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憲法の良いとこ発見しませんか?


by sasakitosio

森友学園問題 これで適正な処理か< 学校法人・森友学園への国有地売却問題で、財務省近畿財務局が学校側に「いくらなら買えるか」と支払い可能額を尋ねていたーー複数の関係者が朝日新聞に証言した!>

8月23日付朝日新聞社説に、「森友学園問題」が載った。

 今日はこのこの社説に学ぶことにした。

まず社説は、「学校法人・森友学園への国有地売却問題で、財務省近畿財務局が学園側に「いくらなら買えるか」と、支払い可能額をたずねていたーーー。複数の関係者が朝日新聞にそう証言した。

 財務省の佐川宣寿・前理財局長は国会で「「(価格を)提示したこともないし、先方からいくらで買いたいと希望があったこともない」と述べたが、虚偽答弁だった可能性が出てきた。」と切り出した。

 続けて社説は、「意図的なうそであれば国民を愚弄する話で、隠蔽にも等しい。説明が事実と違う疑いが浮上した以上、同省は交渉の詳細をを示し、価格決定にいたる経緯を説明する責任がある。

 問題のやりとりは、学園の前理事長の籠池泰典容疑者が土地購入を申し入れ、代理人弁護士を通して近畿財務局などと去年3月に協議した際のものだ。

 学園側は「新たなごみが見つかった」とし、「できるだけ安く買いたい」と伝えた。

 これに対し理財局は地中の埋設物の除去費として、国費で1億3千万円をすでに負担しており、「それより安くはならない」と説明、学園側は「払えるのは1億6千万円まで」と具体的な希望額を明示していた。

 約3か月後の売却された価格は1億3400万円。学園側の希望かなえ、財務局の示した「下限」に近い額だった。」と指摘した。

 さらに社説は、「改めて指摘しておきたい。この土地の更地の鑑定価格は9億5600万円。財務局はここから、ごみ撤去費として8億1900万円などを値引いた。

 国民の共有財産である国有地を処分する場合、厳正な手続や審査を経て契約内容を決めるのが筋だ。

 今回、借地契約から売買に切り替え、10年分割払いを認めたのも異例だった。

 国は「適正に処理された」と説明し、学園への「特別な便宜」を否定する。

 ならばだれがいつ、どんな交渉をして決めてのか、つまびらかにしてもらいたい。」と指摘した。

 最後に社説は、「値引きの根拠となった21枚の現場写真によると、「新たなごみ」の判別が困難なばかりか、国が国会に説明した「深さ3.3メートル」まで大量のごみが埋まっている状況は、とても確認できない。価格の目安を先に決めたうえで、それに合わせるようにごみの撤去費を積算した疑いがぬぐえない。

 安倍首相は今月の内閣改造後、「謙虚に,丁寧に、国民の負託に応える」と述べたが、野党の求める国会の早期召集には応じていない。

 一日も早く国会を開き、佐川氏や、学園の小学校の名誉校長を務めた首相の妻の昭恵氏らを招致すべきだ。」として締めくくった。

 読んで勉強になった。

 「財務省の佐川宣寿・前理財局長は国会で「(価格を)提示したこともないし、先方からいくらで買いたいと希望があったこともない」と述べたが、虚偽答弁だった可能性が出てきた」とのこと、

 「問題のやりとりは、学園の前理事長の籠池泰典容疑者が土地購入を申し入れ、代理人弁護士を通して近畿理財局などと去年3月に協議した際のものだ」とのこと、

 「約3か月後に売却された価格は1億3400万円。学園側の希望をかなえ、財務局の示した「下限」に近い額だった」とのこと、

 「この土地の更地の鑑定価格は9億5600万円。財務局はここから、ごみ撤去費として8億1900万円などを引いた」とのこと、

 「値引きの根拠になったとされる21枚の現場写真によると、「新たなごみ」の判別が困難なばかりか、国が国会で説明した「深さ3.8メートル」まで大量のごみが埋まっている状況は、とても確認できない。」とのこと、

 「価格の目安を先に決めたうえで、それに合わせるようにごみ撤去費を積算した疑いがぬぐえない」とのこと、等々を改めておさらいをすることができた。

 そして、「政府は一日も早く国会を開き、佐川氏や学園の小学校の名誉校長を務めた首相の妻のア昭恵氏らを招致すべきだ」との社説の主張に賛同する。 
 ここまで、事実関係が明らかになっても、しらを切りとおす内閣・政府関係者の精神構造をどうなっているんだろう?こんな集団に政権をゆだね続けて、日本は大丈夫なのだろうか?

 

 

 

 

 


by sasakitosio | 2017-08-25 06:45 | 朝日新聞を読んで | Trackback