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憲法の良いとこ発見しませんか?


by sasakitosio

武器商人外交< むかし原発を売り歩いたどこかの首相がいたなあー!いまどきは、兵器を売り歩く大統領の登場だ!!これが、国益?これが、自国ファーストの正体??人類の平和と繁栄に関心ないのかよ??>

11月10日付東京新聞朝刊25面に、「本音のコラム」という欄がある。
 筆者は、作家で元外務省主任分析官・佐藤優氏だ。

 今日は、この筆者に学ぶことにした。

 まず筆者は、「トランプ大統領の訪日で日米両国首脳の信頼関係がいっそう強化され、日米同盟が進化したとの印象を醸しだそうと、首相官邸と外務省は腐心している。

 だが、トランプ氏は日本側のシナリオに乗るふりをして、米国の経済利権を確保している。」と切り出した。

 続けて筆者は、「<米国製の武器購入を巡り、トランプ氏は「(安倍)首相は米国からさまざまな防衛装備を購入することになる。そうすれば(北朝鮮の)ミサイルを撃ち落とすことが出来る。日本は大量に買うべきだ。(日本が買えば)多くの雇用が私たちのために生まれるし、日本がもっと安全になる」と首相に求めた。

 首相は「日本は防衛装備品の多くを米国から購入している。北朝鮮情勢が厳しくなる中、日本の防衛力を質的に、量的に拡充しないといけない」と明言。

 すでに購入予定のステルス戦闘機や弾道ミサイルを迎撃するミサイルに加え、イージス艦も「米国からさらに購入するだろう」と応じた>(7日本紙電子版)」と教えてくれる。

 最後に筆者は、「武器商人のやりとりのようだ。

 しかし、米国の迎撃ミサイルで北朝鮮の弾道ミサイルをすべて落とすことは不可能だ。

 兵器に定価はないので、キックバックなどの裏金が動きやすい。

 技術が陳腐化すれば、新たな兵器を米国の言い値で購入しなくてはならなくなる。

 米国製武器の購入は新たな聖域となり、財政再建が一層遅れる。」として締めくくった。 

読んで勉強になった。

 筆者は、トランプ大統領と安倍首相の「7日本紙電子版」での会話を、「武器商人のやりとりのようだ」と指摘した。

 さらに筆者は、「米国の迎撃ミサイルで北朝鮮の弾道ミサイルをすべて落とすことは不可能だ」と指摘し、

 「技術が陳腐化すれば、新たな兵器を米国の言い値で購入しなくてはならなくなる」とも指摘し、

 「米国製武器の購入は新たな聖域となり、財政再建が一層遅れる」とも指摘した。それらの指摘は、みな当たっている、と思った。

 そして、北朝鮮のミサイル発射が、アメリカが兵器を日本に売りつけやすい「条件」に、日本がアメリカの兵器を買いやすい「条件」に、最大限利用されたと、思った。
 さらに、武器のいらない世界づくり、戦争のない世界づくり、人類の平和と繁栄のために命を懸ける「指導者」が欲しい、と切に思った。


by sasakitosio | 2017-11-11 06:43 | 東京新聞を読んで | Trackback