さよなら集会< 憲法9条に自衛隊を滑り込ませる居直り強盗、世界の良識に背く原発再稼働、会社天下、安倍政権にさよならしなくちゃ!!できたらいいね!!!>
2017年 09月 20日
9月19日付東京新聞朝刊23面に、「本音のコラム」という欄がある。 筆者は、ルポライター・鎌田慧氏だ。
今日はこの筆者に学ぶことにした。
まず筆者は、「昨日の代々木公園。「さよなら原発、さよなら戦争」全国集会は明るい雰囲気だった。安倍内閣は北朝鮮ミサイルの恐怖を盛んにあおり、過剰な防空演習を指示していたのは「火事場泥棒」的な衆院解散を狙っていたからだったのだ。」と切り出した。
続けて筆者は、「この政府はフクシマ事故で住民が大量に難民化しても平然と原発を推し進め、二度目の事故で国民生活が完全に破綻する危険に眼をつむって、電力会社など原発関連産業の刹那的な利益の誘導を図っている。
避難訓練を条件とする原発の再稼働など、全体主義国家の人権無視政策である。
安倍首相の美辞麗句「美しい日本」が大量の故郷喪失者を発生させている。」と指摘した。
さらに筆者は、「原子力規制委員会は、東京電力柏崎刈羽原発の運転適格性をありとしたが、最初から結論ありきの審査だ。
いまに至るまで東電は福島事故の責任を何らとっていない。
廃炉はできるのか。
放射性廃棄物をどうするのか。
事故当時の原子力委員長だった近藤駿介氏は、「原子力に限らず、どんな技術にも負の側面はある」と今でも反省なき原発村の中心人物。
北朝鮮に対抗して核の持ち込みが主張され、小型核爆弾なら自衛の範囲、憲法に違反しないとの意見も出てきて、解散総選挙。」と指摘した。
最後に筆者は、「憲法9条に自衛隊を盛り込ませる居直り強盗、世界の良識に背を向ける原発再稼働。会社天下、人権低国にさよならしなくちゃ。」として締めくくった。
読んで勉強になった。
「昨日の代々木公園。「さよなら原発、さよなら戦争」全国集会は明るい雰囲気だった」とのこと、
「非難訓練を条件とする原発の再稼働など、全体主義国家の人権無視政策である」とのこと、
「原子力規制委員会は東京電力柏崎原発の運転適格性をありとしたが、最初から結論ありきの審査だ」とのこと、等等の指摘はよく理解できた。
衆院の解散がほぼ確定のようなメデイアの騒ぎようである。
解散の大義のことが議論になっているが、安倍政権の継続の是非を問う絶好の機会ととらえ、安倍政権を支える自民・公明、維新その他の与党もどき党への批判票・白票を投じたらどうか。
また、安倍政権に対抗する政党・会派は、現状の予算(血税)で、教育・福祉・医療・介護・労働・賃金・環境・再エネ等の面で、安倍政権より質的量的にいいものができることを国民に提示できないものか?それが、受け皿になるような気がするが?