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by sasakitosio

無謬信仰 < 無謬性神話は独裁と表裏一体である!?今の日本では、個人崇拝ではないものの日本人は常に間違わないという無謬信仰が広がりつつある??>

8月27日付東京新聞朝刊25面に、「本音のコラム」という欄がある。

 筆者は。法政大学教授・山口二郎氏だ。

 今日はこの筆者に学ぶことにした。

 まず筆者は、「昔のソ連では、スターリンのすることはすべて正しい。常に間違わないという神話が支配していた。これに疑いを差し挟むものは容赦なく弾圧された。無謬性神話は独裁と表裏一体である。

今の日本では、個人崇拝ではないものの、日本人は常に間違わないという無謬信仰が広がりつつある。神戸の名門校、灘中学で、歴史教科書に従軍慰安婦ついて記述したものを採用したところ、匿名の同じような文面の抗議状が殺到し、国会議員や県会議員からも採用の経緯について照会があったという。一連の動きは、天皇機関説とよく似ている。国粋主義者が敵と認定した学説に対して、これを排撃する社会運動が組織され、政府もそれを事実上後押しする。そして学問、教育の自由は失われ、全体主義が確立する。」と切り出した。

 続けて筆者は、「東京都の小池百合子知事は、関東大震災の際の朝鮮人虐殺の犠牲者に対する追悼のメッセージを送ることを拒んだ。

 震災の被害者と虐殺の犠牲者は全く性格を異にする者であり、一つの儀式ですべてを慰霊するといういうのは横着である。

 小池知事も、日本人がかって犯した悪から目を背けるという意味で、無謬性神話に染まっている。

 無謬性神話が支配するということは、批判の自由の喪失を意味し、批判の自由がなければ国は自滅の道を転がり落ちる。 今の日本はその意味で瀬戸際だ。」として締めくくった。

 読んで勉強になった。

 「昔のソ連では、スターリンのすることはすべて正しい。常の間違わないという神話が支配していた」とのこと、

 「神戸の名門校灘中学で、歴史教科書に従軍慰安婦について記述したものを採用したところ、匿名の同じような文面の抗議状が殺到し、国会議員や県会議員から採用の経緯について照会があったという」とのこと、

 「国粋主義者が敵と認定した学説に対して、これを排撃する社会運動が組織され、政府もそれを事実上後押しする。そして学問教育の自由は奪われ、全体主義が確立する」とのこと、

 「小池知事も、日本人がかって犯した悪から目を背けるという意味で、無謬性神話に染まっている」とのこと、等々を知ることができた。

 今年の正月サンクトペテルブルグへ行って、街並みの美しさに感動していたら、ガイドに「スターリンの命令でサンクトペテルブルグの街では3階以上の建物は建てられなかった」と聞いて、スターリンの独裁ぶりを形で見た気がした。

 また、灘中の歴史教科書を巡る「一連の人々の動き」は、今の日本の危うさが、すぐそばにあることを感じることができた。

 

 

 


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by sasakitosio | 2017-08-28 06:53 | 東京新聞を読んで | Trackback