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by sasakitosio

三つの言葉の真の意味< ポピュリズム=もっとも素直に翻訳すれば人民主義!コーポラティズム=本来の意味は協調主義!共産主義=共同生活の中で、人々は能力に応じて労働し、必要に応じて分配を受ける!!>

813日付東京新聞朝刊社説横に、「時代を読む」という欄がある。 筆者は、同志社大教授・浜矩子氏だ。

 今日はこの筆者に学ぶことにした。

 まず筆者は、「「三つの言葉の真の意味」このところ、気になっている言葉が三つある。

 ポピュリズム、コーポラティズム、コミュニズム。この三つである。

 この三つの言葉には、共通点が一つある。

 それは誤解されやすいということだ。

 そして、そこから派生するもう一つの特徴も、共有している。それは本来の意味から大きくかけ離れた嫌なイメージが、すっかり定着してしまっている点である。」と切り出した。

 続けて筆者は、「ポピュリズムは、このところのはやり言葉だ。メデイアにもよく登場するようになった。日本語では大衆迎合主義という訳語が良く使われる。

 だが、これは納得できない。

 いかにも大衆を愚弄した言い方だ。

 せめて大衆扇動主義と言ってほしい。

 要は世の中が喜びそうで盛り上がりそうなことを言って人々を鼓舞し、自分がゆきたい方向へに誘導する。そんな行動を取るやからをポピリストと呼ぶ。

 人気を得たい。すなわちポピュラーになりたい。だからポピュリスト。こんな感じだ。

 これはこれで良く分かる。

 いかにも正義の味方、庶民の救世主のような顔をして人気取りばかりする。そんな人間をポピュリストと呼んで、その真意を疑う。

 この感性は決して悪くない。そこには、知的に健全な懐疑心が働いている。それは大いに結構だ。

 だがポピュリズムという言葉の本来に意味は少し違う。

 ポピュリズムを最も素直に翻訳すれば人民主義だ。人民の思いに基盤を置く。人民の願いを代弁することが基本だ。

 「人民の人民による人民のための政府」。これを唱えた第16代アメリカ大統領、エイブラハム・リンカーンこそ最も純粋な意味でのポピュリストだったと言えそうである。

 コーポラティズムはどうか。その本来の意味は、協調主義。協同組合主義という訳し方もある。協調して協同する。対立と競争から、融和と共生へ。 グローバル時代の生き方にピッタリの方向感だ。

 だが、このコーポラティズムという言葉にも、ともすれば、ネガティブなイメージが付きまとう。談合と癒着。強き者同士、巨大なもの同士が結託し、物事を自分たちにとって都合のいい形で決着させてしまう。なれ合いがもたらす既得権益の保持・保存。コーポラティズムにはそのような構図の映像が重なる。

 強き者たちの癒着ほどおぞましいものはない。本来の意味での人民主義をもって、そのような化け物は退治することが必要だ。だが化け物退治の中で協調主義という概念そのものまでが破壊されてしまうのはまずいだろう。

 コミュニズムは共産主義だ。この言葉も、実に誤解されやすい。

 共産主義は一種の理想主義だ。

 共同生活の中で、人々は能力に応じて労働し、必要に応じて分配を受ける。

 弱肉強食の世界から、人類を脱却させようとする発想だ。

  だが現実には、共産主義を標榜する国々が、一様に専制的で全体主義的な国家体制を打ち立ててきた。だから、コミュニズムという言葉にも、ダークなレッテルが貼られてきた。」と教えてくれる。

最後に筆者は、「偽ポピュリズムと偽コーポラティズムと偽コミュニズム。

 われわれが今日まで目の当たりにしてきたのは、偽物ばかり。そういうことだと思う。

 今、もしわれわれが真のポピュリズムと真のコーポラティズムと真のコミュニズムを実現することができれば、21世紀は人類にとって打開の世紀となるかもしれない。ちょとした夏の世の夢。」として締めくくった。

 読んで大変勉強になった。

 「ポピュリズムを最も素直に翻訳すれば人民主義だ。人民の願いを代弁することが基本だ」だとのこと、

 「「人民の人民による人民のための政府」。これを唱えた第16代アメリカ大統領、エイブラハム・リンカーンこそ最も純粋な意味でのポピュリストだったといえそうである」との指摘、

 「コーポラティズムはどうか、その本来の意味は強調主義だ」とのこと、

 「共産主義は一種の理想主義だ。共同生活の中で、人々は能力に応じて労働し、必要に応じて分配を受ける。弱肉強食の世界から、人類を脱却させようとする発想だ」とのこと、等々を知ることができた。

筆者指摘のように、「ポピュリズムは大衆迎合主義」に、「コーポラティズムはなれ合いがもたらす既得権益の保持・温存」に、「現実には共産主義を標榜する国々が、一様に専制的で全体主義的な国家体制」を打ち立て、それぞれにダークなレッテルが貼られてきた。そして、自分的にも、ダークなイメージの方が定着しているのが情けない、と思った。

 そして、「筆者指摘の」真のポピュリズムと真のコーポラティズムと真のコミュニズムに「真の平和主義・非暴力社会」を加えて、その実現をめざすことで、いまの閉塞状態を打開することができるかもしれない、と思った。

 


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by sasakitosio | 2017-08-15 07:42 | 東京新聞を読んで | Trackback