、国全体を誤りに巻き込めば国民が迷惑する!!!!>

11月19日付東京新聞新聞朝刊25面に、「本音のコラム」という欄がある。

 筆者は、法政大教授・山口二郎氏だ。

 今日はこの筆者に学ぶことにした。

 まず筆者は、「人間は人から褒められたい、批判されたくないという習性を持っている。

 毎日、魔法の鏡に向かって政界で一番美しい女性はだれかと問いかけ、それはあなたですと答えてもらって満足している白雪姫の継母は、そうした自己中心的な人間の極端なモデルである。」と切り出した。

 続けて筆者は、「しかし、そうした自己愛は政治家の大敵である。おとぎ話ではなく、現実の世界では人間は常に誤る存在であり、国全体を誤りに巻き込めば国民が迷惑する。

 権力者に対しては、あなたは美しいとお世辞を言っていい気にさせる取り巻きではなく、理非曲直を正す目付け役が必要である。

 議会とは、権力者が誤っていないかどうかを詮議する目付け役の仕事場である。

 与党が野党の質問時間を大幅に減らそうとしているのは、国会の最も重要な機能を停止させることを意味する。

 先日の衆院文部科学委員会の審議を見るかぎり、与党議員は権力者のたいこ持ちである。

 政府の閣僚と与党議員が大半の時間を費やすなら、国会は国権の最高機関ではなく、最高権力者に向かって世界で一番美しいのはあなたですとお追従を言う、魔法の鏡のようなものになり下がる。」と指摘した。

 最後に筆者は、「審議時間の配分は目立ちたい政治家同士の駆け引きなどではない。与党が野党の発言の機会そのものを奪おうとすることは、議会政治の危機なのである。」として締めくくった。

 読んで勉強になった。

 「人間は人から褒められたい、批判されたくないという習性を持っている。」とのこと、

「権力者に対しては、あなたは美しいとお世辞を言っていい気にさせる取り巻きではなく、理非曲直を正す目付け役がひつようである。」とのこと、

 「議会とは、権力者が誤っていないかどうかを詮議する目付け役の仕事場である。」とのこと、等々の指摘はその通りだと、思った。

 「先日の衆院文部科学委員会の審議を見るかぎり、与党議員は権力者の太鼓持ちである」との指摘は、与党議員に「自らの権力者に対する目付け役」の自覚が全くないことを教えてくれる。

 そしてまた、野党の議員の質問に、権力者を飲み込んだような「大きくて先を見据えた」質問が、ほとんど見られないのは、目付け役の「能力・資質」が問われるような気がしてならない。

 それもこれも、現在の選挙制度で当選した議員であるところに、民主主義に「広さと深さと甘さと曖昧さ」があるということか?

 


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by sasakitosio | 2017-11-20 07:10 | 東京新聞を読んで | Trackback